クリスマスイブの夕方はパパとあまちゃんと一緒に一番近くのカトリックのヨゼフ教会に。クリスマスイブのミサがあったのだ。4年ほどここに住んでいて初めてこの教会の中に入った。思ったより広く壁にはなかなか古いと思われるキリストの絵がずらりと掛かっていた。
教会は人でぎゅうぎゅうづめになっていた。私達は一番後ろにあまちゃんを抱え立ちっぱなしとなった。前をみるとキリストの生まれたうまやの模型みたいなものがあってヨゼフやマリアの等身大の姿も見える。

はっきり言って来る気はあんまりなかったんだけど、司祭が出てきて突然おもしろくなった。なんか喋りがこの司祭、うますぎる。「今日はめずらしく沢山の人ですね。教会っていうのは潜水艦みたいなもんですよ。普段は海をもぐっているのにクリスマスになるとパァッと出て来てクリスマスには大活躍!」なんてたとえもおもしろい。話だけでない「グロ〜リア〜・・・・・」なんていきなり一人で歌いだした。歌も上手。「はい、次は私のお気に入りの曲です」なんて、カラオケじゃないんだから。

ちなみにパパは歌が歌いたくて深夜のミサも参加。最後に司祭が言ったセリフはこうだったとの事。さんざん喋って歌った後、「僕はもうベットに行かなくてはならない!みなさんは外にグリューワインがあるのでどうぞ楽しんでください。」
みんなを置いてベットに行ってしまうのか?
教会ってもっと神聖なところだと思っていたんだけど。

家族3人で地味に家でクリスマスを過ごそうということになった。しかしすでに問題発生・・・。
ドイツでは24日のクリスマスイブの午後2時を超えるとデパート、スーパーなど全てのお店はぱったり閉まってしまう。
25日と26日も当然、祭日だから全てお店はクローズ。開いているのはガソリンスタンドのみ。
私達ちょっとあせった。冷蔵庫見たら中はあんまり入ってないし私達のプレゼントは一体どうなっているの?
「何がなんでも2時までに買い物に行くぞ〜!」ということでイブの日お昼ちょっと前に車で大きなドルトムントに向かった。

まずはスーパーで食料を買い込む。思いつくままカートに入れ込んだ。レジには長蛇の列ができている。急いでいる時にかぎっていつもこう。

その後、あまちゃんははっきりいっていつも同じセーターを着ているので「セーターをプレゼントしよう。」ということでH&Mに行く。
この店はヨーロッパ人なら誰でも知っている安くけっこうはやりの洋服が買えるところ。ベービーの服や妊婦の服が充実している。クリスマスでもあいかわらずチープな私達。
あまちゃんのセーターは1分で決まった。セール品があったのでもう一枚かった。長袖Tシャツは300円ほど。安い。

私もプレゼントに服でも買ってもらおうと女性もの売り場へ・・・レジの前のコートは信じられないくらい安い。1枚3000円ほどになっている。パパも「センセーショナルな価格だ。」なんていうからレジでコート買った時に「安い!もう一枚買うから待ってて。」とレジのオネーサンに言ったらものすごい笑われた。そして最後に「よいクリスマスを・・・・」と言われた。

その後、もうスピードで何個かプレゼントを買ったところで2時をまわってしまった。

ということで夜にプレゼントの時間をする事になった。こういうのは本気でしなくてはならないというのがパパの考え。全ては演出がものをいう。

今回のあまちゃんのプレゼントは前々から用意していた木馬。
パパは木馬に包装紙を巻きつけて他のプレゼントを回りに散らばせロウソクを灯しだした。そして電気を消す。
ベルを持って子供部屋でお昼ねしていたあまちゃんにベルをならし出した。私にクリスマスソングをピアノで弾いてという。その後、縦笛もで吹いてクリスマスムードを高める私達。

あまちゃん、登場!何事かって顔していたけど木馬に大喜びだった。あたりを見渡したらフリーマーケットのようだった。

猫にもプレゼントがあったのです。高級な餌を買ってみたけど、すました顔していた。

 

今日までスイスから幼なじみのRさんが我が家に泊まりに来ていた。
今回も何かあることに「家族っていいな。ケーキとか焼いちゃうママになりたい。私、結婚できるのかなぁ?」と言っていた。
と思いきや何をしているかというとお昼なのに久しぶりに見る日本のドラマにくぎづけ。というのもるいちゃんから日本の番組が入ったDVDをいっぱい譲り受けたのです。
「何かお笑いばっかりだね〜ドラマとか映画のほうがいい。」といいながらパジャマ姿であまちゃんのひよこ湯たんぽ抱えてゲラゲラ笑っている。何時間もですよ。しかも「ANEGO」という一昔前のドラマらしく、結婚したいキャリアウーマンの出てくるというストーリー。それにしてもRさんのひよこ抱えてゲラゲラ笑うその姿を見ていたらおかしくなってしまった。
かたや私はというと結婚する気がなかったのに小さな子供がいるママ。そんなRさんをちらりと見ながらも、子供をお風呂に入れて、ピザ生地を発酵させ、スーパーに買い物に行って昼食作り。

なんだ、この違いは。私はRさんになりたい。優雅にDVDでも見たいと思ったのであった。



その後、夜はアレキサンドラの家にお邪魔した。アレキサンドラも結婚したい30女である。というかトルコ人の彼氏と結婚間近か。トルコに引っ越すので今日は引越しパーティーだった。それではとアレキサンドラのためにティラミス作り。幸せになってよと「幸福の豚ぬいぐるみ」や願望の子作りに励むように彼のために下着までプレゼントした私達。このセンスのないプレゼントに喜んでくれたようだ。

30になると結婚している人やしてない人とさまざま。思いもさまざま。私は着実に身だけでなく心もママになってきた気がする。今日なんてイタリアごはん作りすぎて「イタリアンママ!」なんて言われてしまったもんね。

という私は実は疲れてヘロヘロなのです。夜も子供のせいでゆっくり寝れないし。シングルの人見るとうらやましくなってしまう日々。



おしゃれなRさんは顔をプログに載せられるのが嫌なのでこんな写真ですがフェルトでできたかわいい帽子をかぶっていた。コートも素敵で自称「パリジェンヌ」とのこと。パジャマを脱ぐとおしゃれさんです。ドアにいるのは明日、この家から引っ越すアレキサンドラ。



もうテーブルとかも引越しのためなくて一品持ち寄りで小さなパーティをした。アレキサンドラが引っ越すなんて寂しいかぎりです。


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