クラス旅行から帰って来たアマデウスのスーツケースを開けたら、担任の先生から頂いたお誕生日カードが出てきました。

カードには、青いカードに帆船の絵が貼られていて、中には小さな詩が書かれていました。

「新しい地平線」

海辺に立つと
遠く、遠く、海の向こうに
地平線がみえる

船に乗って、帆を揚げて
はるか遠くへ、旅立とう

海を超え、国を超え、溝を超え
すべての行路を超えて



私なりにその詩を訳してみました(詩を訳するのって難しいですね‥‥)。

ああ〜、本当に気がついたら自分の息子がなんと13才。ティーンエイジャーと呼ばれる年頃になってしまいました。

これから子どもたちが、どんどんと自分達の新しい世界に向かって行くんでしょうね。アマデウスには、どんな世界が待っているのでしょうか。
親ができることは、海の上の見えない風となって、その帆船をスムーズに動かしてあげれることくらいかな。そして、いつかは笑顔で船を見送りたい、そんなことをぼんやりと思いました。

そして、親である自分も好きなことや興味があることを、小さなことからでも、やっていきたいと思いました。
お互いに、新しい地平線に向かって‥‥‥。

追記)訳を少し訂正しました

アマデウスは、先週、誕生日だったのだけれども、当の本人はクラス旅行でその日、家にはいませんでした。私達、家族が旅行先のユースホステルに駆けつけてクラスのみんなと歌を歌ってケーキを食べて一緒にお祝いした事はブログに書きました。

実は、アマデウスの本当の希望は、お誕生日に「遊園地」に行きたかったそうなのです。ジェットコースターとか全然、怖くないし、クルクル回るアトラクションも
大好きなそうです。

それを聞いて、リベンジということで夫が子どもたちを連れて土曜日に遊園地に連れて行ってくれました。

私も行こうとしたのだけれど、愛犬クッキーが入場できないことを知って(1日、10ユーロのドックホテルは近くにあるらしいです)
お留守番することにしました。


ここがその遊園地です。オランダの国境の近くの「Wunderland Kalkar ワンダーランド・カルカー」です。
夫が写真をリアルタイムで送ってくれました。
遊園地にはゆるキャラも?ドイツのふなっしー?洋梨っぽい。



メリーゴーランドでこんなに嬉しそうな13歳、はじめて見ました。


反対にニコは口を噛みしめています。馬から落ちそうだったのでしょうか。


遊園地は川沿いにあります。観覧車の中から撮ってますね〜。


日本にもよくある少しさびれたただの遊園地なのかなと思ってたんですが、実は驚きの遊園地でした。


この山の絵が描かれた建造物。なんと、かつて高速増殖炉の冷却塔として建てられたものなんだそうです。
この遊園地自体がが元は原子力発電所として作られた所だったのです。

高速増殖炉って言えば、日本では「もんじゅ」ってことですよね。

このカルカーの高速増殖炉は、1985年に試運転し、もんじゅと同時期に運転する予定だったそうなのですが、翌年にチェルノブイリ事故があって、その後、反対運動が大きくなり一度も発電されないまま1991年に閉鎖が決定されたそうです。

今では、娯楽施設となり、外壁ではクライミングもできます。

本当に人が登っている。。。

冷却塔の中にもアトラクションがあります。


なんと巨大なブランコでした。思ったより高いです。


景色が見れるくらいまで上がるようです。
冷却塔部分をアトラクションにするなんて、すごいアイデアです。
これだけはなくて、中央制御室はレストランに、原子炉建屋はホテルになっているそうです。


子ども向けの説明がある原子力発電ついての博物館、「原子炉探検ツアー」もあるみたいです。


20年も前に、高速増殖炉を閉鎖しワンダーランドに作り変える選択をしたドイツって、賢明だなって思いました。

あと、子どもたちにとってワンダーなこと。ここでは入場チケットを買うと園内で、飲み物とアイスとフライドポテトがいつでも食べ放題、飲み放題だそうです。子ども達はそれが嬉しかったそうです。

(追記)あのキャラクターはケルニーと呼ばれていて、ドイツ語でKern「核 」という意味です。ケルニーはつまり、原子力ちゃんでした。洋梨キャラじゃなかったよ。


昨日、ニコは幼稚園のみんなでマリエン農場まで行って来たそうです。残念ながら、お天気はイマイチでしたが、帰って来てから、直ぐに「牛の舌が長くってね、べローンってなめられたよ」って嬉しそうにお話してくれました。


ここがマリエン農場。
マリエン農場では障がいを持った方達が働いていて、バイオダイナミック農法で野菜を育てています。
幼稚園では年に何回かバスに乗って、マリエン農場まで遊びに行きます。




私は東京で育って、小さい頃に農場に行った事もなかったけれど、ドイツは農場がいっぱいあって、鶏や牛もヤギも羊も沢山います。農場にいる動物達や畑を見ると何だか心がほっとします。
忘れていた何か生活のルーツみたいなものをそこで思い出すからかな。動物達が可愛いからかもしれない。
ああ、山羊の体の真ん中から真っ二つに白と黒に分かれている。おもしろいな。

写真は幼稚園の先生が送ってくれました。


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