風邪をひいているのに、パパの生徒が舞台に出るということで無理やり連れていかれたゾーリンゲンでのカーニバルコンサート。オーケストラをバックに子供たちが舞台に出て歌を歌ったり、ミュージカルをする。
そして突然、舞台に出てきたのはお姫様の格好をした「ミスゾーリンゲン」であろうとんでもない美女。私は鼻をたらしながら美女に見とれて「こんな美女だったら、人生何をするか?」をぼーっと考えていた。風邪をひいて集中力ゼロ。

その後、前々から行きたかったゾーリンゲンのお城を目指して歩き出した。パパも私が何も言っていないのに「あのお姫様はすごい美人だったよなぁ」とかぼやいている。そして林を突き抜けてなんとかお城の下までたどりついた。が見たらリフトに乗らないとどうやらお城には行けないらしい。お城は山の上なのだ。どうやってベビーカーでリフトに乗れるのか。あきらめて、城下町?を散歩することにした私達。
私にとっておもしろかったのはここの地域の家の壁と屋根。辞書で調べるとスレートとなっているが、どの家も濃い灰色の壁で統一されている。伝統的な壁と屋根をしている。私が「なんの素材でできているのか?」聞くとパパが先生らしく「ここの壁はスレートというんだよ」と格好よく答えてた。「おおっ、私の夫よ、すごい知識。」と思ったら、前に歩いていたお兄さんがちらりと私達を見て「よくよくみてごらん。同じようだけどスレート材とスレートもどきの屋根があるんだよ。このタイプはもどきですね。」と突然いいだした。どうみても私には違いがわからない。聞いたらお兄さんは屋根職人だったのだ。パパの知識も職人の前ではタジタジでした。
歩いているだけで色々な発見がある。しかし、いつになったら私はお城に到達できるのでしょうか?




かわいい子供たち。美女はみとれていて写真を忘れてしまった。残念。



これが目指すゾーリンゲンのちいさなお城。



林を歩く、歩く。



かわいい像を発見。背中のかごの中にブレッツェルというパンが入っている。昔にこの地域で実際に存在したパンを売る少年



よくよく黒い壁をみるとスレート材です。うろこみたいな壁。
屋根の上にはブレッツェルのパンが乗っている。



ふるーい教会を発見。

ドイツでこの時期の催しはなんていったて「カーニバル」だ。カーニバルとは、一言でいうと仮装行列みたいなもの。私達の地域ではみんなで単に各自が好き勝手なものにに変身して楽しくパーティーをしたり町をねり歩く。
今日、家具屋のイケアで昼ごはんを食べていたらパパがどうしても今回は「インド人」に変装しなくてはならないといいだした。なんせ今年、学校で古代文明を教えた彼は、37人の生徒とともにクラス全体でインド人になると決めたらしい。

「インド人ね・・・・。私、インド人のお店を何件かドルトムントの町で見たよ。じゃぁ、今から行こうか?」と私は答える。
私は方向音痴と有名だが、けっこうお店とか建物はしっかり見ているのでインド人のお店もばっちりチェックしていたのだ。

ということで車を飛ばしてインド人のお店をはしごする。インド人が何を着ているかは、さほど興味がなかったけど、サリーは美しい。私もサリーを見ていたら欲しくなってきた。でもシルクでできているのか思ったよりお値段が張る。・・・・あっさりとあきらめたのであった。パパも普通の男性服じゃおもしろくないので、サリーにしなよと言ったら承知したけど、こんな大男のサイズが見つからなかった。どうやら自分で作るしかなさそう。

とは言え、おでこに貼るインドのシールなんか見つけて喜ぶ私達であった。

その後、人ごみが嫌いなパパの提案。「いかにして人ごみに合わず、町の中心地を避けて散歩するか?」ということをした。わざと中心を避け、知りもしない路地とか家とかお店を見る。
ーーーーこれはおもしろい。新鮮な散歩のしかた。かなりウキウキと楽しめた。
古い墓地がでてきたり、寂しげな公園やあやしいお店たち。変な看板をみたり、意外なものに遭遇できた。

きれいな鐘の音が聞こえてきて後ろの路地をみたら教会が見えた。教会のドアの前には乞食がいた。
彼をパパと私で観察してみた。なぜなら、その乞食はけっこうきれいな格好をしているのに、老人の心を捉えるのが上手なのか、みんながみんなお金を渡している。「見てよ、見てよ。みんながお金をあげているけど、なんでだろう?なんの芸もしていないのに・・」二人で興味しんしんだった。

素敵なカフェも見つけた。古本屋とつながっているカフェで扉には「文学とカフェ」と書いてある。さっそくあまちゃんとパパと一緒に入ってみた。色々な本も置いていて好きに読める。パパはミントのお茶。私はココアを頼んだ。とってもおいしかったけど、ベービーカーから降りたあまちゃんは嬉しさのあまり、店内を動きまわって、私が後ろで見守っていたにもかかわらず隅にあったワインを瓶ごと割ってしまった。「うわぁ〜」と叫んだ私。安ワインだったからよかったけど、高くついたカフェとなってしまった。

最後にふたたび駐車していたのでインド人のお店の前に行くと、
その隣にもカフェがあることを発見した。扉が真っ黒で「カフェ カリスマ」と書いてある。中を見るとインド人しかいないようだ。「こういうカフェって気になるよね。カリスマって変な名前じゃない。次はここに来よう。」ということになった。

今日は散歩しすぎて風邪をひいてしまったよう。でも写真を少し撮ってきました。




インド人のマネキン



サリーが着てみたい。



古い墓地を発見。緑のこけに覆われて墓地全体が美しかった。



最初の一行目が「砂場」って意味。ドイツ語って単語一語が長すぎる。



口から水がでるのかなぁ?なんだかおかしい。



古いアパートはこんな感じが多い。素敵です。



乞食に遭遇した教会。鐘の音が良かった。



カフェでパパからスプーンでココアをもらう。立ち飲みはダメですよ。



ところで、おかあさん。沢山の食料品を送ってくれてありがとう。あまちゃんもかっぱえびせんをモグモグとすごいおいしそうに食べていました。

今、私が欲しいものは「中華せいろ」。これが欲しいために2週間前にベトナム人が経営するアジア食料品店に行ったら「在庫が切れているので来週の水曜以降に来て」と言われた。なので翌週の水曜日が過ぎてからの私は少しそわそわして「せいろを取りにいかなくては」と一日に何回かは思いだしてはいつ取りにいこうかと考えていた。
ということで、かなり遅れてしまった思いながら今日、またバスに乗ってそのアジア食品店に行って「せいろはまだありますか?」と聞いたら、お店の人がいうことに「えっ、まだないよ。来週の水曜以降にまた来て」だって。二週間前と言っていることがまったく同じなんですけど。しかしベトナム夫妻はニコニコしている。
こっちはバスまで乗っているので、ちょっとムッとして帰ろうとしたら「他には何か買わないのか?」とベトナムのおばちゃんが言い出した。「何かおすすめのものありますか?」と聞いたら薄皮の冷凍餃子を出してきた。どうやらその餃子は蒸さないと食べれないらしく、何ゆえにこの蒸し餃子を「せいろ」が買えなかった私に薦めるのかと思った。「せいろを買ったら、一緒に買うから。」とおばちゃんに言った。
しかし、その後おばちゃんと仲良く喋りだして思わず色々買ってしまった私なのであった。なんせ私は口がすべって「もう一つある中国人の経営するアジア食品店のほうが日本人に合う食品が多い」とか言ってしまったので何か買おうと思ったのであった。これからはこっちのお店にもたまに来ようと思った。
ところで本日はその後、そこで買った食材でにらとモヤシと豚肉の炒め物をみんなで食べた。パパははじめて「にら」を食べた。

次に向かったのは自然食品のお店。いずれせいろで作りたいアンコの饅頭を夢みて、せいろがないのに小豆を買った。そして、前々から飲んでみたいと思っていた「チョコ味のヨギ茶」をついに買ってみた。

買い物は好きだけど、どうやらショーウィンドーを見つめる私の顔はおもしろいらしい。あまちゃんとそっくりな帽子をかぶって
あまちゃんと真剣に窓越しからお店の中を見ていたら、お店の中の店員とお客さんから笑われた。手を振りかえしたけど。


久しぶりにピアノの先生のクラース教授が我が家に来た。同時に保険やさんも来たので、パパはあまちゃんをしっかり面倒ができなくて、私が弾いているあいだ「ママー、ママー」と叫んでいつものようにドアに頭をぶつけ私を呼んでいた。やりづらかった。けれどもクラース教授のところも小さい娘がいるらしく、けっこうそのへんの事は分かってもらえる。最後に「さようなら」と言ったら手をぎゅーっとされた。握手ではなくて私達は横向きだったので、手をつなぐみたいでどきっとした。(かなりのおじさんですけど)しかし、このクラース教授は授業の約束してもきたりこなかったりで困った先生ですけど、演奏がぴかいちで上手なので好きだ。彼のスケジュール帳を見たらびっしりと予定が埋められている。また先生が私との約束を忘れないように次の約束をしっかり書き込んでもらった。

保険やさんと私の年金ついてパパは話してくれたらしく、ありがたいけど、まだ30年も先だしドイツにはたしてずっといるのかなぁと心で思った。理恵子ちゃんが言ってたけどドイツ人のプロポーズの典型的なのは「僕の保険に入ってください」「僕があなたの保険をかけます」らしいけど本当なのかな?
今、真相をパパに聞いてみました。「ははは・・・ドイツ人はそういうところはあるけどジョークでしょ。」と流されました。



これがチョコ味のヨギ茶。ミルクと蜂蜜たっぷりで飲んだ。スパイス味でおいしい。ヨギ茶にはかなりはまりました。



猫のミカをみたらおかしかったので写真を撮ってみた。



カレンダーをめくるのが好きなあまちゃん。ぼろぼろになるので去年のカレンダーを見せている。


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