一昨日、デュッセルドルフに行った際にせっかくだからと幼なじみのりょうちゃんの所に行きました。近くに住んでいるのに、なかなか会えなくてようやくデンマークと、スウェーデンから持って来たお土産を渡せたのでした。実は、可愛かったのでりょうちゃんの娘ちゃん用にムーミングッツだったけれど(ムーミンはフィンランド!)、喜んでもらえて良かったです。

でも、なんと私はもっと素敵な物を頂いてしまったのです。


陶器で出来たアロマポットです。りょうちゃんの家に置いてあって「わぁ〜、ステキ!!こういうの欲しかったんだ」と言ったら、「お誕生日、プレゼントとしてあげるよ!欲しい物をあげたかったの。持って行ってよ〜」って、太っ腹なことを言ってくれるのです。
お誕生日も実はもらっていたのだけどいいのかな?
今、ありがたくそのアロマポットを使わせてもらっています。

アロマオイルは、今、こんな物を使ってます。

集中力、記憶力、学習意欲が高まるアロマオイルです。こんな新商品が出たみたいです。文房具を買っている時に、アマデウスが見つけて、買って〜とねだられ買いました。
アマデウス、匂いに敏感だから、冷蔵庫とかもチーズは苦手だけれど、アロマオイルは大好きです。


箱がランドセルなんです。文房具のコーナーに置いても、違和感ないわけです。
オレンジ、レモン、グレープフルーツのアロマだから、爽やかな香りです。

それにしても、勉強がはかどるかは謎....。



昨日は本も読みました。これも、頂きものです。るいちゃんが、日本から色々と送って来てくれました。ありがとう....。

るいちゃんの選んだ本、全部、面白いんです。この本もとっても良くて、心があたたまりました。

登場人物がそれぞれ、家族の死を受け入れて、前向きに歩いていくストーリー。
木皿泉ユニットが書くと、膝の力がカクンと緩むような文章なので、読む側も力を入れなくても読めるのです。
頑な自分を手放して、普通の日々から、小さな気づきを得て、また生きていく....。そこには必ず、偶然のような人との出会いがあるのも、おもしろいです。「昨夜のカレー、明日のパン」という題も私には、ピンと来る物がありました。
最初は料理エッセイと思ったからな....。
作家で、脚本家という木皿泉という夫婦にも興味がでました。本は、ほのぼのとしているけれど、木皿泉の夫の方は脳出血で倒れて介護が必要で、その後、奥さんは鬱になって、そんな中で脚本を書いたり、本を書いていたとは知らず驚きました。木皿泉さん達のドラマを見たり、別の本も読んでみたいです。


うわ〜、書いたのに全部、消えてしまいました。。あいかわらずです。だから、もう一回、書き直しています。

今日は介護やケア用品の世界最大のメッセ(ここをクリック)まで行きました。場所は駐在の方が多く住むデュッセルドルフです。

お友達の久子さんがこのメッセで、日本から来ているグループの通訳やサポートとして、3日間、働きます。メッセの初日の今日だけは、お仕事がなかったので、プライベートとして2人で楽しもうと下見に来たのです。
このメッセ、1日券を買ったのですが、オンラインで買うと8ユーロと安く、嬉しいことにその券が往復の電車やバスのチケットにもなるのです。デュッセルドルフに行く交通費より安くなってしまいました。


駅に着いてから、そしてもちろんメッセの中にはびっくりするほど車椅子の方達がいて、まずはそれに圧倒されます。

「こんなに世の中に車椅子に乗っている方っていたんだね〜」

「そうでしょう。私も去年、びっくりしたんだ。ここでは、車椅子に乗っていても、障がいがあってもみんな一緒。だから、嬉しいよね」って久子さんが、答えてくれました。
久子さんは、学校で車椅子の子どもたちをサポートしたり、キャンプヒルで働いていた事もあって、その時のお話しもたくさん、してくれました。


2人で歩いていたら、こんなコーナーを見つけました。車椅子に乗っている方達のための犬を紹介していました。
この女の子はこのワンちゃんのおかげで、歩行器で歩けるようになったよと言っていました。


落ちた物を拾ったり、洗濯物を取り出してくれたり、靴下を脱がしてくれたりもするそうです。実際に見せてくれました。
犬がいることで散歩に行くようになって、知らない方からも気軽に声をかけてもらうようになったりも....。嬉しい事がいっぱいだそうです。飼い主さんと犬のやり取りが微笑ましかったです。


車椅子でクライミングだってできるそうです。
怖くないのかな〜。かなり高いのだけれども。。。嬉しそうにみんな、やっていました。


実際のクライミング場の模型です。後ろの青い部分が衝撃的!


車椅子の展示はもう、世界中から来ているので、何を見ていいのかわからないくらいです。この車椅子は、目の視線だけで、家の電気をつけたり、ドアを閉めたり、車椅子自体を自由自在に動かせるというのです。
ハイテクの車椅子。。。。


障がいを持った方のダンスやコンサートもメッセでは沢山見れます。ノリノリで踊っていて、楽しいです。


こっちは真剣な雰囲気。スポーツコーナー。
こんな大きなドイツ人を相手に、車椅子に乗って卓球するなんてすごいな。
サッカーやバトミントン、バスケもやっていました。

興味がある方はぜひ、一年に一度のこのメッセに行ってみてくださいね。

9月は今までにないほどの陽気な天気が続いて、子ども達も湖に何度も、遊びに行ったりと暖かい日々を過ごせました。

外に出て、気がつくのは毎年、沢山見られるキノコが今年は少ないこと。やっぱり、雨が降ってジメジメとしないと、キノコは生えないみたいです。

予報を見ると、今週あたりから涼しくなって、本格的に秋が深まりそうなドイツです。

先週だったと思いますが、天気も良かったのでふらりと植物園に行って来ました。

いつ行っても、毎回、新しい植物を発見できます。季節によって、植物園で見られるものが違うのでおもしろいです。


日本語に訳すると「星の風」っていう植物だそうです。名前が素敵。黄色がたしかに、星のような色をしていますね。


きっと私の1番ぐらいに好きな植物。木蓮....。秋になるとこんな実ができます。


バーベナの花。これも小さな星が集まっているみたいで綺麗です。


「天使のトランペット」って呼ばれています。かわいい音楽が聞こえてきそうです。
ふりふりのピンクのドレスにも見えます。

トウゴマという植物だそうです。
これを見て、秋の色だなって思いました。


植物園にはカフェがあるので、行くとお茶します。
ニコが「ワッフェルをママにあげるね」と一切れ、私にくれたのです。それで、「ありがとう」ってその一切れを食べたら、泣いてしまいました。ワッフェルをあげたいと思う優しい気持ち、あげちゃって後悔の気持ち、色々と揺らぐ4歳児。。。。なんだか愛おしいです。

夏の前あたりから、これまた、るいちゃんにすすめられて「インスタグラム instagram」という写真のアプリをやっています。実は、使い方はあまりわかっていませんが、写真を撮るのはスマホからでも何でも好きなんです。
「erikaungruhe」で、探してもらうか、このブログのプロフィールの所にあるカメラマークからも見れますので、良かったらぜひ、見てください。ブログには出ていない写真や、ビデオもたまに撮っているので....。もちろん、フォローしてもらっても嬉しいです。

では、みなさん穏やかで、良い1日を!

土曜日の午後は車で少しだけ遠出して、オランダの国境近くまで.....。
前からひそかに行ってみたいと思っていたビオトープ野生公園(Biotop wildpark Anholter Schweiz)まで行ってきました。


ここは動物園のようで、動物園じゃないのです。地域に住む野生動物を保護して、なるべく自然に暮らせるような環境の公園です。
だから、住んでいる動物も動物園にはあんまりいない「山猫」や「たぬき」「イノシシ」なんていました。

自然がいっぱいで、動物を見るという目的だけでなくて、ウォーキングも楽しめる公園です。高齢者の方もたくさん来られているようでした。


こんなスイスにあるような一軒家が湖の上に建っています。


中はレストランになっています。おしゃべりしたり、お茶をしたり、のんびりとした雰囲気です。


池には、ナマズと鯉を足して二で割ったような魚がうようよと泳いでいました。餌をあげると、すごい勢いで集まって来るのです。なんて言う魚なのか.....。魚の名前がわかる方はこっそり教えてください。。


熊が何匹も住んでいました。
2×4mの狭い空間で飼われていた熊、サーカスで働かされていた熊など、ここにいる全ての熊が大変な過去を持っています。今は保護されて安心して暮らせているようです。


襟巻きのある熊。


ロバや鹿、やぎが広い敷地に放し飼いされています。どの動物も子どもがかわいいな。ロバの子どももおかあさんにべっとりです。


カワウソが水辺をちょろちょろとしています。


私にはニッコリ笑っているように見えるのですが、どうでしょう?



トナカイの角が思ったより大きくて、子どもたちもびっくりしていました。



スウェーデンに行ってからさらに、もっと地球に住む多様な動物や植物、石など色んな事を知りたいなぁという気持ちが大きくなっています。

この前、そんな事を思いながら、道を歩いていたら、「タダで持って行って下さい!」と紙が貼られる箱が落ちていて、中をみたら、私の知りたかった水鳥や石や植物などの図鑑がいっぱい入っていました。これは、読んでってことかな?おもしろいこともあるものです。

話しはズレてしまいましたが、この野生公園、なかなか良かったので、ぜひ近くに住んでいる方は一度、行って見てください!

ニコの通う幼稚園と同じ敷地内に、シュタイナーの考えに基づいて作られた障がい者のための大きな作業所があります。

その中にライアーという竪琴や、シュタイナー学校の子どもたちが使う笛などを作っているChoroiというメーカーの工房も入っています。


(作りかけのライアーです)

友人から、楽器を買うことを頼まれて、今日は工房に寄ってみました。



シュタイナー教育ではライアーは特に、幼稚園や治療教育の場で使われます。シュタイナー学校でも使われる時もあります。

シュタイナー学校のバザーでは、子どもたちが蜜ろうのキャンドルを歩きながら作るコーナーがあります。キャンドルを作る時、ライアーで伴奏を弾いてくれます。
実は、前回のバザーでライアーの音を聞いていたら、その音があまりに優しくて、泣きそうになってしまいました。
子どもがキャンドルを作っている横で、お母さんが泣いていたら怪しいので我慢していたけれど.....。

心にじんわりと来て、包み込んでくれるような楽器です。


子どものためのライアー。「ソラシレミ」と5つの音しか使われていません。ドとファの音が無いのです。ペンタトニックと言われる音階です。だからどの音を鳴らしても、音がきれいに弾けます。古代ギリシャの音楽などもこのペンタトニックがよく使われていました。この5度の音の響きが神さまにつながる音なのではないかという理論も聞いたことがあります。だから、生まれて来たばかりの神聖な子どもたちには、シュタイナー教育では、ペンタトニック音階が使われます。


少なくとも、20の過程を手作りで作るので大変な作業です。丁寧に、作られています。


弦をチューニングするのがやっかいなのですが、働いている方は、機械を使わず耳で音を合わせる事ができます。聞いたら、絶対音感があるから大丈夫だそうです。

ライアーに使われる木は、セイヨウトネリコとニレの木だそうです。ひとつひとつ、見た目も、音も微妙に違うみたいです。


「千と千尋の神隠し」というアニメ映画の音楽に使われた事もあって、日本人にはライアーが密かに人気です。そして、ドイツ人には、ライアーが日本で人気なのが驚きなのです。この工房にも、ライアーのためにわざわざ日本から来た方もいたそうなのです。新聞の記事にもなっていて、壁に貼られていました。





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