娘ちゃんが通っている学校のバザー。我が家は親として、教員として仕事も多くバタバタとしてしまったのですが、友達親子も来てくれて楽しい一日を過ごせました。


娘ちゃんのクラスは、「蜜蝋のロウソク作り」が課題。子供たちはグルグルと回って蜜蝋が入った容器の中にロウソクの芯を浸していきます。。薄暗くて、枯れ葉の敷かれた部屋をひたすら静かに20分ほど歩くのです。

最後は何度も蜜蝋を重ね付けたおかげで立派なロウソクのできあがり!

私と夫にも仕事があったのです。子供たちが歩いている間、音楽を演奏することでした。小さな琴のような楽器や笛を使ってみました。確かに音楽があると雰囲気が出て良い感じに・・。



今年の新しい企画?ハンドパワーの使える治療家の方が来てくれたのです。聞いたら、多動症がひどくてリタリンという薬を採っていた子供が一回の治療で薬いらずになったこともあるとか。今回は宣伝も兼ねているからお金もかからないとのこと。
これは、うちの子供たちにもお願いしたい。。。。アマデウス、ニコ君にやってもらいました。

効果が出るのに何日かかかるみたいなので報告はまた後日にします。結果はどうであれ、バザーではじめて会った方から励まされ愛のパワーをいただき私も嬉しかったです。


宇宙空間カフェという所で友達親子も一緒にご飯を食べたのですが、照明が青すぎて食べ物の色がわかり辛かったです。それをネタにみんなで笑って楽しみました。色水みたいなカラフルなドリンクもおしゃれだったな・・・。
それにしてもシュタイナー学校のお母さんたち、料理も上手というのが感想です。何を食べてもおいしい、しかもどれだけ盛っても一皿、2ユーロというのも安い!


子供たち、たまたま見つけたロウソク作りに夢中になっていました。


その横で私も工作に挑戦。折り紙方式で、ロウソク入れを作りました。
日本人なのにこれは知らなかった・・・・。


家に帰ってから、バザーで買ったビーズでアクセサリー作り。娘ちゃん、道を歩いていたら、2ユーロを拾ったのです。それで、アクセサリーのパーツを買っちゃったのでした。



わらしべ長者のように、こんなものに変身させている娘ちゃんに感心・・・。お友達にプレゼントするそうです。










 我が家の冷蔵庫。見たらびっくりするほどボロくて小さい物を使っています。日本から来た母が「子供が3人もいるのにこんな冷蔵庫で?」本気で心配するくらい・・・。母が一人で使っている冷蔵庫よりも小さいのです。

でも、今のところなんとかなっているからたいしたものです。それに「この冷蔵庫ならいいよ」と言ったら、子供たちが冷蔵庫にマジックで身長を書くようになったのです。それはそれで捨てられなくなりました。

昨日、面倒くさくてやりたくなかった冷蔵庫の掃除をしました。色んなものが出てくる、出てくる。奥の方から生クリームやら、山のチーズ、かじりかけのりんごもゴロゴロ。中途半端な野菜、卵やバターなども・・。

それで、冷蔵庫の余り物で



キッシュを作ったり、


中途半端なりんごを使ったケーキなどを焼いて、冷蔵庫を掃除してみるもんだなあなんて楽しんでいました。

ところが、今日の夜、小児科の先生から我が家に電話があったのです。

「ニコ君のアレルギーテストの結果、卵アレルギーのようです。これからとりあえず2週間ほど卵を抜いた食事をしてください」とのことです。

ニコ君、アレルギーっ子だったんだ・・・・。アトピーも少し、あるしね。

当分、ニコ君、卵のキッシュとか普通のケーキも食べることができなくなりました。上の写真だけで、卵がなんと8個分!これらの料理は当分、作らないことにします。

あぁ、クリスマス時期のクッキー、ケーキはどうしようと今から考えてしまうなあ・・・。







金曜日から土曜日にかけて、娘ちゃんは友達の家にお泊りへ・・・。いつも夫と学校に行って一緒に帰ってくるので、学校の帰り道から夫はもう寂しかったみたいです。
お昼ごはんもニコ君と私と夫の3人。ここぞとばかりにカフェにランチに行きました。ニコ君、食事中、いい子でちゃんと椅子に座っているので私たちもゆっくりとご飯を食べることができ、「なんか子供一人っていないのと同じかも」なんて夫も言っていました。
こういう日があるといかに、子供3人いると日々がいかに賑やかかわかります。

娘ちゃんは、次の日楽しそうに帰ってきました。帰ってすぐさま色鉛筆を取り出して、友達の家で印象に残った思い出?を絵に描いていました。見るとニワトリ小屋の絵!友達の家にはニワトリやら色んな動物が一緒に暮らしているそう。聞いたところによりますと、お友達のお父さん、ニワトリを絞めてさばけるらしいです。すごいな・・・、農家?と思っていたらお父さんはお医者さんだそうです。

アマデウスは土曜日も学校。月例会という、クラスで勉強したことを舞台の上で発表する日だったのです。小学生から高校生まで、順番に舞台へ上がってくるので、子供の成長を一気に見ることができます。かわいい小学生がなんであんなに大きくなってしまうのだろう・・・。12年生まである学校なんてシュタイナー学校くらいです。低学年も高学年も校舎は分かれておらず、同じ屋根の下で勉強をしています。


アマデウスのクラスの5年生は英語の小さい劇とペルシア語の歌です。英語は1年生から授業があります。ドイツ語、日本語、英語まで・・・。がんばれ、アマデウス。

高校生のオイリュトミー、レディ・ガガという現代風で衝撃的だったのですが、最後の最後に出てきたクラスがさらにはじけていました。音楽バンドでボーカルの子がかなりクレイジーだったのです。ただのライブ状態になっていました。クレイジーだったけれど、確かに歌は上手だったな・・。色んな子供がいて、みんなのびのびとしていて良かったです。




娘ちゃんが作ったランタン。聖マルティン祭というのも先週はありました。

 「ママ〜、ビオのお店でスゴロクキャンペーンをやっているから何かを当ててきて」と娘ちゃんに言われてお買い物をしてきました。

ビオのお店っていうのは、オーガニックの食べ物と化粧品などが売っているお店。ドイツではどの町にでも何件かはあります。私にとっては「食べ物と化粧品」が一緒に売られているっていうのに最初は驚きました。ドイツでは大手のドラックストアでもビオの食料品が買いものできるのです。どちらも体に直接、影響するものなので一緒に売られているんだろうと思います。とっても便利です。

買ってきたものの一部を紹介します。



なんと豆腐が売られているんです。ドイツでは健康食品、ベジタリアンにも大人気です。
その中でも私が一番、おいしいと思う豆腐はこのメーカーの豆腐。オレンジのラベルに「デメター」と書いてあります。これはシュタイナーの提唱したバイオダイナミック農法で栽培された植物を使って作られた商品の意味です。シュタイナーが残したものは学校だけではないんです。これを食べた日本人の方が「日本の豆腐よりおいしい」って言っていたなぁ・・。ドイツの人はなんとこれをチョコムースにしてみたり、何かを混ぜて、パンに乗せたりして食べているようです。

あとパンはビオが絶対、おいしいです。スペルト小麦を使ったものがお気に入りですが、売り切れていたので、かぼちゃのパンを買ってきました。

チョコレート、普通の倍の値段がするけれど、甘いものも食べたかったので買ってみました。
米粉が入っているというのがおもしろいと思ったのですが、味はごく普通でした。

りんごのお茶。これはりんごだけのお茶なんだけれど、味が薄いのです。ということは市販で売られているりんごのお茶はそうとう香料とか入れているということだな。

あと、瓶に入っているのはディップです。いろんな野菜とヤギのチーズが入っています。パンに塗って食べるんです。これは夫がおいしいと言っていました。色んな種類が売られています。




アロマオイルとかも店内で買えます。

スゴロクを投げて景品を当てるゲームは何にも当てることができなかった(娘ちゃん、ごめんね)のですが、やさしい店員さんが、なんとアロマオイルを一瓶、プレゼントしてくれたのです。
実はこっちもキャンペーンをしていたみたいで、本当はルーレットゲームにあたらないともらえないらしいのですが、何をしても当たらない私にこっそりくれました。

ビオのお店に行ってみて良かった、ありがとう・・・・。

このブレンドされたアロマもおすすめです。プリマヴェーラというメーカーで当然、ビオ商品です。私がこの時期に選んだのは「冬のメルヒェン」と名前のついた、いかにもドイツの童話の世界のようなアロマです。オレンジがベースのオイル。これで、お部屋がちょっと冬の香りになるかなと思って・・・。ちなみにもらった方は「ごきげん!」っていう名前でした。
確かにごきげんになったよ、私は・・。

アロマで部屋をいい匂いにしようと帰ってきたら、近所のバザーに行っていた子供たちと夫がこれを買ったとか言って持ってきたのです。


バザーのフリマで買った、クリスマス用の人形・・・。
胴体がふたになっていて、中に「お香」を入れることができるのです。口からモクモクとお香の煙が出てきます。

子供たちはこっちに夢中・・・。モクモク、モクモクと何度もお香を焚いていました。ニコ君はこわがっているけれど、上の二人は楽しいらしい。
ビオのお店のアロマオイルの出番はまったくないのでした。

でもドイツぽくてこの人形、かわいいよね。


 午後から、シュタイナー幼稚園でフェルトを使った「スリッパ作り」のクラスが保護者用にあったので行ってきました。

教えてくれる先生は実はアマデウスの友達のおかあさん。そもそも私たちも子供以上に仲良くて、今では一緒にお茶を飲んだり習字を書いたりする間柄。彼女はフェルトや編み物がそれで生計を立てられるほど、上手なんです。彼女の手にかかるとフェルトでも毛糸でも魔法をかけたように素敵な物に生まれ変わってしまって・・・。何をしても不器用な私は尊敬のまなざしを投げかけています。


作りかけのスリッパ。地味な色を選んじゃったけれど、上に模様を付けることにします。
これが私の人生で最初の自分でつくったスリッパに変身するはず・・・・。
一回では終わらず、別の日に残りをやらなくてならないみたい。
私のスリッパの続きは一対一で自宅で教えてくれるそうです。

ところで、私の前に座って、スリッパを作っていたあるお母さんが「今日、体も頭も重くて、調子も悪いし、家族にも反対されながらもここに来たの。それでも自分のやりたいことをやろうと思って・・・」と言っていたので、「私も同じだよ!」なんて返事をしたらみんな大笑いだったのですが、そうなんです。

特に小さい子供を育ているお母さんたちは日本もドイツでも関係なく、ぐったりしています。自分の時間がなかなか持てず、人の世話ばっかりするっていうことは、どれだけ消耗するか。
イライラが止まらない時もある・・・。

家族には「スリッパ作り?」って思われそうですが、スリッパでも何でも世の中のお母さんたち、ちょっとでも子供から離れて自分のやりたいことをやるのが大事だなと思いました。

スリッパ、いつか完成したら写真をアップします。見せられるようなものが出来るのかはわかりませんが・・・。








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