この間の木曜日のこと。
午前中、お友達のところに行って何人かの子供たちと楽しく遊んだあまちゃん。お昼になって帰ろうとしたら案の定、寝てはなかったけどウトウトとしていた。そこでベビーカーにあまちゃんを入れて重いお腹がパンパンになりながらも押しながら家路へ。

ところが突然、半分ぐらい歩いたところでご機嫌だったあまちゃんが「うえ〜ん」と泣き叫けびだした。これは様子がおかしいと思って、ベビーカーを止めて急いで見たらなんとベビーカーの脇に付いているベビーカー折りたたむ時に折れる金属とプラスチックの関節部分のところにあまちゃんの親指が思い切り挟まっていた。本当にありえない話!気づかなかったけど何年かベビーカーを使っていたらボロになって、ベビーカーの押し具合によってそこに何ミリかの隙間が開くようになったらしい。
ものすごく痛そうで大泣きしている息子。助けなくては思うのに親指がそのわずかな隙間にがっしり挟まってしまってひっぱっても全然抜けない。しかもベビーカーの関節の方も何をしてもビクともしない。だからと言って無理に指を引っ張ったり、ベビーカーをいじるのも危険。こっちも泣きたいほど焦った。

ちょうど工場の前で起こったことだったからか、向こうから一人、工具箱をもった見知らぬおじさんが見えた。大声で「助けてくださいー」と叫んだら、こっちに来てくれた。

「息子の指がベビーカーに挟まって抜けないのです。」と言ったらペンチやらなにやら工具を指と金具の隙間に入れて指を取ろうと必死になってくれた。「こりゃ、ひどい!これで駄目だったら消防車を呼ばなくては・・・」泣きつづけるあまちゃん、横でパニック状態の私。

しかし、幸運にもおじさんの工具のおかげで指がなんとか取れた。「こんなベビーカーは捨てなさい。しかし、早くとにかく病院に・・・。多分、指が折れていると思う」という彼。確かにあまちゃんの指を見たら紫色になってぺちゃんこになって反り返っていた。

あまちゃんの指が折れた・・・・と思いながらお腹が重いのも忘れ走りながら小児科に飛び込んだ。(ラッキーなことに走って1分のところに病院があった)扉が開いていたにもかかわらずパニックっていたのでベルを何度も押したり冷静さを失っていた。

「緊急なんです。息子の指が挟まってしまって、骨が折れてしまっているかも」と言ったら、混んでいたにもかかわらず先生がすぐに診てくれた。

とても痛そうにみえたが、ほんとうに良かったことに骨は折れていなかった。ただ皮がむけて紫色に炎症するとのことで手は包帯でグルグル巻きにされたけど。

それにしても、安全でなくてはいけないベビーカーがこんなことになるなんて頭にくる。
もとはすごい値段が張るドイツでは有名なメーカー品で、私達はそれを「ポルシェ君」と呼んでいたのに・・・。それからトラウマでそのベビーカーは使えなくなってしまった。
次の子は新しいベビーカーを買うことを決意。安全面重視。

車が壊れ、ベビーカーも壊れていて、へこむ。
あまちゃんは何があったのかすっかり忘れいるらしく元気。しかし、まだ親指が痛むらしい。それにしても王様のようになってしまった。親指が痛いのはわかるがあとの9本の指は痛くないはず。それなのに甘えて自分の手でコップも持ってくれなくなって私は召使のようにコップやパンを口まで持っていったりしている日々。


今日はあまちゃんが来年から通うことになるであろうシュタイナー幼稚園で行われている2歳児対象の「子供の会」に参加する日だった。
ところが私は週末から風邪を引いて、夕方からフラフラしていた。ということで、ありがたいことに私に代わってパパが幼稚園にあまちゃんと2時間ほど行ってくれた。

2歳児が7組ほど来ていたという。どうやら、みんなでパンを作ったり、提灯作り、童話を聞いたり歌を歌ったらしい。私も先週、その幼稚園を訪ねたけど、シュタイナー幼稚園だけあって、中に入ったときから、木のぬくもりと手作り、暖かい雰囲気がするとっても素敵な空間。先生たちもとっても好印象。

そんな中、かわいい子供たちがせっせっと作業していた本日、肝心のあまちゃんはマイペースを貫いていたらしい。作業なんて見向きもしないで、窓際に行って、月が出てきたのか「月、月、月・・・」と連発。眠かったらしく「おねんね」と言って一人でロフトに上がったり、提灯を作ることはどうでもよくて、その際に使う風船にばかり興味を示してそれで遊んでいたらしい。言葉の面も他の子より確かに遅れている。

そんな、マイペースなあまちゃんをみて、「あまちゃん、なんか普通の子と違うから
やっぱり好きだなぁ」とか言いながら帰ってきたパパもかなりマイペース。

ちょっと心配・・・・・。



幼稚園にはまったく関係ないけど・・・・仲良しの二人。

昨日、そういえばあまちゃんの健診で近くの小児科に行った。待合室に入るといまどきの小児科っていうのはなんと素晴らしいおもちゃがあるなぁー。大人と等身大のサルの人形。木でできた大きな大きなお城のおもちゃなど子どもが大好きそうなものがいっぱいあった。
「あまちゃん、これで楽しく遊べるわよ!」なんて思ったけど、あまちゃんはこのうるさい子供達の中、グーグーと寝てしまって残念だった。名前を呼ばれて診察室に入って裸にするまで寝ていたもんだからすごい眠かったにちがいない。

待合室であまちゃんは寝ているもんだから私はちょっと他の子どもとお母さん達を観察。それにしてもどの家族も親子って似ている。なんか服に皺一つないような上品なママの息子くんはやはりピシッとした装いだが、躾が良すぎるのかとっても消極的だ。まわりを見てオドオドしていた。その隣に元気そうな女の子がそのでっかいサルの人形をズルズルと引っ張っていた。なんせ大人と同じ大きさの人形だ。そのおんなの子のママはすごい太っていたが、おおらかそうだ。ジーンズの上から下着が見えるほど無頓着なママ。しかし、気取りなく楽しそうに子どもと喋っていた。そのおんな子も元気そうで、ママにチューチューしていた。
トルコ人のパパはその娘とまったくおんなじ顔をしていた。眉毛がカモメのようなのだが、むすめもまったく同じ眉毛をしていた。無口なパパで、これまた娘も無口でもくもくと遊んでいる。

なるほど・・・、子どもはまったく親に似てしまうのねーなんて思っていたら能天気に寝ているあまちゃんは他のママ達に笑われていた。きっと、私もあまちゃんにそっくりなんだなと思ったらちょっぴり恥ずかしくなってきたのであった。

その後、私の後ろに置いてあった「エイズのものがたり」の雑誌をパラリと読んでみた。ゲイのカップルの写真ばっかりで、彼らのつくった芸術作品やらエイズとわかった時の心境など、インタビュー方式で書いてあったが、なぜこの雑誌が小児科にあったのだろう?

と前置きが長くなってしまったが、健診の結果は体の発達は何の問題はないし、病気もないがハーフという特別な状況で2カ国語の中で育っているので、言語面が心配と言われた。確かにもうすぐ2才となるのに20から30語しか喋れないあまちゃん。男の子だから遅いという面もあるしなー。

おかしかったのは医者に「すごいメカニックなことに興味を示す子だね。日本人だなぁ〜。パパはコンピュターのプログラマーなのかな?」なんて言われたこと。パパは「シュタイナー学校の先生です」と言ったら、医者もがっくりしていた。

でも、タイに行った時、ある人に私の子はメカニックな仕事に就くと予言されたことを思い出した。素質があるのかもなんて、親ばかでごめんなさい。

もうすぐ日本への帰国。このままあまちゃん、病気もせず元気でいてほしい。飛行機のキャンセルはいまさらできないのだ。

さっき、母から電話。箱根旅行は雨になりそう。ちょっとがっくり。



うしろにちらりと見えるのは、あまちゃんの従兄弟のフローリアン。はじめて彼女ができたのか喜びの日々。横にいるのが彼女。

最近になって、あまちゃんがやっと絵本というものに興味を示しだした。こうは見えても私もパパも本は好きなはずなのに、かんじんの息子は何の反応も見せなかった日々。ウキウキと絵本を買ってくるのはいつも親の私達だけでちょっぴり寂しかった。

でも今日は違った。あまちゃんが今一番、興味を持ってくれる絵本は五味太郎の「きんぎょが にげた」という題の本。「きんぎょがにげた。どこににげた。」からはじまりきんぎょを探す本なんだけど、まだきんぎょの存在には気が付いてない。(いつ気付くのか楽しみ。)いまのところ反応を示すのは、背景に描かれているボール。「ボール。ボール。」と指を指す。そして「いた。いた。」という最後の場面がお気に入りで何度も「いた。いた。」といって笑う。
私はきんぎょだけでなく背景をひとつひとつ「これはね〜お花でしょ。これは鏡。」とか言うんだけど、あるページで「これは電話。」と言いかけた時、気が付いた。
この本に描かれている電話が黒電話のダイヤル式だっていうことが。2004年生まれのあまちゃんが黒電話を知っているはずがない。後ろを見たら、この本が書かれたのは昭和52年だ。
本当にこの30年ほどで、電話っていうものは進歩したな〜と思う。私が小さかったときはたしかに黒電話だった。
しかしこの本の中のそのほかの家具や色使いは30年という歴史、古くささを感じさせない。すごいぞ、五味太郎!

そして五味太郎はいう。「絵本というのは気配なのな。俺が好きなのは。その絵本が持っている気配。」「絵本をつくるとき俺が一番凝るのは背の部分。背が好きなんだよ。次は見返し。テーマはあとから出てくるよ。」

なんだか絵本の気配を探ろうと、今日絵本を色々ひっぱりだして
背表紙みながら気配を探ってみた。新しい絵本の楽しみかた。中身を見ないで気配を探るのみ。

なんだか、私もあまちゃんとともに絵本をかなり楽しんでいる。

きんぎょが にげた
きんぎょが にげた
五味 太郎

本当にデジタルカメラが戻ってくるのかだんだん心配になってきた。
なくなったら、パパに新しいカメラ買ってもらおう。と思ったんだけど、日本行きの飛行機のチケットを買ったりと色々な出費が重なり、今月は貧乏な私達。新しいカメラ、買えるわけない・・・

というわけで、本日も写真がないんですけど、私が前にこっそりとあまちゃんに壊された品々を記録用に撮っておいたので、ちょっと見てください。
どのくらいの物をこれまで壊されたんだろう。ある日の壊されたものを公開。




ジャズマンもこのとうり。トランペットを吹いていたんです。この後、接着剤で修理していたパパであった。



わざわざインドネシアから運んできた楽器もこのとうり。これも元に戻せるかも。

このほかにもメガネやギターなど色々壊されてしまった。前もって隠しておけばよかったんですけどね。


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