個性的な雑貨やブテック、映画館が並び、観光客も多かったハッケシェホーフの周りをぐるりと歩いてみたら、ちょうど裏側辺りにオアシスのような緑があふれる場所を発見しました。

「ここはなんだろう?公園かな?」と思ったら
ユダヤ人の旧墓地だったのです。墓地なのに
お墓が殆ど無くてて、ひっそりとしていました。暑くなって来たので上着を脱ぐためにベンチに座ったら、目の前に1つだけ墓石が立っていて、よく見たら、あの作曲家のメンデルスゾーンのおじいさんのお墓でした。メンデルスゾーンの一家はドイツ人ではなくてユダヤ人の家系なんです。
まさか、ここでメンデルスゾーンの家族のお墓に遭遇するとは驚きです。

そして、そこに墓石がそれ以上、無かったのはナチス時代にゲシュタポにこの墓地も完全に破壊されたからそうです。

ここの地区は昔、ショイネン地区と言われ家も持てない貧しいユダヤ人達の地区だったそうです。さっきまで繁華街だったのに、一気に悲しい歴史が感じられる場所に来てしまいました。時代に翻弄され、破壊されたベルリンのユダヤ人の古い墓地でひとり、お祈りをしました。


壁にヘブライ語の石板が貼られていました。
残った墓石の一部なのかな……


ふと、ユダヤ人墓地から空を見上げたら、私には、ドラゴンが上に向かって火を吹いているように見えました。

次回の旅は、このベルリンのユダヤ人達?の足跡も辿ってみたいなと思いました。


昨日、私たちの住んでいる町は今年で1番の暑さだったのですが、午後から天候が突然、急変しました。

最初は青空が広がる晴天だったのに、ポンポンと氷の粒が音を立てて落ちて来ました。音は氷が屋根やら植物を入れたポットに当たった音でした。びっくりして、ベランダに出て空を見たら、次は今まで見た事もないバケツをひっくり返したような雨が降って来ました。

そんな天気の時に普通の人は家で待機するのですが、私にはちょうどその時、ニコと小児科に行かなくていけない時間だったのです。

歩いて行けそうにもなかったので夫に頼んで
車を出してもらいました。夫は私に「どうしても行かなくてはならないの?クレイジーだろう?」と言っていました。それは本当に確かでした。

突然の豪雨なんてきっと病院に着く頃は直ぐに止むだろうなんて思ってしまったのです。

車で出発してから、この豪雨の凄さに気が付きました。目の前のマンホールが溢れて噴水のようになっていました。もはや道路を車が走っているのではなくて、水の上を泳いでいるのかと思う光景でした。
消防車がサイレンを立てて何台も水しぶきを立てて、通り過ぎます。そして、雨がひどくて車でも前にも後ろにも進めない状態になってしまいました。
でも、気がついたら小児科医の所まで車で1分、歩いて3分の所でした。
「ありがとう!ここからはすぐだから車から降りてニコと歩いて行くね」と言って2人でレインコートとポンチョを着て、外に飛び出しました。

少しだけ歩いたら、この光景です。

どう考えてもこれでは、道路を渡れません。
車が水に浸かってしまって動くことも出来ず緊急事態です。

目の前をずぶ濡れになってしまった大泣きしたお母さんと小さな赤ちゃんが保護されて警察と一緒に歩いて来ました。
「どれだけ怖い思いをしたのだろう」今まで見たことの無い光景に、鳥肌が立ちました。

もう小児科は諦めました。少し見渡してみたら町のメインストリートは浸水と停電で大変な事になってしまいました。お店はほとんど閉められてしまっていました。



私達もずぶ濡れになってしまって、道も閉鎖されたので、カフェで毛布を借りて、温かいミルクやココアを飲みました。




クラスメートのお母さん達が沢山、写真を送ってくれました。どこもかしこもすごい状態ですね。。。

辿りついた所で小児科も浸水したし、アマデウスの通っている学校も被害がひどくて今日は学校が閉鎖されています。

豪雨の凄さを身を持って体験しました。何だかあれからぐったりしています。

とうとう、さっちゃんのおすすめスポットの1つのハッケシェホーフ(Hackesche Höfe)に着きました。最寄り駅はハッケシャーマルクト(Hackescher Markt)で、駅自体もまた素敵な古いレンガの建物で駅前では、青空マーケットも開かれていました。


あっ、信号が旧東ドイツのアンペルマンです。そしてドイツなのにユニクロのお店がありました。


ユニクロの前にハッケシェホーフが見えました。一見、デパートなのかな?と思ったら違いました。


アパートの密集地でした。古い歴史のありそうなアパートです。観光客も多かったです。古いタイルの建物もあって特別な雰囲気でした。


アパートの一階部分がオシャレな雑貨屋さんや洋服、靴屋、アンペルマンのお店、カフェなどになっています。
アパートはホーフと呼ばれる中庭で繋がれて秘密のスポットという雰囲気です。古いアパートがベルリンのこんな風に新しい場になっているのが面白いなって思いました。
タイル張りのこのアパートには、本当にカラフルなタイル屋さんもあって、そこを歩くと少しだけモロッコのような雰囲気です。そして、タイル屋さんの前にシンプルで素敵なカフェがあったので入ってみました。


コーヒーも、チョコバナナケーキも美味しかったです。

この辺りに住んでいる人や働く人がよく来るカフェだったようです。コーヒー豆も色んな物が揃えてあるようです。「エクアドル産のコーヒーでお願いね」とかコーヒーの淹れ方にもこだわりがあるお客さんが多くて、興味津々で見てしまいました。


こだわりのお客を相手にバリスタのお兄さんがいろんな淹れ方でコーヒーを作ってくれます。丁寧にコーヒーって作るもんなんだな……。

このコーヒーにさえも、こだわるベルリンの人達が、ベルリンおしゃれスポットを作っているんだぁって感心しました。

何かを作って行く人、芸術に関わる人は、やっぱりこだわるって事も大事だなって思いました。昨日、ピアノのレッスンを受けに友達の音楽家N子さんに会ったけれど、彼女の美しい音への追求とこだわりに驚きました。もう、正直言って私には意味不明の世界でした。。。





子どもたちや夫にも、このハッケシャホーフに連れて行きたくなって、後からもう一度、来ました。子供たちはアンペルマンのお店が気に入ったみたいでした。


Search

Profile

Archive

Link

Other

PR