旅行からの帰り道、ハン・ミュンデンという木組みの美しい町に寄りました。

この町には300年に渡って、町のシンボルになってしまった一人の有名人がいます。


その名は「鉄ひげ博士(Dr.Eisenbarth )」
と言います。

〜Wikipediaより〜

ヨハン・アンドレアス・アイゼンバルト(Johann Andreas Eisenbarth、1663年3月27日???1727年11月11日)は17世紀のドイツの医者である。ドイツの各地をサーカス巡業のような方法で治療旅行し、自家製の薬を売り歩いた。

バイエルン州のオーベルフィーヒタッハ(現シュヴァンドルフ郡)の出身である。祖父も父親も床屋医師で、アイゼンバルトは目の手術や骨折の治療を得意とした。義理の兄弟からも医学の知識を得た。アイゼンバルト博士と呼ばれたが、もちろん博士号を得てはいなかった。アイゼンバルトは、通常120人にも及ぶ芸人や道化師、楽隊とともにドイツの各地を旅した。多くの見物客を集め、楽隊が音楽を奏で、コーラスがアイゼンバルトを称える歌を歌う中で治療を行った。自家製の薬を製造し、大規模に販売した。

1800年頃、"Ich bin der Doktor Eisenbarth" という歌がドイツで流行した。

ーーーーーー

読んだからには、ぶっ飛んだ鉄ひげ博士です。医療行為とエンターテインメントがなぜか一緒になっていて、博士号もないのに自ら、人々にドクターと呼ばせる鉄ひげ博士。とても目立ちがりやだったのでしょうか。

市庁舎の裏に町の案内所があったので、行って見どころを聞いたら「あっ、あと15分で3時になって、市庁舎の時計が鳴りますよ」と
言われました。


ここが市庁舎です。上に時計があるのが見えますか?

3時になったと同時に、時計のあたりで1回、「カラーーン」と鐘の音がして、それからしばらく何も鳴らないのでがっかりしました。これだけなのかなぁと思っていたら、


突然、時計の下の窓が、カラカラと自動で開いて、
鉄ひげ博士のテーマ曲と一緒に、鉄ひげ博士が出てきました。テーマ曲、ドイツではとても有名なようです。思わず歌ってしまうような単純なメロディーです。


鉄ひげ博士って、歯の治療もしていたのかな。なんだか痛々しいです。

面白い鉄ひげ博士のカラクリ時計が見れて嬉しかったです。







町は木組みの家ばかりで素晴らしいです。驚くほど、木組みが斜めになっている家があって、家のドアも斜めになっている家がありました。
ちょうど、その家のおばあさんが窓から顔を出していたので、「ドアまでも斜めになっちゃておもしろいですね」と言ったら、ウンウンと優しく頷いてくれました。

古い町を囲むように川が流れていました。橋もいい雰囲気です。とても素敵な町でした。


ドイツでは、とうとう夏休みが終わって新学期になりました。

夫はシュタイナー学校で8年間の担任を無事に終えて、8年ぶりに1年生の担任になりました。ここから、出会った子どもたちを8年間、受け持つことになります。

その1年生の入学式を見に、私もシュタイナー学校へ行って来ました。

あいにくの雨模様。でも入学式は、学校のホールで行われました。

35人の1年生が、お世話役の9年生からひとりひとりヒマワリの花をもらって、バラのアーチをくぐり抜けます。

バラのアーチを抜けたら、もう本当に新1年生です。ニコニコ笑っている子、泣いてしまっている子、ランドセルが重くて9年生に持ってもらっている子、みんなそれぞれです。
お母さんもお父さんもおばあちゃんも来ていて、みんなを見守っています。

その様子は、もう見ているだけで、心が揺さぶられてこっちも泣きそうになってしまいます。

バラのアーチをみんながくぐり抜けた後で、先生が最初にする事は、先生が自分で選んだ童話を一話、みんなの前で語ることです。夫は「三枚の鳥の羽」というグリム童話を選びました。

童話が終わったら、子どもたちみんなで、新しいクラスに行きます。

入学した日なのに、少しだけ授業もあります。
最初のシュタイナー学校の授業は、まっすぐな直線と曲線です。
筆記用具は、まだ一切ないけれど、手を上から下に動かして、直線と曲線を指で宙で描いてみます。「なんでこんな授業をするの?」と聞くと、だって世界ってまっすぐの線と曲がった線で、作られているんだよと言われました。

お母さん達はその間にケーキやコーヒー、お茶を飲んで子どもたちを待っています。

その後、各家庭で用意されたシュールテューテと呼ばれる、三角の円錐形の入れ物に入ったプレゼントを子どもたちはもらって、入学式は終わりました。

写真を撮ってなくて、説明がわかりづらいかもしれないのですが、こんな入学式でした。

新しいクラスの準備のため、1年生のクラスを入学式の前に訪れた時の写真です。
まだ、ガランとしていますが、1年生はピンクの部屋です。壁もカーテンもピンク色です。シュタイナー学校は、1年生のクラスはまだ守られたような優しいピンク色です。


びっくりするのは、教室に机がありません。
木のベンチとクッションを組み合わせて、授業します。組み合わせは、自由自在にできます。クッションには正座ではなく、またがって座るそうです。
きっちり座るより、子どもたちがリラックスして自由な姿勢でいることが子供の発達に大事なようです。

シュタイナー学校のことを最近、よく聞かれるので、今日は学校の様子を少し書いてみました。

ハルツ地方で、有名な城下町のヴェルニゲローデ(Wernigerode)という町に行って来ました。

ヴェルニゲローデ、何だか難しい名前の町ですが、行って見たらグリム童話の本の挿絵に出てくるような中世の木組みの家が沢山並んでいてタイムスリップしたかのようです。

そしてこの町は、4月30日の夜には、「ヴァルプルギスの夜」と呼ばれる魔女のお祭りがあって、それがとても有名だそうです。気がついたのは、その日は我が家の長男アマデウスの誕生日なんです。しかも、夜に生まれたアマデウス……。これは、いつか絶対に、ヴァルプルギスの夜のお祭りに魔女に変装して、アマデウスと訪れてみたいです。


町をフラフラとお散歩……。ヴェルニゲローデで1番、小さな家を発見しました。

ここには、誰が住んでいるのでしょう?


屋根裏をよ〜く見てみると……。
こんな住人が見えました。


面白い姿の彫刻を発見。。。


「私、雨が降ったら、ここに入ることにした!」と娘ちゃん。


市庁舎が、とってもかわいい。
遠足なのか子どもたちが、階段に座ってゴロゴロしていました。


マルクトの真ん中には、金色の噴水がありました。


お姉ちゃんに、噴水の水をかけまくるニコ。


マルクトから、こんな観光客用の小さな機関車(電気で動いている)が走っています。
これに乗れば、一気にヴェルニゲローデ城まで、連れて行ってくれます。



ここも何だか童話に出てくるようなお城でした。


お城の入り口です。ここから、チケットを買えば、中も見学できます。


中庭です。お城の中は、撮影禁止でした。だから、写真がありません。犬は抱っこすれば、一緒に入っていいと言われました。犬を入れるバックを持って来れば良かったなぁ。


お城から、下を見たら、町全体を見渡せました。オレンジ色の屋根が並んでいました。

ここは、町全体がおとぎの国みたいです。。

あと、ここで有名なもの。電気じゃない本物の機関車にも、乗れます!1時間半、ここから乗るとブロッケン山の上まで行けます。


Search

Profile

Archive

Link

Other

PR