ザールブルク城の廃墟に後日、みんなで行ってきました。思い出すことといったらここの駐車場でパーキングしていたキャンピングカー。持ち主に興味を持って話しかけてみたのです。丁寧に中まで見せてくれて今まで行った旅物語を話してくれました。7000ユーロで中古で購入、夫婦で1年半以上もこれで旅をしたそうです。トイレも洗面所もキッチンも装備したキャンピングカー、いいなぁ。


ザールブルクには小さい滝(後ろに見えるかな?)と水車があるのです。
右下の建物が水車の博物館になっているので入ってみました。

博物館は思ったよりおもしろく、水車の歯の部分や昔の写真、どのように水車と共にかつて生活していたわかるような道具など置いてありました。
そして、奥の秘密の扉・・・、


開けると流れている水に触れるほど接近できました。水車の粉挽き場なんて童話の世界だと思っていたのですが、実際に見れて嬉しかったです。

滝の上にはオープンカフェが沢山ありました。滝の音を聞きながら、コーヒーを飲めますよ。


ザール川、船で遊覧もできます。
でも、私達はいつもの通り、自転車で隣町までサイクリングをしました。片道15キロメートルほど。。。私のサイクリングに欠かせないアイテム、りんごのお茶と干しぶどうの登場です。これで休憩しないとやってられません。
ぶどう畑でもいつものように干しぶどうを食べていたら、夫に笑われました。
「生のぶどうを見ながら、よりによって干しぶどうを食べなくていいじゃん」とのことです。

なんとなく住んでいる人たちや家などをみながらサイクリング。なかなか面白いです。


かつての鐘の製作所みたいなところも博物館になっています。


でも、誰もいなかった・・・。


今回、見たザール川の景色で一番のおすすめスポット。
地形が素晴らしい・・・。


私達の泊まったバンガロー。
暖房も、キッチンもテレビもあって快適。オランダの会社が経営しているキャンプ施設だから、オランダ人の家族が沢山来ていました。
「オランダの子供は世界で一番、幸せ」とどこかの番組で聞いたことがあったのですが、納得。お父さんとかが、朝から夜まで子供と一緒にサッカーしたり、ワイワイととにかく楽しそうでした。


私達も紛れ込んで楽しむことにしました。
では、また余裕があったら続きを書きますね!







 ハナルナの通うシュタイナー学校では、2年生から弦楽器の授業というのがあって、クラスの全員が好きな弦楽器を選んで練習します。

思えば、ハナルナは4歳の頃に、私が町のオーケストラで働く音楽家の方達とお友達になったことがきっかけでバイオリンをやっていた時期があるのです。

まだ子供が2人だった私は当時、微妙に時間の余裕があったんだと思います。自分が音楽が好きだったこともあって、毎日、一緒に練習しようと意気込んでいました。

でも、やっぱり大変でした。音楽が好きかまだわからない小さな子供と練習して、たまに目に涙を浮かべているを見るのは・・・。夫からも「間違った教育しているのではないか」と非難されていました。それはわかっているけれど、バイオリンをちゃんと弾けるようになるには小さい頃から始めなくてならないという友人の意見も確か。

そんな感じで自分でもモヤモヤしていたころ、3人目の妊娠。

毎日、練習するのが無理だと気がつきバイオリンをお休みすることにしました。3人の子供を持つことで、一人ひとりの子供に付きっきりになるのをやめたのです。ように「好きなことは自分でみつけて自分でやってくれ〜」と適当さが更にパワーアップした状態に・・・。

だから、子供が1人でも3人でも子育ての大変さは変わらないのが本音です。子供が2人の時は3人なんて無理と思っていたけれど、周りを含めてみんなで自然にバランスが取れていくので大丈夫でした。

そんなこんなで親子でオーケストラの夢は無理と思っていたけれど、


チェロを学校で弾くことになりました。嬉しそうに学校から楽器を持ってきて、昼ご飯の前に弾いてみせてくれましたよ。聞いたらクラスで一番、背が低いけれど、親友もチェロを弾いているしバイオリンはやったことがあるからあえてチェロにしてみたそうです。

こんな楽器が小さいころから学校で練習できるなんて、うらやましいな・・・・。

うらやましかったのはニコ君もでした。自分も弾きたくて泣いてさわいで・・・。


お姉ちゃんからかりて弾かせてもらっています。「ニコ君のせいで練習できない〜」とのことです。もしかして、音楽好きはニコ君の方?

そういえば、昨日、ハナルナと有名な「アナ雪」の「Let It Go」を練習していたらまだよく喋れないニコ君が「レリーゴー」と歌ったのでみんなで大爆笑でした。

チェロ、壊れないように気をつけます。






トリーアから南西8キロに位置しているザールブルク(Saarburg)という小さな町へ来ました。町の中に行くとドイツなのにフランス語がちらほらと聞こえてきます。それもそのはず、目と鼻の先はルクセンブルクの国境です。

町の中心は町の名前の通りザール川が緩やかに流れ、そこからぐるりと回りを見渡すと町並みの後ろに穏やかな山の風景が連なってみられます。その山の斜面にここの地域で有名なワイン用のぶどうが栽培されています。ここは白ワインで有名な町なのです。

私たちが今回、泊まったのはこのぶどう畑の上のキャンプ施設。。。とはいえこの時期はキャンプは寒いのでバンガローを借りました。



バンガローから町に出るには、ぶどう畑の中をハイキングするか、ロープウェイに乗るか、車で行かなくてなりません。とりあえず行きはハイキングで行ってみることにしました。

この時期のぶどう畑はキラキラと緑にかがやいています。ハイキングがおすすめ!


ぶどうがあまりに熟していたので収穫し忘れたのかなと思い沢山、ぶどうを摘んで食べてしまいました。なんとまあ、甘ずっぱくておいしいぶどう・・・。

ところが、間違っていてまさに収穫中だったのです。これはちょっとお話を聞きたいとむりやりぶどうを摘んでいる方達に会いに行ってみました。



働いている方達は、普通のニコニコとしたドイツの農家のおばちゃん達でした。町の下ではちょっとツンツンとした綺麗なドイツ人女性がワインを売っていたので、なんだかほっとしました。

昔は子供達はここに足を入れて踏みつけてワインを作ったそうです。なんてたわいもない話を聞かせてくれましたよ。


おばちゃん達に挨拶して下に行きます。上から見ると、川や綺麗な町並み、山々がパノラマに見れて壮大な景色。感動ものです。なんですが、写真だと上手く撮れていません。安いデジカメだからかな?


おちびさんも結構がんばって歩いてくれました。バギーは持っていったんだけれど、階段が多くて一苦労。


お城の廃墟が見えてきました。



あそこの塔の上まで行こう、と言ってみたのですが子供達が疲れたとのことなので次回にすることにしました。

帰りは当然、ロープウェイで・・・・。高所恐怖症なのかかなり怖かったです。子供達は滅多に乗らないこともあってゲラゲラ笑って楽しんでいました。ニコ君まで、すれ違う人たちに手を振って余裕顔・・・・。
 





 

 トリーアの町を見学した私たち。
大聖堂あたりの写真はブログに載せるつもりはなかったのですが、一人で見るにはもったいないほど価値のある建造物だったので、少しアップすることにしました。世界遺産に登録されていて、本当に色んな時代と様式が見られる大聖堂なのです。

とはいえニコ君をつれて、人がお祈りをしているような神聖な場所に行くのにはまだ早く(
「ママー、ママー、パパー」と叫ぶ)ので内部をじっくりと見ることは出来ませんでした。駆け足で聖堂内を一周・・・・。いつになったらゆっくりと旅行に行けるようになるのかな。











トリーアは歴史の重みを感じる素晴らしい町でした。

その後、トリーアからさほど遠くないザールブルクという小さい町で何日か過ごしたのです。しかも丘の上で、ぶどう畑に囲まれながら・・・。
続きは時間がある時に書きますね。


 今週も盛りだくさんな一週間で子供を寝かしつけながら自分も朝まで寝てしまう毎日です。
ブログもちゃんと思うように書けないし、もしくは適当になってしまっている・・・。まあ、仕事ではないからと自分に言い聞かせています。

そんなあっぷあっぷで騒々しい日々の中、今日は癒しのNさんが我が家に遊びに来てくれました。秋休みに会うはずだったのに会えなかったので、来てくれて嬉しかったです。
Nさんはピアノの先生、ピアニスト、シュタイナー学校ではピアノの伴奏者として働いています。最初は夫に紹介されて・・・・。

出会ってからすぐに私たちは意気投合。なんせ生まれた年も月も同じ、お互いの名前に同じ「絵」という漢字が使われています。それなのに、ピアノを弾くところまで(Nさんの方が10倍は上手だけれど)・・・びっくりするほど共通点が多いのです。

似ていないところはNさん、京都で生まれたからなのか家庭が違いすぎるのか私と違って育ちの良さがにじみ出ているのです。だからNさんといると私はたまに恥ずかしくなってしまうのですが、今日もぎゃあぎゃあうるさい我が家を「えりかさんの家っていつもこうなの?おもしろい〜」と喜んでくれてその優しい大らかさにまた嬉しくなってしまいます。

そのNさん、去年あたりから靴下を皮切りに「編み物」にはまっています。けっこう前のことになってしまうのですが、今年のお誕生日のプレゼントの1つとしてこの毛糸をNさんにプレゼントしたのです。



なぜかドイツの毛糸屋さんに売られている「野呂英作」という日本人の方が作った毛糸です。さりげなく光るメイドインジャパン文字に惹かれて・・。


なんと、Nさんがこんな素敵な靴下に変身させてみせてくれました。
履かせてもらったら思った以上にかわいくて・・・。
「ハッピーな虹色」の靴下に惚れ惚れしてしまいました。

日本にもこんな色をした毛糸ってあるんですね〜。

Nさん、こんなものが作れて多才だぁ。我が家は一家でNさんが大好きです。またいつでも来てください。

ありがとう!


おまけ。Nさん家に居座っている熊の三兄弟。かわいすぎ・・・。







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