今日は小さなシュタイナー学校のピアノ伴奏のために学校まで行ったのだけれど、受け持っているクラスが旅行に行っていたり、先生が1人、病院に行っていたりして授業が1時間もありませんでした。

だから、もう1人のオイリュトミーの先生と来学期のための楽譜をもらったり、お話ししたりしました。

今、自分の中ではまっているピアノ曲集は、ノルウェーの作曲家、グリークの「抒情小曲集」という楽譜。66曲が1冊になっているいる曲集です。ずっと前に買っていたのに放置していたのですが、中を見てみたら1冊の中に北欧の童話かと思うような世界が広がっていました。
お気に入りのストーリーを選ぶみたいに、「この曲、いいなぁ」と弾いてみて、1人で楽しんでいます。
1曲目の「アリエッタ」という曲の美しいメロディーが、66曲目の最後の最後に軽やかなワルツとなって出て来て、何事もなかったように終わるエンディングも物語性があって面白いです。

時間も余ったのでパラパラと学校で弾いていると、小さな生徒達が教室の扉を開けて、チラリと見に来る時があります。その姿が本当に童話から出て来た小人みたいで可愛いです。

ピアノの伴奏付きのオイリュトミーはこの学校では4年生だから、もっと小さい子ども達はなんだろうって、ピアノが聞こえると気になってしまうみたいです。


私の昔のメガネをかけているニコ……。テコンドーじゃなくてピアノを習ってくれないかな。
ちなみに鼻が低すぎて、ドイツのメガネがずり落ちて使い物になりませんでした。お店の人にまで笑われるってありえないよね。今では子供のおもちゃです。



この2日間ほど、頭痛がして体調不良だったけれどお天気とともに、体調が復活しました。
今日こそ、やろうと思っていた事を次々としようと思っていたら、今日はニコとアマデウスが幼稚園と学校を休むことに……

天候で体調が変わったり、気分で学校に行かなかったりする所がドイツなのに「南の島のハメハメハ大王」にそっくりな我が家です。

小さい頃、この童謡を何度も歌って憧れていました。「風が吹いたら遅刻して、雨が降ったらお休みで……」当時は真面目な小学生だったので、この歌に憧れながらも、学校では皆勤賞の賞状もらった記憶があります。


今日の写真は幼稚園の先生が撮ってくれました。
ドイツのイチゴ畑です。ドイツに来て、イチゴが畑で土の上で育っている所をはじめて見ました。イチゴってビニールハウスで少し高い所で育てる物って思っていたんです。





イチゴ畑に行くと、バケツとかカゴをもらうので、そこにイチゴを入れて量り売りしてくれます。日本に比べて、値段もとっても安いです。

幼稚園では、このイチゴでジャムを作るそうです。前回、幼稚園でエルダーフラワーのジャムを作って、瓶に入れてプレゼントしてくれたのですがそれも美味しかったです。
イチゴジャムもエルダーフラワージャムも、ニコのお気に入りのジャムです。

土曜日はアマデウスの通う学校の夏祭りに行って来ました。

でも、当の本人は「夏祭りは小さな子供ばかりだから」って来なかったのです。
最近、アマデウスは14才を超えて、8年生ももうすぐ終わるし、自分は子供じゃなくてティーンエイジャーという意識が出てきたようです。

でも、保護者の私達は夏祭りに飲み物を売る
仕事がありました。


こんな風に、炭酸水とアプフェルショーレ(Apfelschorle)を売っていました。

アプフェルショーレとは、りんごジュースを炭酸水で割った物です。ビールの次にドイツの国民的飲み物って言えると思います。

思うけれど、ドイツ人はきっと炭酸水が大好きなんです。
理由はドイツの水が硬水なので炭酸にした方が美味しいからなんだと思います。

水が一瓶、1ユーロで、りんごの炭酸水が1ユーロ50セントだったのですが、瓶を戻してくれたら、50セントを戻します。

だから、最後までゴミが出なくて良いシステムです。

今回、ニコが沢山、手伝ってくれました。重い瓶を運んだり、ストローを刺してくれたり熱心でした。


その合間に釘打ちをしたり……


こんな事をしたりしました。

日曜日は町で1番大きな子どものためのフェスティバルも行きました。


気球の中へ……


中はすごく大きいです。


ゴミの車を体験!


日本の駄菓子屋で売っていた飛行機ももらいました。


野外でジャズフェスティバルをやっている公園もありました。
アマデウスは、ティーンエイジャーだからってアイスコーヒー飲みました(笑)。

日曜日の午後は、ヨハナお祖母ちゃんの住む老人ホームにも行きました。親戚が沢山、来ていました。

夕方の5時になったら、サッカーのワールドカップがあって、日本対セネガルでした。見始めたら止まらなくなって、老人ホームで大きな声で「日本、日本!」って応援してたら、職員の人に「あなた日本人なの?」って笑いながら聞かれました。そして、応援してくれました.


帰りが遅くなったけれど、ヨハナお祖母ちゃんが元気そうで良かったです。

ドイツも夏至の日が過ぎました。本当に日照時間が長くて、朝の5時ごろに日が出て、夜の9時半を過ぎても明るい最近です。

これから、ゆっくりとまた暗い冬に向かって行くんだなぁとふとした時に感傷的になったりします。

人生も下り坂に入って来たので、もう無理してやっていることなどはやめて見る事にしました。そして、心の声を聞いてさらに、やりたい事だけをやっていきたい気持ちです。

具体的には、去年から通っていた毎週の「気功」のクラスを行くのを止める事にしました。昨日、気功の先生にその事を告げるのに勇気がいりました。電話でやめる事を言ったら、先生に悲しそうな声で「残念……」って言われました。

健康のためにって言われたら、そうなのだけれど、心から楽しんでいない自分がいました。

手放すものは手放して、やりたい事に集中してみよう!

最近、はじめて神さまに「ピアノが上手になりますように……」ってお願いしました。弾いていて、下手でも何でも更に楽しくなって来ました。
だから、空いている時間は、練習したいです。
どんな事も心の中にある意志が大事で、結果は忘れた何年も後に出るということが最近、わかりました。
だから、きっと大丈夫。

昨日の朝、大阪に住む従兄から送られて来た、食器棚が倒れている写真を見て驚きました。まさかの大阪での大地震。あんなに揺れたら誰でも怖いですよね……。

大阪に私のいとこ達が何人か住んでいます。ほとんど会った事もなかったりしたけれど、この春から「しまいおばあちゃんの孫」というグループを作ってラインで連絡するようになって、むしろ、日本にいた時よりみんなの距離が感じなくなりました。

大阪のいとこ達は一日中、片付けと共に精神的にもぐったりしたみたいです。余震もあると思うと心配だと思います。

大阪の皆さんが、安心した日々が送れることを祈っています。

話しは変わって、我が家の子供達の事。
ずいぶん前に我が家の14才のアマデウスに夫がフィットネスの会員券をプレゼントした事を書きました。

その後、どうなったかというとアマデウスは「1人で行きたくない」とフィットネスには早々と行かなくなってしまいました。

もったいなかったのですが、この会員券、家族だったら誰で使用していいよって言われていました。

そこで、なぜか今は我が家のニコがフィットネスに通っています。
フィットネスには14才からなのでニコは通えないので、隣接しているフィットネススタジオで子供の「テコンドー」というクラスに参加しています。

フィットネスジムとテコンドーが隣り同士って不思議なのですが、テコンドーだけでなく、柔道やら太極拳まで参加できるそうなのです。


いつもは夫が連れて行ってくれて、ニコのテコンドー姿を見た事が無かったのですが、昨日、はじめてその様子を見てみました。

まだ1番、小さくて右とか左とか分かっていませんでした……。「キアー」「ハナ」とか韓国語で先生が掛け声をかけて、手足を動かします。礼もちゃんとして、キリッとした空気なのに、ニコを見てたら私のニヤつきが止まらなかったです。
だって、ニコの佇まいや動きが「オバケのQ太郎」にそっくりだったから。借りている柔道着みたいな服がブカブカで、動きはズルズルしていました。でも、今、本人は楽しんで通っています。


終わった後に飲める、ヴァルトマイスター(Waldmeister)というハーブのジュースを飲むのが楽しみなんだそうです。



日本語では、くるまば草というらしく、ドイツでは、メロンソーダみたいな色のジュースやゼリー、カクテルはほとんどこのヴァルトマイスター味。なかなか美味しいのでドイツに来たらぜひ試して見てください。


我が家のオバQ、小さいながらも頑張っています!


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