パパは甘いものに目がない。チョコレートやクッキーを買ってきただけぺろりと食べてしまうのだ。しかもそのせいで、夜はよく腹痛を起こす。そして「なんで甘いものを買うんだよ〜。」と私に文句をいう。
というわけで昨日は甘いものは一切、家に置かなかった。
そしたら、パパが聞いてきた。「甘いものはどこにあるの?」
私はパパのために甘いものは買ってないと答えたら、寂しそうな顔をした。
「でも台所に干しアンズがあるのでそれを食べたら?」と私は答えた。
パパは当然のごとく干しアンズに夢中となり気付いたらかなりの量のアンズをたいらげていた。

それがパパの不幸のはじまりだった。

それから何時間後、寝ようかと思ったら、パパがげっぷをしているのではないの。それだけっだたらいいがおならまでしている。
そのときの私は昨日書いたフランスの恋愛小説を読んでいたので小説とあまりに違う現実の夫の姿を見て失望しかけていた。ヨーロッパ人はおならなんてしないなんて前は妄想していたのだ。

そんなこんなを思っている間にパパの様子が変だ。体から放出されるガスの出具合が普通でないのだ。私も失望から心配へと心が変化してきた。

そんな時は外で散歩するのが一番といってパパは寒い外に飛び出して行った。12時過ぎの夜中に。
通行人もびっくりしただろう。ガスの止まらない人が夜中に歩いていたら・・・

パパいわくその後、これまでにないほどお腹がくだったらしい。

干しアンズには注意しよう。ごはん食べる前の人すみません。こんな話をしてしまって。パパごめんなさい。パパが日本語わからないから内緒でこの事書いています。

お腹にいいおやつを知ってたら誰か教えてください。

さっきスーパーに行ったら不思議なことが起こった。
何が起こったかってまずは2日ほど前の事を話さなくてはならない。その日、リンクして知りも知らない人のサイトを見ていたらある作家の名前がでていた。アニー・エルノーという名前。「この名前知っている。誰だっけっ・・・?」と考えても思い浮かばないので気になってネットで調べてみたら、10年ほど前に読んだことがあったフランスの女性作家であった。当時の私はフランスの憧れもありフランスの小説を片っ端から読んでいた。
はっきり言ってその作家のことを思い出したのは10年ぶりぐらいのことである。だから懐かしいなぁ、また読んでみたい。と思った。

そして今日の夜、パパと電球を買いにスーパーに行って、電球を見るのがつまらないから本の安売りのコーナーをちらりと覗いていたら「Annie Ernaux」という名前が飛び込んできた。これってアニー・エルノーでしょ。、探してもないのに・・・・って感じ。しかも本屋ではなくてスーパーの安売りコーナー。表紙にエロチック小説と書いてあったので少しばつが悪かったけど、当然、パパの選んだ電球の下に隠しながら素早く買った。ちなみに「シンプルな情熱」という題の本である。

それにしても不思議なのである。いつもこうだからである。なんとなく欲しいなと思うと思いがけなく入ってくるのだ。

作家も題名も忘れたけど読んで見たいって思っていた本が古本屋で偶然、見つかったこともある。本だけでない。懐かしい友達を思い出していたら急に電話がかかってきたり、道端でばったりということもある。

これは普通なのか、みんなもそうなのだろうか?

それにしても、お金だけは欲しいと思っても全然入ってこない。
これも偶然という運命か。

この時期のドイツはうつうつとしている。空を見ると重くて灰色だしなんといっても突然寒くなるのだ。みんな、厚手のコートを着始める。去年の今ごろの私はまんまと日本に逃げた。そして心地よい日々を送った。そしてドイツにかえったらブーブー言われた。みんなの言い分はこうである。ドイツの秋を堪能し,寒くなった頃に日本行きの飛行機に乗り込んで、もっとも素敵な時期、クリスマスの頃に再び戻ってくるなんて・・・・そして最後には調子のいい奴までいわれた。

でも今年は私はここにいる。今年は日本に逃げられないのだ。
では、こんなうつうつとした11月の日々に何ができるのか?
何もないが、この時期になると学校などであちらこちらでバーザーが始まる。やる事といったらこのぐらい。
みんな大イベントのクリスマスのプレゼント探しや飾りつけを今ぐらいからはじめるのだ。

パパの働いているシュタイナー学校も今日バザーだった。もちろん私もあまちゃんも同行。

学校のバザーだからといってバカにできない。私は思った。クオリティーが高い。

ちらりちらりと写真を撮ってみた。


かわいいフェルトの小物たち。





私が持っているのはイチジクにホワイトチョコレートがかかっているもの。あまちゃんに食べられてしまった。




クリスマス用のろうそく。




クリスマス用のリース





どこかのママのお手製の洋服たち。かわいいぞ!




これまたクリスマス用。フェルト製。





もみの木のリースはその場で作れる。





お手製ジャムもおいしそう。イチゴジャム買いました。





パパのクラスの5年生のテーマは「オリエンタルカフェ」。学校の授業で古代文明を習っているから。もちろんパパが教えている。今日は生徒のお母さん方が各自オリエンタルな料理を作って来てくれてそれを売った。色々なものを食べてみたが全部おいしかった。









突然オリエンタルカフェで太鼓の上手なお母さんが子供達と太鼓を叩き出した。そのお母さんは太鼓の先生だという。拍手喝さいでした。




これが担任のパパ。ごくろうさまでした。カフェで働く姿も良かったですよ。


ちなみに私もフェルトのアクセサリーやおいしそうなパンや自然の化粧品など色々買ってみた。

それにしても、おかあさん達は器用ですね。見習いたい。創作意力が沸いた。はじめに羊のフェルトを買ってみたけど、いつ作ることやら。

生徒がずっと何時間もあまちゃんの世話をしてくれた。ありがたい。ゆっくりごはん食べれました。


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