私の義母であるヨハナおばあちゃんが、天国に旅立ちました。

前回、ブログを書いたのが夫と子ども達が、フランスのキャンプ場から帰ってくる時だったのですが、その帰宅中だった深夜に、ヨハナおばあちゃんは、そっと静かに息を引き取りました。命がどんどん弱まっていくのはわかっていたけれども、思っていたより突然だったのです。

その時にヨハナおばあちゃんをその瞬間、見守っていたのは、夫のお姉さんでした。少しだけ息が荒くなったあと、お布団を持ち上げた瞬間に、呼吸が止まったそうです。でも、苦しんだり、痛いということはなかったそうです。

我が家の子供たちにとっては、いつも優しいニコニコしていたおばあちゃん。
報告を受けた時は、車の中だったので、みんなでガソリンスタンドで車を止めて子供達も大号泣。夫のお友だちも乗っていたので、代わりに運転をしてくれたそうです。
今はおばあちゃんの死を受け止めて落ち着きました。

ヨハナおばあちゃん、どんな人からも愛される、可愛くて優しい方でした。10人兄妹の末っ子、しかも双子で生まれ、小さな頃に戦争も体験しました。自分の入ろうとした防空壕が人がいっぱいで、別の防空壕に入って命拾いをしたエピソードもあります。戦後も大変な時代だったと思います。それでも家族やお友だちに愛されて素晴らしい人生を生きたと思います。享年90才。



ヨハナおばあちゃんは、とにかくはじめて会った時から、すごく心があたたかくてオープンな方でした。

息子が連れて来た、ドイツ語が下手な日本人の私。インターナショナルな家庭も沢山あるけれども、夫の家族はドイツ人以外は家系にいないような典型的な田舎のドイツの家族です。どんな風に私を受け入れてくれるのか心配でした。

でも、心配はいらなかったのでした。はじめて会った時から、昔からの知り合いのようにあたたかく迎えてくれました。私は安心して、つたなくても色んなお話しをしました。すぐにヨハナおばあちゃんの手を取り合って、大好きになりました。

私の日本に住む家族のことも沢山、聞いてくれていつも気にかけてくれたり、写真を見てくれたり、日本から持って来たこけし人形や小さな掛け軸を喜んで飾ってくれました。私の日本の母が訪ねた時もすごく喜んでくれました。

そして私と違って、どんな時も、身なりや家の中もきちんとしていました。何十年の前の物を大事にする人でした。そして、コーヒーカップが空になったら、直ぐに注いでくれるような気を使うおばあちゃんでした。

その優しい気遣いや、「子ども達に迷惑をかけたくない。それが私の夢なの」と教えてくれたことを今、思い出します。

亡くなった後も、ヨハナおばあちゃんの話しを聞いていたり、部屋にいるだけで気づかいが見えて泣いてしまいました。

優しいヨハナおばあちゃん、今までもこれからも大好きです。どうもありがとう……。

お葬式は来週の金曜日です。

ヨハナおばあちゃんを見守ってくれて、どうもありがとうございました。

今朝、私も家族がキャンプしている(コーラスのワークショップ)北フランスの海辺を訪ねに行こうと、交通手段を調べていたりしていたら、キャンプ中の夫から、電話がかかってきました。

「実はさっき、兄から連絡があって、今、お母さんの具合いがとても悪いみたいなんだ。先週、暑すぎた事もあって、すごく弱ってしまって、もう長くないかもしれないとのこと……」
泣きながら教えてくれました。

そして、海辺で練習したコーラスのコンサートは、木曜日なので、もう少し残って、コンサートに参加するかどうかを悩んでいました。

「いつでも歌は歌えるし、キャンプだっていつでも行けるのだから、もう命が長くないというのなら少しでもお母さんの横にいた方がいいと思う。私だったらそうするけれど、最終的には自分で考えて決めて……」

私もお義母さん(ヨハナおばあちゃん)がそんなに弱っていると聞いて、涙が止まらない。。。。

また、夫から電話がかかって来ました。やっぱりワークショップを中断して、直ぐにドイツに戻って来るそうです。




すべてが善き道に行くように、見守っていてください。

学校がお休みで、子ども達もキャンプに行っているので、家で好きなことが出来る余裕ができました。

私は生まれて、一度も「ひとり暮らし」というものをした事がなくて、ひとり暮らしというものに憧れていたので、少しそんな体験ができて新鮮です。

すごく家事が楽だし、楽器の練習や本も読めるし、友達とダラダラと話したり、見たかった動画を見たり、お風呂もずっと入っていても大丈夫……。

さっきまで、去年の秋からはじめたハープを練習していました。


気がついたら、まだ習って1年も経っていないのに楽譜もこんなにいっぱいになってしまいました(あっ、1冊ピアノ曲が紛れていますが……)

ハープの楽譜は、楽器店でもほとんど扱っていないので、わざわざイギリスから2、3週間かけて取り寄せた物もあります。

どんな習い事も、やればやるほど面白いので、自分に興味あるものに気づいて、どんどん、突き進んだ方が絶対にいいです。そうすれば教える側も真剣になってくれます。他の生徒さんより、練習時間は少ないけれど、優等生でいようと真面目に取り組んでいます。

ハープの習いはじめは、軽く、アイリッシュハープだから、アイルランドの音楽でも……と思っていたのですが、最近の私に与えられた課題は「クラシックのバロック音楽」を弾くことなんです。さっきもヘンデルの曲を弾いていました。心に沁みるメロディー、なぜか何百年か前のヨーロッパにいるような気分になりました。



ここは通っている音楽学校。アイリッシュハープとペダルの付いた大きなハープがあって、自分で選べます。私はせっかくなので大きいハープを選んでいます。天使の羽みたい……。音色も天国で流れていそうな綺麗な音がでます。
そして、先生とハープを2台使って、カノンをすることも、すごく楽しいです。
そして、ドイツは学校が休暇になると、楽器の先生もお休みなんです。だから今は夏休みです。ちなみに、それでも、みんな、月謝は払っています。。。そのあたりは、ゆるいドイツです。


ハープの音色って、とにかく心が癒やされるのです。
実際にホスピスでも、ハープは治療音楽としてよく使われています。そんなハープ演奏を教えている素敵な先生方にも出会えたので、私もクラシックやアイリッシュ音楽だけでなく、治療としてのハープ音楽ももう少し上手になったら、習ってみたいと思っています。



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