「ドイツの入学式の後は何をするの?」と聞かれると、よくわからないけれども、おじいちゃんおばあちゃんが来てくれていたら、みんなでお昼ご飯を食べに行ったりするのでしょうか。

入学式は確かに、おじいちゃんやおばあちゃん、さらにお友だちのママやお父さんもお仕事を休んで来ている方が多かったです。

夫はクラスの担任として働いていますが、入学式は仕事を休んで来てくれました。

新しい学校で、1年生の担任を受け持つある先生は、自分の子どもが入学式だったようで、どっちを優先するかというと
自分の子どもらしく、仕事を休んで出席したみたいです。

我が家は、入学式が終わったあとは、アジア料理屋でご飯を食べ……


ニコが行きたいというので、「メルヒェンの森」に行きました。

本当の森の中に、童話のシーンを再現してあったり、公園があって遊べるようになっています。


私の好きなスポット。
「ラプンツェル、髪の毛をおろして!」と言うと……


金の髪の毛が本当に降りて来ます。


「狼と7匹の子ヤギ」のコーナでは、本当のヤギに餌をあげれます。
いっぱい食べちゃったのか、子ヤギではもうないですが……。


どのヤギにも、平等に餌をあげていたニコ。上から、物欲しそうなヤギが覗いていて、そのまま落ちそうでした。

物心ついた小さい頃から、ひとり占めしないで、お菓子とか自分が食べる前にみんなに分ける子どもでした。やっぱり、ニコは優しいね。

このメルヒェンの森、本当の森だったし、小さな山だったので、入学式の後ということもあって、歩き回って最後は、私がぐったりしました。もう、ニコは3人目の子どもだし、自分も、若いママじゃないです(笑)……。


入学おめでとう!
我が家の末っ子のニコがドイツの小学校の1年生になりました。ハナルナが恐竜のこんな円錐型のシュールテューテと呼ばれる筒を作ってくれました。
これはドイツの入学式ではかかせない物で、プレゼントが沢山、中に入っています。

担任の先生は、見とれちゃうほど美人でしっかりした先生です。私は保護者会でもう会っていたので、どんな先生かは知っていました。夫は入学式ではじめて先生を見たのだけれども、先生の印象が良かったのか安心していました。

学校で働くソーシャルワーカーの先生と私は、もう実は知り合いになっていて、とてもニコのことを入学前から考えてくれていました。
それに、近所だから、道ばたでよく見かけて声をかけてくれていました。
小学校は家から、たったの歩いて1分です。それは嬉しいです。シュタイナー学校だったら、電車だったら1時間かかる所だったのですが……。

昨日、お友だちと子どもの入学について話ししました。気がつくとテーマは「信頼」ということになっていたと思います。
学校、先生、子ども、そして結局は自分を信頼するってことを夜中も考えていました。
だって、新しい出会いだらけ。子どもだけでなく、親だってドキドキにワクワク、時には期待はずれという思いも来るかもしれないです。

でも、1番大事なのは、自分を信頼すること。自分をちゃんと信頼していたら、どんなに環境が変わっても天国は作れるかもしれないです。そして、どうしても新しい人間関係や環境に合わなかったら、違う可能性を探すこともできます。すべて起こることは学びなのだから、大丈夫です。







ニコが明日から1年生になるのだけれども、ブログに書いていなかったことがあります。

我が家は、夫はシュタイナー学校の先生だし、上の子ども達も当然のようにシュタイナー学校に通っています。
そもそもは、私だってシュタイナーについて学びたくて、ドイツに来たんです。別にピアノの留学とかでドイツに来た訳ではなかったのです。

そうなると、当然、ニコだってシュタイナー学校の入るのかと思っていたのですが、人生って何があるのかわからない……

ニコは、歩いてすぐの普通の公立の小学校に入学することになりました。
シュタイナー学校の面接を受けて、入学許可をもらったあとだったのにこんな事になりました。

なんで?と聞かれると色々な偶然とかが重なって、こういう事になりました。
今、眠すぎて、詳しく書けないのすが、
シュタイナー学校とやっぱり全然、違うのです。最初に揃えるものから……

これを準備するらしいのですが、もう意味不明です。ノートのサイズから、筆の大きさまで細かすぎる!

そんなことで、私も色々とはじめてだらけ。頑張るよ〜。


これが、ニコの選んだ恐竜ランドセルです。
アマデウスが1年生の時は、特注品の革のランドセルで気合い入っていたけれど、ニコのは軽さが決めてです。550グラムだそうです。

1泊のキャンプから、男の子達が帰って来ました。

ニコが私の顔を見て「ママ〜、僕がいなくて寂しかった?」と聞くので「寂しすぎて、泣いていたよ〜」と答えました。
ニコは優しいので、泣かれると居ても立ってもいられないのです。
「ええっ、嘘だぁ。じゃあ、夜は僕の夢をみたの?」とまた聞いてきます。
「うん。昨日どころか、毎晩、ニコの夢を見てるよ」と答える私。
「これも嘘でしょ!」
バレバレだったみたいです。


「ところで、ニコは毎晩、ママの夢を見ているの?」って聞いてみました。
一瞬、躊躇した顔して「うん。ママの夢を毎晩、見ているよ〜」と答えてくれました。

ニコも嘘つき〜。ふたりで顔を見合わせて笑いました。
だって、おととい、ニコは「悪魔の夢を見た!」って騒いでいたんです。

でも、あれは鬼の形相をした私だったのかも。。。



おととい、土曜日に空いているからって謎の床屋に行ったら、こんなになってしまったニコ。
慌てて髪の毛のムースを買ったけれども、ごまかせられるのかな。

ニコの横に座っていたおじさんは耳毛のケアだったのか、ライターの火の炎の中に耳を一瞬、入れられていたけれどこれは床屋では、普通なのでしょうか。。。。

もうすぐニコはピカピカの1年生になります!

お天気続きのドイツの週末。我が家の男の子たちは、突然、夫と一緒にまたあのキャンピングカーに乗ってどこかに行ってしまいました。最後の夏休み、行きたい人だけキャンプです。

家には居残り組の私と娘のハナルナだけになりました。「すごく静かだね〜」と話しています。

そういえば、昨日、ハナルナがはじめて入浴剤を作っていました。



クエン酸とナトロンとアロマオイルを使った入浴剤……。お友だちがお誕生日だから、プレゼントにあげるそうです。

入浴剤をお水に入れると、シュワシュワと小さくなります。
中には、2ユーロコインが1枚ずつ隠されていて、お友だちがお風呂に入る度にお金が出てきます。。

そんな入浴剤、私もほしいなぁ。とにかくそんな娘の入浴剤を作る姿を見ていたら自分も作って見たくなりました。
花びらを入れたり、色んなアロマオイルを使ったらきっと素敵な入浴剤ができそう……。

でも、その後、頑張って手づくりまでして作った入浴剤を持って、バスと電車に乗り、お誕生日会に行ってみたら、なんと肝心のお誕生日会の日にちを1日間違えていたそうです。また、ハナルナは帰ってきました!本当はその後、お泊りのはずだったのに……。

もう、そんな時は、笑っちゃうしかない。娘を見ていると自分を見ているようです。
私もいつも、色々と失敗したり、やらかしちゃうのだよね。。。


子どもにも、自分にも「大丈夫!大丈夫!」と言いきかせるこの頃です。



良い日曜日を!!


Search

Profile

Archive

Link

Other