毎年、クリスマスの時期になると思ったより準備ができなかった後悔と慣れない肉料理、子供たちへのプレゼント探し、それをあたかもキリストの子供がツリーの下に置いて行ってくれたかのような演出と演技にクタクタになるのですが、今年はなんと一家でウイルス性胃腸炎になってしまってクタクタどころかバッタリと寝込んでしまったクリスマスでした。

どうやら今年もプレゼントを用意しているのは私達ではなくて、遠い国からやってきたサンタさんや、目に見えない精霊のキリストの子供と信じてくれているみたいです。それにしても、ハナちゃんの欲しいものをさり気なく聞いたら「モンチッチ人形」って言ったのには驚いたなぁ。あの人形って40年前位からあるし、日本だけだと思っていました。もしかしてドイツでひそかにブームなのかな?
胃腸炎で倒れそうになりながらなんとかプレゼントはあげれたけれど、イブなんておかゆしか食べてないクリスマスだったので来年に期待することにします(本当はドイツのクリスマスのお祝いの様子を書こうと思っていたのです)。


我が家のお掃除王子。1歳を過ぎたころからお掃除の真似をよくしています。ちなみにわたし、掃除好きではないし、上の二人はこんな事はしていませんでした。ニコ君、将来が楽しみです。冷蔵庫も率先して中に入ってまでお手伝いしてくれました。
これで大掃除はばっちりかな?
冷蔵庫を掃除していたら、中に入ってお手伝いしてくれました。
 


キリストの降誕したといわれる家畜小屋が本物の動物を使って再現してありました。羊、馬、ロバや珍しくラクダまで・・・。
寒そうだし不自然な形なので動物には同情しますが、このような小屋はクリスマスマーケットによく見られます。
中にマリヤとヨゼフ、キリストの等身大の人形も飾られています。


うわぁ、ラクダが飾り用のモミの木を食べてしまっています。


チュニジアから来た、香水のビンと不思議な名前の香水たち・・・。
「砂漠の秘密」「白い砂漠」「愛の夜」「アラビアの夜」など。「白い砂漠」は石鹸の匂いがして「石鹸だぁ」と言ったら夫に「砂漠に石鹸はないだろうな」とつっこまれました。「愛の夜」が一番、いい匂いだったので買っていたらかなり夫と子供達にまで笑われました。そもそも赤ちゃんもいるし、香水をつけたことがないのに馬鹿な買い物です。ちなみに8ユーロ。


場所をかえて、有料のクリスマスマーケットへ・・・。鮭の燻製を作っていました。おいしそう。


ただのドラム管も穴を開ければ素敵な芸術作品に。火を入れればおしゃれに輝きます。


このかわいこちゃんはアルパカだそうです。アルパカ製品を横で売っています。
夫が帽子を買っていました。すごく質がいいのだけれで、値段も高いです。


恒例のヨガもマーケット内でやっています。一番乗りで来ました。お茶とナッツをいただいてくつろいでしまった。
ちなみにおいしかったので聞いたら「ギリシャの山のお茶」だそうです。


やる気は満々。


ゴリラのポーズ。うほ、うほ・・・。色んな動物のポーズをしました。


最後はギターの演奏でクリスマスの歌をみんなでうたいました。


帰りに壁をみたら日本の凧がこんな所に・・・。







 

我が家の次男、ニコ君も気がついたら1才3ヶ月。名前のせいかニコニコと笑顔を振りまき、走り回っている日々です。
言葉も片言ですが出てきました。「ママ」「パパ」「ブー」「カー」など・・・・。
基本的にはなんでも「ママ」と言います。「これを取って」も「ママ」。固有名詞もほとんど「ママ」と言っています。早く「ママ」って言ってくれないかなぁと思っていたけれどここまで一日に何回も「ママ」を連発されると、一日の最後にはぐったりとしてしまいます。なんせ上の二人もまだ「ママー、ママー」なので。でもこんなに「ママ」と呼んでくれる毎日もそうは長く続かないと思うの楽しんでやっていきたいところです。

昨日、ようやくニコ君の1歳の検診に行って来ました。先生は上の子が発達障害を持っていること、頭蓋内出血というリスクを抱えてニコ君が生まれたことを当然、知っているのですが「多分、この子は障害があるようにはみえない。普通に育つと思う」と言ってもらえました。こんなことを医者に言ってもらうのは私達にとってははじめてです。正直、嬉しい言葉でした。


パパの楽器が気になるニコ君
 

シュタイナー学校は毎年、この時期になるとバザーがあります。今日はあま君の学校のバザーだったけれど、朝から晩まで働いたり、友人家族と会ったり、ニコ君を抱っこしたりおんぶをしてすごく疲れました。右手が肩から指までビリビリしています。腱鞘炎の寸前です。とはいえ、お買い物したり知っている人達にたくさん会えて楽しかったです。


まず、バザーの準備。春雨サラダときゅうりとトマトのサラダ、ワッフェルの生地を作りました。あま君のクラスの課題はワッフェルです。子供達と一緒にワッフェルを焼いて売りました。


バザーの最後は12年生のオイリュトミー劇。みんな輝いて感動しました。ここの学校の先生を中心にした学校のオーケストラの音楽も毎回、楽しみです。なぜだかタンゴ調の音楽をよく演奏しています。
一緒に観ていたニコ君は途中で爆睡してしまったのに、最後の拍手の時だけは目を閉じながらも手を叩いていました。そして、すぐにまた寝てしまいした。おもしろい・・・。





 

今日はイケア(スウェーデンの家具のチェーン店)ヘ・・・・。なかなか行く気にならなかったのですが、商品券があったのでとうとう行ってみました。しかも朝に行ったのではじめてイケアの朝食を食べてみました。機内食みたいな朝ごはん。でも10ユーロもしないで、家族でおなか一杯になってしまいました。


なんだか私達みたいな家族連れが多くて、他の家族のちいさな子供達を見ているとかわいらしくて心がなごみます。家具はちゃんと見ないで、全然違うところばっかりみてしまいます。


とにかくニコ君はカートに乗っているときはいいのだけれど、おろすと張り切って楽しそうに「きゃぁ、きゃぁ」言いながら、店内をグルグルと歩き回ります。でも、まだ上手に歩けないので、たまに転ぶのです。ベットコーナーでも転んでベットにおでこをぶつけてタンコブを作ってしまいました。あわててまたレストランに戻って、氷をもらっておでこを冷やしました。
そんな姿を見ていて、こんなに歩きたがる1歳児と飛行機に乗るのは厳しいなぁと思いました。しばらくはイケアの機内食風朝ごはんで我慢するしかないようです。


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