夫が学校で「宇宙と星」の授業をしているので、我が家の話題も天体の話しでかなり盛り上がっています。

天体望遠鏡も二つほどベランダに置いて、星や月の観測をしてます。
昼間はちょと近所に怪しまれそうですが...。
望遠鏡を使うと月の凸凹したクレーター部分もはっきり見えて「おっー」て感嘆の声が出ます。いつもと見え方が違うと子どもたちもびっくりです。

これはスマホで撮った昨日の月です。
スマホでもなかなか綺麗に撮れています。

宇宙の事を考えるとやっぱり、地球で生命体として生まれた奇跡が不思議でたまらなくなります。生きているからこそ、宇宙の存在に気が付けたってすごいなぁ。

自分の存在の小さい事。。。宇宙を考えたら地球が砂つぶ位なのに、その中の人間一人ひとりなんて本当に小さいです。

でも理性では、そう解っていても自分の心が宇宙より広いということにも気が付きました。

具体的に言うと、子どもの寝かしつけの件で夫婦喧嘩して、その後に夫婦で天体観測して美しい月を見ながら、「喧嘩どころじゃない、空がこんなに綺麗だなんて....」と言われても心のモヤモヤが晴れなくてブラックホールにいるみたいだったのです。
人間の一人ひとりの中にも、宇宙ってあるんですね...。

とにかく色々な気付きと発見のある天体観測、おすすめです。探すと近場でも夜に家族用に天体観測のクラスとかもやっていますよ。我が家の子どもたちも参加して楽しんだようです。

子供の検診のために久しぶりに小児科に行った時のことです。
先生が突然、健康や病気とは全く関係のない事を言い出しました。

「週末に日本の映画を観たんだけどあなた達はもう観たかな?」

映画のタイトルはドイツ語を直訳すると「桜と赤い豆」と言っておばあちゃんが主人公の映画なんだそうです。

最初、なんの映画のことかさっぱり分からなかったのですが、話している内に樹木希林が主役で出ている「あん」の事だってやっとわかりました。

それでまた先生が「素晴らしい映画だったよ」なんて言うので私も観に行きたくなりました。



ミニシアターで上映中だったのですぐに行ってみました。
ドイツ語の「あん」のポスターです。
どら焼きを作るお婆さんのほのぼの映画?と思っていたのですが、それだけではありませんでした。
樹木希林さんの天然の演技の裏に日本でのハンセン病者とその歴史というテーマを持っている映画でした。

元ハンセン病の方たちが施設に入れさせられていた事。中絶させられていたこと、家族のお墓に入れなかったこと...。

こんな事実を知れただけでも観る価値の在る映画です。

この映画を作った河瀬直美監督。こんな重いテーマを温かく自然に撮れる監督の才能は凄いです。


今回は、ドイツ語だったけどぜひ、日本語でもう一度観たいな。

一緒に観に来てくれたのはアマデウスです。久しぶりに二人でデートもいいですね。

みなさん、お元気ですか?
我が家はまたまた風邪を引く人が続出です。

同じ風邪でも、一人ひとり体が違うので症状も様々....。

ハナルナは、吐いたり熱が出ても一晩ぐったりと寝れば、次の朝にはスッキリ治る事が多いです。今回もびっくりする程の回復力で朝はもう楽しそうに学校へ行っていました。

それに対して、ずるずると引いてなかなか治らない風邪っていうのにニコ君は罹っています。
熱も出て治まったけれど鼻水がダラダラと出て何日も止まらない状態です。

ちなみに私もこのタイプです。寝込むほどではないけれどなんかスッキリしません。

幼稚園、休んで家で何日か一緒に過ごしています。


一日中、小さい子といるのは大変です。一分間に一回は「ママ〜」と呼ばれます。家事もままならないです。

どんなことして遊んでいるかというと例えば大工さんごっこ。

なぜだか私は「カリーナ」という名前を付けられて大工のアシスタントになってしまいました。
「カリーナ、そこを修理して!」と言われたら色々となおさなくてはならない役です。

その他に掃除屋さんごっこもやりました。本気でバケツに水入れるので、ひっくり返して床が水浸しになったり...。


こんなに活発だったら幼稚園に行けたねーと思っちゃうのですが、
「ママと一緒がいい」と可愛い事を言ってくれるので、何とかやんちゃ坊主と過ごしています。

12月が誕生日だった夫はクラスの生徒さんから小さなプレゼントを沢山頂きました。どんな物を頂いたかというと手作りのクッキー、マグカップ、おじいさんの作ったハチミツ、チョコレート、お茶などです。

本当に幸せな先生ですよね。。。

ところでそのプレゼント達の中にこんな物が入っていたんです。



その名も「よう子の豆腐スパイス」。パッケージには着物姿の日本人らしき女性の絵が描かれています。

「うわ〜何だろう?中身は?」と思って中を開けて匂いをかんで見たら、
なんとカレーの匂いでした。これはただのカレー粉だと思うのですが....。

ドイツ人は豆腐をカレー味で調理するのかな。
それにしてもパッケージの絵は「よう子さん」でなくて「インド象」の方が合っているんじゃないかな?

とにかくこのスパイスを使って豆腐料理を作るしかない....。

と思って、ビオ(オーガニック)のスーパーマーケットに行ってきました。



ドイツのビオのスーパーマーケットでは豆腐コーナーはかなり充実しています。なんせ10人に1人はベジタリアンの国です。豆腐はベジタリアンにとっては肉の代用食なんです。 

上段はソーセージの形をした豆腐達。その他には燻製した豆腐やトマト味やマンゴー味、ハーブ味の豆腐まで....。

普通の白い木綿豆腐らしき物もあったのでその豆腐を買いました。

その日の夕食に、パプリカやズッキーニなどの野菜と豆腐にあの「よう子の豆腐スパイス」を振りかけて炒めてみました。カレー味の豆腐と野菜炒めがあっという間に出来上がりました。

ドイツ人夫、子どもたちがそれを食べて「美味しい」って言っていました。ドイツ人の味覚ではいける味みたいです。

やっぱり、豆腐は醤油味で食べたいと思ったのは私だけ?

ドイツ人の豆腐の食べ方に興味津々です。

少し前ですが、お友達とハナルナと一緒に「リトルプリンス 星の王子さまと私」という映画を観に行きました。

もともと「星の王子さま」っていう本が私は大好きなんです。
もちろん、日本語版、ドイツ語版の両方を持っています。


小さい頃、はじめて読んだ時はただの不思議な本という印象で意味がわからない本でした。
でも自分の子供を持ってから、またあらためてこの本を読みなおしてみたら本当に共感できてジワジワと心に沁みてきます。
きっと自分にとって大切なものが出来たからだろうな...



本当に大切なものと絆を持つということやそれに責任を持つこと、命より大事なものとは?愛とは?色んな事を教えてくれる本です。

自分の中でオリジナルの本が大好き過ぎたので映画を観たら納得できない所もあったのですが、娘のハナルナは「私、映画観て泣いちゃったの。良かったー」
と言っていました。可愛い〜。しかも、大人の童話と言われている「星の王子さま」に8才の子も共感して楽しめています。
この映画は映画で良かったのかなと思っています。


我が家では暇のあまり、昨日、色のついたロウソクの板で工作していたんだけど、こんな物を作ってくれました。

星の王子さまのロウソクです。
嬉しいなぁ。ありがとう〜。


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