JUGEMテーマ:日記・一般
夫の働いているシュタイナー学校の6年生、最近の授業のテーマは「ローマ時代」だそうです。かなり力を入れて授業をしています。
昔、むか〜し、ドイツにはローマ人も住んでいたのです。ドイツなんだからゲルマン文化と思っていたらそうでもなく、ドイツにローマ時代の遺跡まであるのでびっくりしました。かつてローマ人とゲルマン人が住んでいた境界線がライン川だったと言われています。ライン川の左側にローマ人、右側にゲルマン人が生活していました。
先日、ローマ時代の博物館で催された「ローマ時代のお祭り」に家族で行ってきてその時代のことを少し経験できる機会がありました。さすが、ドイツ人。ローマ時代のなりきりかたが本気ですごかったです。
実際に目で見る歴史は面白い!ローマ軍がどうやって戦っていたか見せてくれました。
この盾を見てください。持ってみたら重かった・・・。これを持って戦っていたなんてしんじられません。さらに各自、肩に乗せて運んでいた荷物も実際に持たせてくれました。19キロ・・。これを運ぶだけでもヘトヘトになります。
ローマ時代が大好きオタクがかなりドイツにもいるみたいです。
この本物のオオカミの被りものはドイツで買えなくてイギリスから取り寄せたとのこと。
そこまでして・・なんて思いましたが迫力満点!
文字を書く石板やインク、ペンなど当時の筆記用具たち。ローマ軍は一人ひとり、石板を持っていたようです。
そろばんみたいな物もあったそうです。使い方がわからない・・・。
個人的に楽しめたのたのは、ローマ時代の音楽。実際の楽器や音符の読み方やコンサートまでありました。口の形だけで鳴るラッパ。音楽を付けるとさらにローマ時代にいるようでした。
この楽器、ローマ遺跡のタイルに描かれていたのを見たことがあります。
ちなみに今回見た中で、一番大きい楽器は水で鳴るパイプオルガンみたいなものでした。
大きいわりにかわいい音がなっていました。
屋台で売られていたご飯。これはゲルマン料理じゃないのかな?
市民の暮らしはこんな感じらしい。子供が石を投げて遊んでいました。当時の遊びなんだと思います。
ローマ人に大変身できるコーナーもあって、娘ちゃんもローマ人になりきっていました。
そのほか、博物館の中で工作などもあったり、子供たち、かなり楽しんだようです。
私も日本では見たことがなかったし、ローマ時代にタイムスリップできたようで大満足。
歴史を勉強すれば、色々と見えてきてもっと海外生活が楽しめるはず。とりあえず、本箱でほこりを被っていそうな「ガリア戦記」から読んでみることにします。
- 2014.09.30 Tuesday |
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