今週のドイツは、真夏のようにとても暑いです。今日も30度を超えました。ハナルナのクラスの旅行、お天気に恵まれて、海辺できっとお友達とはしゃいでいることでしょう。

日曜日は、ニコの幼稚園のベストフレンドのゼーミ君のお家に「バーベキューをやろう」と呼ばれたので家族で行って来ました。

ゼーミ君のお家は、家族代々から住んでいるお家で、とにかくお庭が広いのが素敵です。綺麗なお花がいっぱい植えられていたり、果物の木も豊富。りんごの時期は、ダンボール箱にいっぱい、りんごをもらったりしていました。

バーベキューの前に、ゼーミ君のママとキッチンで少し料理をしたよ。

私、魚の「ます」を片手に持って行ったら………


ゼーミ君のお母さんはベジタリアンなのに、ますをこんな風に料理してくれました。お腹に庭から取りたての何種類ものハーブを入れて、レモンを乗せて、ギリシャのオリーブオイルをいっぱいふりかけてくれました。
ます料理の味付けが地中海みたいな料理に生まれ変わって、感心しました。



あと、そんなヨーロッパ風なのにゼーミ君のママは和食器を何皿も持っていて、「おおっ」って思いました。お茶碗には、お米じゃなくて山羊のチーズが入っています。和食器がヨーロッパでは、おしゃれな器として売られていたり使われているのが面白いです。

庭を出ると、大きなさくらんぼの木があってちょうどさくらんぼが赤くなって来ている所でした。


さくらんぼの木の下にはブランコがあって、ゆらりゆらりと気持ちいいのです。
ブランコに乗りながら、さくらんぼを下から覗いてみたら、夜空かプラネタリウムにいるみたいに感じました。さくらんぼが赤いお星さまになって、きらきらと光っていました。


それに、赤くなったさくらんぼが、本当に甘くて美味しい!
取り切れないほどあって、でも早く取らないとさくらんぼが落ちて、蜂がやって来てしまうのだそうです。



さくらんぼとはしゃいでいたら、また「おかしなお母さん」とアマデウスに呆れられたけれど、そのアマデウスの耳にかかったさくらんぼのイヤリングの方がおかしいです。
ふふふ、土曜日に買った3ユーロTシャツを着てくれている。サイズはばっちり。でも、よく見たら「グローバル」って書いてあった(笑)


お肉や魚も焼けてきて、楽しくて、美味しいバーベキューがはじまりました。

ニコがゼーミ君と幼稚園で仲良しになってくれたおかげで、ゼーミ君ファミリーとも仲良くできて嬉しいです。
とても楽しい日曜日のバーベキューでした。

服が欲しいと訴えるハナルナには訳がありました。今日から、6年生はクラス旅行で、ドイツの北の果てから船に乗って、小さな島まで旅行に行きます。旅行のために新しい服を買いたかったのでした。



旅行に必要なものを「お買い物リスト」にして、何にも言っていないのに、私のスマホにそのリストを送ってきました。自分の子供と思えないほど、細かい!

でも、よく見ると、「デザインブック」「マスカラ」「ナマケモノのぬいぐるみ」。どれもこれも、いらないものばかり。洋服だって、もともといっぱい持っているから、あるものを持って行けばいいのにって思ってしまいます。

土曜日は、そんなおしゃれに目覚めたであろう6年生のハナルナに付き合ってショッピングに行って来ました。

高いお店から、安いお店、自分ひとりじゃ行かないようなお店などハナルナの行きたい色んな所に行ってみました。

すごく安いイギリスのチェーン店も、何か月か前に、町の駅前にどどんっと出来たのではじめて入ってみました。


「PRIMARK」っていうお店です。


本当に安くて、驚き!


Tシャツが2ユーロとか3ユーロから。


ハナルナが1枚、選ぶ間に、ついでに我が家のボーイズの服も選んでみました。こんなに買っても30ユーロぐらいって……。

私、子供が小さい時に早く買い物をするという習慣が出来たので、選ぶのは早いです。そして、疲れたら娘を置いて、余った時間はひとりでお茶の時間(笑)。。

あと、プレイモービルというドイツのおもちゃがあるのだけれども週末にお店がそこもオープンしてました。


大盛況で、オープンしたてで安くていっぱい買っている人達がレジで並んでました。



わーーい!プレイモービルの着ぐるみ!
ただで人形とかもらえちゃって、帰ってからニコにあげたら喜んでいました。あらためてプラスチック具合いに気付いたので、買わないけれども、確かにプレイモービルは可愛いです。


その後の日曜日、ハナルナは一日中、家で友達とファションショーしながら、旅行準備をして、さっき大きなスーツケースと共に学校に向かいました。4泊なのに、引っ越しですかって聞きたい荷物でした。

さらにすごいのが、その集合時間。船の時間に合わせて、学校前に集まるのが、夜中の3時ということ。親が寝不足になる月曜日です。

昨日の夜、アマデウスとニコが怒ったり泣いたりしながらギャーギャー言っている横で、ハナルナがにこりともせず、クールな顔で「服をもっと買って。新しいリュックが欲しい。お友達はもっと買ってもらっているの」などうるさく、さらに夫には暴言を吐かれたりして、凹みそうになっていました。

たまたま日本の母がラインで連絡をくれていたので、この事態をリアルタイムで書いたら

「子どもが親に我がままを素直に言えることは良いことだよ」って返事が来ました。
母は小さな頃、自分の親に服を1枚でも買ってと言えなかったそうです。小さな頃から、家族がそういう雰囲気ではなかったそうです。さらに小さな頃から、悲しさと苦しみを内側に抱えていて「生まれて来なければ良かった」といつも思っていたとのこと。

こんな辛い家庭で育った母がラインで最後に「親は子どもにとって最後は少しでも頼りになれる場所でありたい」と書いてくれました。

私が家庭における負の連鎖を感じず、健やかに育つことが出来たのは、母が自分が体験したことを、子供に感じさせないように一生懸命に考えて、私達を育ててくれたからだと思います。



今朝、誰かが間違って土曜日なのに目覚ましを設定して6時に起きました。ちょうど、窓から太陽が登って、私に照らしました。
なぜかすごくポジティブなエネルギーを感じました。夏至を迎えたばかりの太陽。あらためて光って存在してたんだと感じながら、体と心いっぱい太陽を浴びました。

シュタイナーの「魂のこよみ」を今日は朝、読んだのでシェアします。

6月16日〜23日

この輝く太陽の時に
あなたは智恵のしらせを認識し
世界の美しさに身を任せながら
みずからを内に感じつつ 体験する、
人の自我が 失われようとも
世界の自我の中に 見出しうることを。

今日はこれからハナルナの洋服を買いに行ってきます!

美術館のアトリエを出てから、そのままデュッセルドルフに行きました。

私の小学生からの幼なじみの、りょうちゃんの子どものミアちゃんのお誕生日会でした。ニコと一緒の6才になりました。

この2人、可愛いからいつか結婚すればいいのに……なんて。

幼なじみのりょうちゃんは、はじめてドイツツアー(シュタイナーの世界を知るツアー)に行く事になった時、何となく「一緒にツアーに行く?」って誘ってみたのが今、思えばその後の、りょうちゃんのドイツ人生のはじまりだったのかも。

ツアーでオイリュトミーに出会ったりょうちゃん。その時、すでに「オイリュトミーをやりたい。私は小さな頃から、からだで何かを表現する人になりたかった」って言っていました。その後、ドイツ人がびっくりするくらい熱心にオイリュトミーを学んで、ドイツで先生にもなりました。
私が見た中でもりょうちゃんのオイリュトミーは存在感がすごいなぁって思っています。話していても、りょうちゃんからはオイリュトミーへの愛を本当に感じるのです。

話が逸れてしまったけれど、りょうちゃんは子どもをたのしませるという誕生日会の企画も毎年、すごいのです。

楽しい遊びがいっぱいなお誕生日会で、お天気にも恵まれました。



色々と準備してくれました。公園の電気が壊れて、生クリームが出来なかったそうですがすごくスポンジケーキ、美味しかったです。



宝箱探し。中にはお菓子がいっぱい!


子ども用のキラキラタトゥーも作りました。ニコの手には恐竜タトゥー。


可愛いミアちゃん。この日もいっぱい遊んだよね。お誕生日、おめでとう!これからもずっと可愛いミアちゃんでいてください。

年長さんのニコも幼稚園生活が残り少なくなってきました。カタツムリ組から今年、小学生になる子どもは5人。夏休みが過ぎたら各自、学校に行くことになります。

今、その5人の子ども達とお母さんで、幼稚園の先生に最後にあげるプレゼントや卒園パーティーの企画をこっそりしています。パーティーのテーマも「虹」と決定です。


ニコのベストフレンドのお母さんは、美術館のアトリエで子どもに芸術を教えるお仕事をしています。
日曜日の午前中は、そのアトリエを借りて、幼稚園の先生にあげるプレゼントを子ども達とお母さん達で作りました。
何を作ったかというと……


簡単に作れるスタンプです。そして、そのスタンプを使って絵を作ろうということしました。
他の子ども達は、カタツムリ組なのでカタツムリを作っていたけれど、私達は「ニコと愛犬クッキー」のスタンプを作ってみました。


僕のスタンプだよ!

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自分の作ったスタンプを押すのってドキドキ。。




スタンプを押したらこんな風になりました。なかなか、綺麗にスタンプを押すのは難しいです。


虹のようにカラフルな作品ができてきました。先生、喜んでくれるかな?プレゼントするのが楽しみです。


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