ニコ君、下のまつ毛が逆さまつ毛で生まれてきたのですが、あいかわらず直っていません。普通、赤ちゃんの頃は逆さまつ毛で生まれても、大きくなるに連れていつの間にか直っているケースがほとんどなのに、ニコ君の場合はまつ毛が黒い目にかぶさったまま今まで来てしまいました。
逆さまつ毛だと、目はたまに炎症を起こすし、太陽はまぶしいし、何よりもいつか視力の方にまで影響してしまうかもという心配があります。
去年、町の小さな眼科の先生の所に行ったのですが、「ドイツ人の子供で逆さまつ毛はみたことがない。この件はわからない」と大学病院に送られました。
大学病院では年配の患者さん達に交じって待つこと2時間。正直、辛かった〜。で、長い間、待たされて、最初に会ったのは若い男性の眼科の先生。でも、やっぱり子供の逆さまつ毛のことはあまり経験がないらしく、別の階にいる先生に回されました。
その後、かなりベテランの眼科医に診てもらえることに・・・。何回かの眼の検査と話し合い後、最終的にニコ君の下まぶたを手術するということになったのです。
そして、昨日は手術のための第一日目でした。なぜだか午後1時に時間通りに来て欲しいと病院から電話がきました。それで、上の子供達と夫は演劇鑑賞やクラス旅行で忙しかったのですがお昼を食べない状態で病院に来てもらいました。手術の同意書には夫の名前も必要なのです。時間がない所をむりやりに・・・。
車の中でおにぎりを食べてもらって、午後1時に時間通り、大学病院に到着。間に合いました。
眼科の先生にもう一度、ニコ君の目を見せて、手術の経過の話などを聞きました。「手術の跡が目の下におそらくずっと残るだろう」と聞かされたのは少なからずショックでした。今の医学の技術でなんとか上手にできるのではないかと思っていたのです。でも、男の子だし、見た目より実際の「目」が大事だと思って手術の同意書にサインしました。
次に麻酔科に行って、麻酔科の先生との話し合いや同意書へのサイン。また全身麻酔と思うとかわいそうですが手術のためにどうしようもありません。
そして、最後に看護婦さんと3泊4日の入院の、持ち物の確認などしました。
ここまで軽く書いたのですが、4時間ぐらいかかっています。クラス旅行帰りのアマデウス、疲れているのにまともなお昼もなしに、病院に付き合わされてイライラもマックスでした。
子供達をなだめながらもう大変。
そして、最後の最後に帰ろうと思っていたところに、眼科の先生に声をかけられました。話がしたいとこのことで、部屋に呼ばれました。
「さっき、手術後のまぶたの縫い跡がずっと残ると言ったら躊躇を見せましたね。今回の手術は見送りにして、ニコ君には目薬をあげて様子を見ていきましょう」と突然、先生が言い出しました。
確かに躊躇したけれど、こっちはもう手術を子供に受けさせる覚悟をしてサインにも名前を書いたばかりだったので、いきなり最後に状況がひっくり返ってびっくりです。
手術のために色々と断っていた予定もあったのです。ピアノの発表会など・・。
こんな事ってあるんですね。ここまで来て、振り出しにもどってしまいました。手術に躊躇したのは私達じゃなくて、実は医者の方だったのかなとも思ってしまいますが、たかが逆さまつ毛なのに色々と振り回されています。
自然とニコ君のまつ毛、なおらないかな〜。
逆さまつ毛だと、目はたまに炎症を起こすし、太陽はまぶしいし、何よりもいつか視力の方にまで影響してしまうかもという心配があります。
去年、町の小さな眼科の先生の所に行ったのですが、「ドイツ人の子供で逆さまつ毛はみたことがない。この件はわからない」と大学病院に送られました。
大学病院では年配の患者さん達に交じって待つこと2時間。正直、辛かった〜。で、長い間、待たされて、最初に会ったのは若い男性の眼科の先生。でも、やっぱり子供の逆さまつ毛のことはあまり経験がないらしく、別の階にいる先生に回されました。
その後、かなりベテランの眼科医に診てもらえることに・・・。何回かの眼の検査と話し合い後、最終的にニコ君の下まぶたを手術するということになったのです。
そして、昨日は手術のための第一日目でした。なぜだか午後1時に時間通りに来て欲しいと病院から電話がきました。それで、上の子供達と夫は演劇鑑賞やクラス旅行で忙しかったのですがお昼を食べない状態で病院に来てもらいました。手術の同意書には夫の名前も必要なのです。時間がない所をむりやりに・・・。
車の中でおにぎりを食べてもらって、午後1時に時間通り、大学病院に到着。間に合いました。
眼科の先生にもう一度、ニコ君の目を見せて、手術の経過の話などを聞きました。「手術の跡が目の下におそらくずっと残るだろう」と聞かされたのは少なからずショックでした。今の医学の技術でなんとか上手にできるのではないかと思っていたのです。でも、男の子だし、見た目より実際の「目」が大事だと思って手術の同意書にサインしました。
次に麻酔科に行って、麻酔科の先生との話し合いや同意書へのサイン。また全身麻酔と思うとかわいそうですが手術のためにどうしようもありません。
そして、最後に看護婦さんと3泊4日の入院の、持ち物の確認などしました。
ここまで軽く書いたのですが、4時間ぐらいかかっています。クラス旅行帰りのアマデウス、疲れているのにまともなお昼もなしに、病院に付き合わされてイライラもマックスでした。
子供達をなだめながらもう大変。
そして、最後の最後に帰ろうと思っていたところに、眼科の先生に声をかけられました。話がしたいとこのことで、部屋に呼ばれました。
「さっき、手術後のまぶたの縫い跡がずっと残ると言ったら躊躇を見せましたね。今回の手術は見送りにして、ニコ君には目薬をあげて様子を見ていきましょう」と突然、先生が言い出しました。
確かに躊躇したけれど、こっちはもう手術を子供に受けさせる覚悟をしてサインにも名前を書いたばかりだったので、いきなり最後に状況がひっくり返ってびっくりです。
手術のために色々と断っていた予定もあったのです。ピアノの発表会など・・。
こんな事ってあるんですね。ここまで来て、振り出しにもどってしまいました。手術に躊躇したのは私達じゃなくて、実は医者の方だったのかなとも思ってしまいますが、たかが逆さまつ毛なのに色々と振り回されています。
自然とニコ君のまつ毛、なおらないかな〜。
- 2015.05.30 Saturday |
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