週末はヨハナおばあちゃんの住む老人ホームに行きたかったけれど、おばあちゃんも風邪を引いて寝込んでいました。電話で話している間もゴホゴホと咳き込んで、とても大変そう....。「風邪を引いて、みんなにうつるから来ないで〜」「一週間、何もしないでベットに寝ているだけよ」と言っていて、心配になりました。


ヨハナおばあちゃんの老人ホームに行く時は、ヌコも一緒です。その時はペットシーツを持って行くと、その上でちゃんとおトイレもできます。

老人ホームは、自分のペットを持ち込んでいいみたいで、おじいちゃん、おばあちゃん達の犬も一緒に住んでいます。たまに、大きな犬もいてビックリです。

ヌコはその他に幼稚園にも行ったり、障害を持った人の働くアート工房にも行って、自己紹介までして、みんなに可愛がってもらっています。

そんなヌコですが、昨日、お買い物に行った時、大失態してしまいました。

夫が小さな犬をお留守番をさせたら、かわいそうというので、一緒にショッピングに連れて行きました。

雑貨屋も、本屋までは大丈夫でした。ずっと上着の中に入れていました。でも、私と別れて、夫がヌコを連れて、眼鏡屋に入った時、
油断してカーペットの上に置いたら、コロンコロンと大きな方をしちゃったそうです。

お店の人は怒ってはなかったけれど、「こんな事、45年以来、この店でなかったことですよ」と言われたそうです。

夫は謝って、カーペットを掃除してきました。「あの眼鏡屋さんには、もう入れないよ〜」と言っています。



私だったら、こんな事があったらかなり罪悪感に陥りそうだけど、子どもたちはこんな絵本を取り出して、読んで、大笑いしています。

絵本のタイトルが、「Hunde tragen keine Brillen(犬は眼鏡をかけません)」って言います。


お兄ちゃんの方は1日、学校を休んでいたら薬も飲まずに風邪が治ってしまったのだけれど、ニコは咳が悪化してきて、夜中の寝てる時まで、ゴホゴホとしてしまいました。

次の日、病院に行こうかと思ったけれど、まだ熱は無いし、外が寒い中、わざわざ行くほどでは無いと思って、家でケアをすることにしました。

とりあえず子どもたちにお留守番してもらい、近所の薬局に行って、こんな物を買いました。


子供の風邪用のハーブティーです。中に入っているハーブは全てオーガニックで安心です。

エルダーフラワー、リンデンフラワー、タイム、マロウ、フェンネルが入っています。
これに近所で採れたハチミツを入れて、ニコに飲んでもらいました。

ハーブの味がきついかなと思ったのですが、「美味しい〜」って言って、沢山、飲んでくれました。

薬局で新しいホメオパシーのレメディも今回、買ってみました。



自然療法の本を読んで、ニコの症状や体質に合うと直観的に思ったルメックスという植物のレメディ。
ホメオパシーの砂糖玉です。薬局で聞いたら、このレメディー、その場にはなかったのですが、注文すれば3時間後には、お店に来るからって言われました。頼めば、配達もしてくれるし便利です。

この2つが、本当に効いたのか、ニコの咳がとっても軽くなって、スヤスヤと眠れるようになりました。

植物の力や、ホメオパシーってまだまだ解明されて無い事が多いけれど、すごいなぁ〜って思います。

本当にドイツには魔女めいた療法などが、ごく普通に使われていて興味深いです。


風邪を引いたから子どもたちは幼稚園や学校は休んだけれど、ちゃっかり近くの丘まで、橇を持ってお散歩に行きました。


空気がピンと張り詰めていて、とっても綺麗です。


子犬ヌコが、大はしゃぎ。橇よりも、早く走れるんです。こんなに、早く走れるなんて知らなかった。


つつじがドイツでも、見られるんですよ。
でも、お化けつつじみたい。とっても大きい!花が咲いたら、またここに来たいです。

よく目を開けて見たり、耳を澄ますと、首がオレンジ色のロビンと言われる綺麗な小鳥が飛んいる姿や、クロウタドリが素敵な歌を歌っていたり、木々の上を見事にリスが駆け回っているのが今の時期でも見れるはず。。。

寒い中で、みんな一生懸命に生きているんだなぁ。

アマデウスもニコも今日は「風邪を引いた〜」って学校を休んでいます。

外は毎日のようにマイナスの気温。かなり寒くて、風邪を引いている人が沢山います。

セラピストも学校の先生や学童で働いている人も、風邪の方が多くて、みなさん、普通に一週間とか休んでしまいます。

ドイツでは、「病気はしょうがないよね」って感じで、全体的に罪悪感なしに休める雰囲気です。

私は小さい頃、学校は相当な事がないと休んではいけないと思い込んでいて、ほとんど休まずに学校に通って、卒業あたりに賞状までもらった覚えがあります。しかも、薄着の方が健康だと思い込み、一年中、半袖で過ごしていた時も....。

これをドイツ人に言ったら、笑ってくれるどころか、呆れた顔をされました。

変な所で小さい頃、頑張っていたんだな〜って思いました。

この年になってわかること。体の声を無視して、頑張ると将来、病気になってしまう事が多い。周りを見ても、そう思います。

体の声を聞いて、休みたいときには休む。ホメオパシーなどの薬や自然療法で、ゆっくりと本来の自分に戻す。
今は、こんなにゆるゆると暮らしています。





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なんだか最近、さらに我が家は狭いはずなのに、週末も子どもたちのお友達が来たりして、賑やかです。


アマデウスがクリスマスプレゼントにもらったのは、夫の使わないスマートフォンだったんです。まだまだ早いと思っていたのですが、実際にはクラスのほとんどの子どもたちが持っているそうです。

スマートフォンを使って、楽しいビデオや子犬のヌコ(今はクッキーという名前らしいですが...)を撮って、友達に送って、楽しそうな最近。友達からメッセージも来て、ニマニマと笑って、上機嫌が増えました。

そりゃ、ビデオを送られたお友達の方だってだっては我が家に来て、実際に子犬ヌコとか見てみたいと思うはず....。

昨日、来たのはクラスのM君。電車で片道90分もかかるのに、来てくれました。

M君も犬と猫を飼っていて、動物が好きなそうです。ヌコを見て、とっても喜んでくれました。

前にM君のお母さんと長く話した事があったのだけど、M君は多動性障害もあって、大変な事をおっしゃていました。だから、どんな子なんだろう....なんて思っていました。


我が家に来て、雪がまだ残っているので、夫がM君とアマデウスをソリに連れに行ったんです。


M君、エネルギー爆発!
まったく恐れもしないで、すごい早さで滑ってくれて、夫も「あの子、凄いよ!」ってみんなでニコニコして、大満足で帰って来ました。

この子達、家の中でチマチマとスマートフォンだけで、遊ぶだけはもったいない。

男の子達はきっと、体がそういう風に作られていないのでは、ないかと思いました。体は1万年前とそんなに変わっていないのに、テクノロジーだけが発展しちゃった時代なのかな。私の弟も小さい頃、ファミコン、コンピューターばかりする子供だったのですが、今は毎週末、ロープ持って、山登りしないと駄目だなんて言っていました。

M君も狩猟採集とかする時代だったらリーダーになれるかも!?なんて、妄想しました。


雪が降ったなら、雪でとことん遊ぶ。

M君、また遊びに来てくれるそうです。


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