植物園の横の原っぱに、ベルリンから小さな劇団がやって来ました。夏休みの特別企画だそうです。


芝生の上に作られた客席。ニコはちゃっかり前列の真ん中に座っています。


子どもたちのために絨毯席が作られていました。


劇がはじまりました。郵便屋さんと、今まで手紙をもらった事のない女の人の、ドタバタ劇。


郵便屋さんのフリッツ君の、サーカス芸が見ものでした。大笑いです。


途中にいきなり暑くなって、心配にもなりましたが、劇の後は、カフェに行って、ジュースを飲んだり、アイスを食べて水分補給。
外に子供用に砂場や岩もあって、2人は岩で出来たお城を作っていました。



植物園は、近くに公園もあって、今日もクタクタになるまで遊んでいました。あっ、クタクタになったのは私で、ニコは帰りに「遊び足りない」とブーブーと文句を言っていました。


植物園まで行ったのに、肝心の植物は、見ていないし(犬は入れないそうです)‥‥。


理由もなく、「もう一周ね」と言いながら、芝生を走りまわっていました。愛犬クッキーも一緒に走っています。

朝から晩までとにかく、元気だなぁ。

昨日は、夜まで、暑くも寒くもないという珍しい1日でした。
この一週間、どちらかと言えば涼しくて、カーディガンが無いと過ごせないくらいだったのです。

昨日は、温度計をみると24℃。その位が、気持ち良いと思える気温です。

夜は、まだ9時を過ぎても明るいです。
もうニコは寝てしまって、娘ハナルナと愛犬クッキーとベランダで過ごしました。
いつもは、ベランダに洗濯物を乾かしているのですが、この日はなくて、キャンドルを灯して、ぼーっとみんなで、空を見ていました。

家から一歩も出ていないし、何にもないけれど、何だか素敵な時間でした。


ハナルナが、そのままベランダで寝ることになりました。
それだけで、ワクワクして、夜食のサンドイッチとお茶を作ったり、マットレスを敷いたり、クッションや布団、ぬいぐるみまで抱えて来ました。

夜の10時を過ぎて、外も真っ暗になりました。おやすみなさい。。。

日常の中の非日常のベットを楽しめたのでしょうか。


気になって朝方、覗いたら、ハナルナの姿はいなかったです。あれっ、どこに行ったのかなぁ‥‥‥。

でも、空が神秘的でした。一筋の白い雲がまるで、生きているかのように、グレーの雲の後ろで過ぎ去って行きました。


朝日が出てきて、美しいです。


愛犬と朝も夕方も散歩するようになってから、よく空を見るようになりました。

おんなじ空なんて1つもなく、流れゆく美しい光景に、見とれています。見とれて過ぎて、転んでしまいそうなくらいです。

今日は日曜日です。雨が降らなかったら、植物園に行ってきます。



いつものクッキーとのお散歩道。近所の小学校の裏道なんですが、フェンスを乗り越えて、学校の庭のブラックベリーが見事なほど大きく育ってしまっています。

このブラックベリーが、道の半分を占領して、通る度に気を付けないと体に棘が刺さって痛かったんです。

ブラックベリーは、どちらかと言うと、ドイツでは、あまりにも繁殖するし、茎の棘がひどいので雑草扱い。

通学する子どもたちにも、この棘が刺さるだろうし、敷地を越えてしまっているので、いつ学校側が気が付くのかなと思っていたけれども、結局、何もされずに夏休みに入ってしまいました。

そもそもこの小学校の裏は学校のガーデンになっているようなのに、鍵がされ、一年間、何の手入れがされていませんでした。

フェンス越しにそこを覗くと、雑草とハーブが沢山、育っていました。何年か前は、誰かが色んなハーブを育てていたのではないのでしょうか。でも、このお宝に、興味のある教員はこの小学校に、今、いないみたいです。私はそこを鍵が掛けられたままなので、心の中で秘密の花園ガーデンと呼んでいました。


道に溢れ出た、ブラックベリーが、夏休みを迎えて、とうとう美味しい季節になってしまいました。


こうなったら、ブラックベリー、お散歩がてら頂いちゃいましょう。

毎日、通るので、観察しているけれど、短時間で次々と黒い実がなるのに、感心しています。食べても、食べても次の日には、実が熟していて、魔法のようです。



ジャムにして瓶の中に入れ、美味しさを封じ込めました。

ハナルナが瓶に選んだシールを貼ってくれました。
「Alles Liebe すべての愛」って書いてありました。日本語で言うと、「愛を込めて」って言う意味です。

オランダへ船の旅に出た夫とアマデウスは今、何をしているのでしょうか。

夫のスマートフォンから、その様子が送られて来ました。

本当にアマデウスは、海賊の一団になってしまったかのようです。





















オランダの港の風景もとても素敵です。どこの港なんだろう‥‥‥。帰って来たら色々と聞いてみます。

この旅に誘ってくれたのが、海賊役をやっている隣の町のシュタイナー学校の先生です。

先生の働くシュタイナー学校は、統合教育を行っている学校で、障がいのある子どもたちも、ない子供たちも一緒に学んでいます。

だからかな。アマデウスの発達障害の事を言っていなかったのだけど、海賊先生はすぐに見抜いたらしいです。それにも「おおっ!」って、思ったけれども、とても心を広く、飛び入りで最後の座席に参加した夫とアマデウスに接してくれて嬉しいです。

残った私とニコとハナルナも、楽しく過ごしています。昨日は、私の幼なじみの友人、3人で小さな同窓会しました。

デンマークからはゆうちゃんも来てくれました。ゆうちゃんとは、東京の公立の保育園からの付き合いです。このブログもたまに「ときどきデンマーク」の記事を書いてくれます。りょうちゃんも、公立小学校からずっと、一緒でお互いにドイツで家庭を持って、近くで暮らしているのも不思議です。

みんなで、会うと最近は中年になったからか、このヨーロッパの食生活になれてしまったのか、3人共に、全然、痩せず、「太った、太った」って、顔を見合せて言うので、もうこうなったらヨーロッパの森三中になろう!ということになりました。

ゆうちゃんが、大笑いしながらデンマークから大きなお土産を持って来てくれて、包みを開けたら、びっくりしたけれど、大きな「アイスクリームマシン」でした。

子どもたちは大喜び!発狂でした。帰ってからも組み立てて、何のアイスを作ろうかすごく楽しみです。

このまま、アイスクリームマシンと共にやっぱり、この夏も痩せれないなぁ。さすが、ヨーロッパの森三中になっただけあります。


アマデウスと夫が劇の練習をしている間、下の2人を連れて、劇の稽古場から一番、近い小さな動物園に行って来ました。


多分、ドイツの1年の中で最も暑い日だったと思います。外は30度以上で、動物もぐったりするくらいでした。

暑さのあまり、おもわず園内の水族館で長居をしてしまいました。
水族館でしか見られないカラフルな魚や不思議な生物が沢山いて面白かったです。

考えて見たら、魚は一生、水の中で生活するので、地上のことなど何も分からず生まれて死んでいくんですよね。私達がガラス越しに見ているっていうことにも気が付いていないのかな。でも、たまに魚が私達に気が付いて、ガラス越しに来てくれているように見えました。

私が、魚が近くに来る度に「こんにちは!」って言うので、子どもたちも真似して水槽に向かって「こんにちは!」って何度も声をかけていました。
「この魚達って日本語、わかるのかな?」なんて言いながら……。

顕微鏡で、中を覗くと小さな生物が大きく美しく見えます。
日本の弟から、クリスマスに顕微鏡のプレゼントをもらった我が家です。とっても覗くのが楽しいです。



デンマークのゆうちゃんの娘さんのミエちゃんのおさがりの黄色のTシャツ(ミエちゃんが島で着ていたもの)。今では、ハナルナのお気に入りTシャツなんだけれど、なんと後ろの蛇がそっくりの黄色でした。
お揃いだったので、記念撮影!


「ママー、鹿の角がすごく重いよ」
ヘラジカの角なのかな、本当に重くて、持ち上がりません。こんなものを頭に乗せているなんてびっくりです。


コウノトリです。何日か前に、梨木香歩の「エストニア紀行」という旅行エッセイを読んだばかり。筆者が会いたくても会えなかった鳥が、ここにいました(ドイツの東の方では野生のコウノトリもよく見られます)。
ちなみに本はとても面白かったです。


暑くて、アイス休憩。
ミニオンのアイスなんだそうです。まだ映画も見たことないけれど、ニコが「ミニオン、ミニオン」って言っています。


暑いのに、園内の公園で沢山、遊びました。新しい公園が出来ていて、それが良かったです。

私は炎天下の中、フライドポテトを食べたり
して過ごしました。「もう帰ろう〜」って言っても、「まだ駄目!」と言って、ずっと遊びたがります。

夕立ちと雨が降るまで、ニコとハナルナは公園にいました。
結局、動物はあんまり見ていなかったような……。


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