いつもの火曜日の午後。
日本語を教えてくれる先生が来てくれます。先生は普段は某日本語補習校の校長先生。
たまたま近くに住んでいるので、週に一度だけ、我が家に来てくれてハナルナと夫に会話と小学校で習う国語を教えてくれます。普段はドイツ語中心の我が家。先生がいなかったら「ひらがな」が読めるか読めないか位のレベルで終わっていただろう日本語力。漢字やカタカナなどを読めるようになったのは全て先生のおかげなのです。本当にありがたいです。
でも、でも、一番張り切っているのが、今のところ生徒ではないニコ君なのです。
テーブルを出して、授業前の準備しているとどこからともなくニコ君がやって来ます。先生が来るのをわかっていて、「しぇんせい、しぇんせい〜」と嬉しそうに座布団を出したり、鉛筆を研ごうとしていたりと生徒でもないのにやる気まんまんです。
先生がやってくるとドアまでお迎え、さらに先生にコーヒーを出してと、私にキッチンで指で指示をしたりするのも笑っちゃいます。
授業がはじまると先生の横にべっとりとして、自分の先生と勘違いしているみたいです。そんなときでも優しい先生はニコ君を追い返したりしません。肝心の日本語(ドイツ語も)がまだちゃんと喋れないので線を引いたり、丸を描く課題をもらっていました。なにか線らしきものを書くと花丸までもらって嬉しそうです。
このやる気がずっと続くといいですよね。
- 2015.02.25 Wednesday |
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