とりあえず夏休みになったのでヨハナおばあちゃんに会いに行こうと思い立った我が家。電話をしても、ヨハナおばあちゃん不在のようですが、まぁ、いいや、とりあえずおばあちゃんの家の方面に向かいながら、寄り道をしつつ、帰りに立ち寄ることにしました。

それでこんな所に行ってきました。ミュンスターのLWL自然史博物館です。この博物館、町の動物園に隣接していて、ほとんどの人がイルカも見れる有名な動物園の方に行ってしまうのでパッとしないのです。でも、我が家は動物園は入ったことがあるけれど、この博物館にはまだ入ったことがなかったのでした。それに色んな博物館に入れるフリーパスポートをすでに買ってあるので、博物館だったら入場料を払わなくてもいいのです。ラッキー。


フクロウとか動物の剥製がけっこう置いてあって、触りたい放題っていうのが面白い。
フワフワな毛をしています。


鯨の骨が浮かんでいるよ・・・。ニコ君が小さくみえます。


こんな毛がある恐竜が本当にいたのだろうか・・・。こんなのが歩いていた時代があったなんて。。


恐竜コーナーは充実していました。恐竜の標本や模型には圧倒されます。


マンモスもお出迎え・・・。これを作るために何十匹の動物の毛を使ったと夫が教えてくれました。そうだよね。。


なぜだか盲人コーナーや、魔女、インディアンの展示など色んなものが楽しく学べて素晴らしい博物館でしたが、

一番、感動したのは


ここです。プラネタリウムです。たまたまアナウンスがあったので、別チケットを買ってみんなで入ってみました。
テーマは宇宙がはじまってから人類までの壮大な歴史。最初は星を見るだけかと思っていたら、最新のプラネタリウムはすごい。。。。自分がまるで宇宙の中、水の中、恐竜の中に紛れているような気分なりました。宇宙の歴史を見ると、自分はまるで「奇跡の砂のひとつぶ」のように感じられました。

何十年ぶりの、プラネタリウムはとにかく映像が素晴らしいです。多分、ドイツのプラネタリウムの技術、トップレベルです。すごいよぉ・・


と、感動していたらあっというまに閉館になってしまいした。みんな訳のわからないおみやげを買いだすので、私も綺麗な石を買おうと思ったけれど我慢しました。そうそう、我が家は石を飾っているといつの間にか子どものおもちゃになってしまうのです。それにしても、このコウモリどうするの?


あまりにノンビリしていて、結局、遅くなり、ヨハナおばあちゃんのところには行くのをあきらめた(もともと約束してなかったしね)のですが、自然史博物館に入れて、満足しています。プラネタリウム、最高〜。


 今年の夏休みのはじまりは早い、早い。まだ6月です。夏休みの前は学校関係でとっても忙しい我が家ですが、夏休みが始まったとたんのんびりになります。学校も、学童も習い事もセラピーも全てお休み。ただ気ままに家族と過ごすという夏休みになりそうです。


今日はなかなか暖かい日だったので、プールを作ってみました。子どもが素っ裸できゃぁきゃぁとはしゃいで近所迷惑かと思ったのですが、隣近所ではおじさん達だけでプールを作って、みんなでパンツ一枚で入りながらバーベキューなんかもしていました。子ども無しで・・・。


色んなハーブの種を植えたのに、まったく育ってくれない中、キンレンカだけはほって置いても育ってくれていました。園芸初心者におすすめの植物。丸い葉っぱがかわいいな。花も葉っぱもサラダにして食べられるそう。ドイツ語ではKapuziner Kresseといいます。


「僕のサングラス、どう思う?」と聞くので「すごく変だと思う」と言ったら、怒られました。どうしてこのサングラスを買ってしまったのかこっちが聞きたい。


ここからはちょっと食べ物自慢。
ドイツはイチゴが安い!スーパーでこの時期、500グラムのパックで1ユーロなのに、もうイチゴは飽きたとばかりに売れ残っている状態。こうなったら、イチゴを食べまくってやろうといっぱい買ってきました。誕生日でもないのにイチゴのケーキを焼いてしまいます。しかもハート型で・・・。その後、イチゴシェイクを作って一気飲み。

もう今年はイチゴ食べなくていいかもしれない。


ふふふ、日本からシュウマイが送られてきました。崎陽軒の。。。
30個だから、一人当たり6個です。もったいなくてまだ食べれません。

 小学生の時にはじめて「スタンド・バイ・ミー」という映画を観て色んな意味で衝撃を受けたのですが、その映画の中にもあったのです。ツリーハウスが・・・。木の上の秘密基地、とっても憧れました。でも当時の東京にはそんなものなんてなくて、実際にツリーハウスを見ることができたのはドイツに来てからです。


なんでツリーハウスの話になったかというと、先日、シュタイナー幼稚園に行ったら出来上がっていたのです。新しいツリーハウスが・・・・。


なんと父兄の方が作ってくれたそうです。なかなか素人では作れないものですよね・・・。すごいなぁ。
それにしても、ツリーハウスがある幼稚園なんて素敵すぎます。ニコ君も嬉しそうにはしゃいでいました。木の周りをグルグルと回りたくなるみたいです。リスになってしまったかのようです。

園の庭で遊ぶ子供達を毎回、観察しているのですが本当に石や木や砂などでみんな夢中になって、色んなものになりきって遊んでいます。大人みたいに、土を触って「汚くなっちゃう」なんていう感覚は子供にはありません。


その日の午後、幼稚園の近くのお誕生日会に呼ばれました。これまた子供達の泥んこぶりがすごいでしょ?ここの土がまたやけに肌に付けると黒くなるので、面白がってみんな顔や体にわざわざ付けて笑いころげていました。
その後、川辺に行ってまた夢中で小石を使って遊ぶこども達・・・。

木や土や水があると子供はまるでリスのようにトカゲのように遊ぶことができます。もう一回、子供は人類の進化を無意識に追体験しているのかもしれません。

そう思うとどこか子供の心の中にある木の上に登ってみたいとか、ツリーハウスへの憧れっていうのも納得できるなぁ。




 夫と娘ちゃんがクラス旅行で5日間もいない今週。
「旅行に行けなくてかわいそうだから、アマデウスを移動式遊園地(Kirmes)にでも連れていってあげてよ」と夫に言われていたのでした。

「面倒くさ〜」と思ったのですが、動物園の横に建てられた移動式遊園地、月曜日が最終日でさらに「ファミリーデー」とのこと。少しお得な値段で乗り物に乗れると情報を手に入れて、アマデウスとニコ君を連れて夜に遊園地へ行ってみました。

ドイツの移動式遊園地って、「移動式」というだけあって4日間とか1週間だけのために作られた遊園地なのです。それなのに、今回やっと気がつきました。
東京の「豊島園」のアトラクションと同じように見えるのに、レベルが違う!


たとえば、これは豊島園の入ったところにある「魔法の絨毯」です。
でも高さが、豊島園どころではなかったのです。
ひぇ〜、怖くて、乗れないよぉ・・・。
アマデウスの学校の卒業生達にたまたまここで会ったのですが、彼らも「怖くて乗れない」と怖気づいてづいていました。

そんなときは遊園地が大好きなアマデウスの登場です。「ちょっと試しに乗ってきて〜」と頼んだら、嬉しそうに乗ってくれました。

写真じゃわからないけれど、高さがあるのにいきなりグルグルと早くまわったり、上で長い時間止まったり、煙が出てきたりスリル満点です。合間に入るアナウンスが、また場を盛り上げてくれます。


「ブレイクダンス」というアトラクション。これも豊島園にあったやつ。
でもどう考えてもこっちの方が動きが早くて時間も長い。途中で煙もモクモクでてくる・・・。こんなのに乗ったら、吐きそうです。


お化け屋敷もちゃんとありました。チケットを買っているときに、オバケに変身した人に後ろから思いっきりおどかされてすでにびっくり。


小さい子供も乗れるものありますよ。「ニコく〜ん」と声をかけたら、満面の笑顔を返してくれます。かわいい〜。

屋台もいっぱいありました。写真を撮るの忘れたけれど、11歳になってしまったアマデウス。50センチのソーセージを食べていました。さすが、成長盛りの男の子・・・、それにしてもでっかいな。もちろん、ソーセージだけでなくビールだって飲んでいる人が沢山いたけれど、ビールを飲んで、遊園地で遊べるなんて、どっちも苦手な私はもはや尊敬のまなざしでそんな人々を見つめてしまいます。

我が家のボーイズ達はとっても楽しかったみたい。次は家族全員で行って盛り上がりたいです。



 手入れもしていないのに、暖かい太陽のおかげでスクスクと庭の植物達が育ってまさに花盛り。
生まれてきた環境は植物も人間も選べない・・・。日当たりの悪い所だったり、他の植物が邪魔していたり、もう色んなことがあります。そんな中でも、しっかり根を張って生きて、誰も見ていないかもしれないのに、素晴らしい花を咲かせてくれる植物たちを感嘆しながら、静かに見守る今日、このごろです。


特に薔薇は、本当に強いのです。そして、美しい・・・・。


毎年、毎年、少しずつ薔薇の花が増えてきます。今年はさらに沢山の花が咲いてくれました。


シャクヤクも毎年、見れます。つぼみの状態も大好きです。写真だとわからないと思うけれど、大きい花です。


庭の隅に英語で「エルダーフラワー」と呼ばれる潅木があります。これはドイツでは「ホルンダー」と言われていて、町を見渡してみるとこの時期はどこにでも自生の植物として咲いています。
これが良い匂いがして、この花は幼稚園ではジャムにしていました。幼稚園で味を覚えた娘ちゃんが大好きな味です。ちなみに実の方もジャムやらジュースに出来てこっちもおいしい。。


今の時期は白い花の方・・・。
エルダーフラワーのシロップをオレンジとレモンも一緒に入れて作ってみました。作るのはとっても簡単で、自分で言うのもなんだけど本当においしい!大変だったのは花にけっこう小さな虫がいて、それを取ることでした。でも本当に自然でおいしいものは虫も好きなんだとあらためて思います。虫のつかない植物を食べれるなんて人間だけ・・・。考えさせられます。
シロップは水で薄めて飲みます。レモンとミントを浮かべて飲むとさらに美味しかったです。

庭の植物を見たり、それを食べたり・・・

楽しく、幸せなひと時です。










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