シュタイナー学校では男の子も授業で編み物があるのです。1年がかり?で作った縦笛のケースを持って来てくれました。手仕事の授業が一番嫌いなあま君ががんばって作ったと思うとちょっと感動しました。



最近のハナちゃん、呆れるくらい絵ばっかり描いています。一週間、咳が出ていて幼稚園を休んでいたので、家にいる間、何枚も描き続けていました。どうやら将来の夢は芸術家らしいです。



我が家の新人、ニコ君は4ヶ月になりました。4ヶ月になったとたん、声をあげて笑ってくれました。あの病院で乗り越えた日々を考えると、笑うニコ君を見ているだけで幸せで嬉しくなります。
頭もほぼ座ってきて、手の動きも段々ントロールできるように・・・・。最近はベビージムでよく遊んでいます。

 冬休みが終わったこの1週間は、病院ばっかり行っていた。大学病院に行くのは車がない為、往復で4時間位かかってしまうのでなかなか大変。次の検査は2月の終わりなので当分、行かなくていいので助かるな。

手術は成功したのだけれど、脳外科の場合は成功したからおしまいではないとのこと。恐ろしいのは後遺症。ニコ君の場合、まだ新生児だったのでどの位、後遺症がでるか医者もわからないと言われた。今の所、普通の赤ちゃんとは変わりがないのだけれど何か運動機能に後遺症がでることを想定してリハビリに行くことになった。

知らなかったなぁ。こんな小さい赤ちゃんもリハビリができるなんて・・・・。金曜日、はじめて理学療法士さんの所に行って実際にリハビリをしてもらった。子供の為に遊びながらできる「ボバース法」という方法で、手足を動かしたりしてもらった。理学療法士さんは優しいおばあちゃんって感じの人でニコニコと笑顔でやっていたのだけれど、肩を捻る動きをしたらニコ君、泣きだしてしまった。当然、泣き止まず・・・。20分が限界っぽいな。その後、家でやれるリハビリを私も習った。これから毎日やっていこう。

                            *

土曜日、最近、息子2人ばかりに時間が取られてハナちゃんに何にもしていないな〜と思って2人でこの辺りで一番大きい美術館(Von der Heydt-Museum)に行ってきた。この美術館は毎週土曜日の午前11時から2時間、子供クラブがある。絵を描くのが好きなハナちゃんをそこに連れて行くことにしてみた。

それで後から何をやったのか聞いたら美術館の中ですごろくして出た絵を館内で探したり、アトリエで絵を描いたり・・・・すごく楽しかったらしい。

大人はその間、自由時間。私は上の階で開催されていた「ルーベンス展」へ。久しぶりに芸術に触れてこっちも大満足。

「女同士の日だね。やっぱりその後はショッピングでしょ」なんて言っていたら、我が家の男どもがなぜだかお迎えに来た。ように暇をもてあましていたらしい。

ということでその後、家族全員で植物がまだあんまりないのにヴッパータルの植物園まで行ってきた。寒かったけれど、そんな冬のおすすめは散歩の後、植物園の前にあるcafe Eliseに行ってほかほかに暖まること。お店自体がすごくかわいいし、子供や赤ちゃんのいるママの為のカフェと言ってもいいくらい子供対策ばっちり。人気があるのか店内は座れない位、満席。冬に植物園に行くのは私達くらいと思っていたのに・・・・。



美術館のアトリエです。お化けの絵を描いていました。



3ヶ月以上前のことだけれど、せっかくなのでニコ君が生まれた頃の写真をアップ。あの時は自分も帝王切開をして動けないくらい痛かったのに、2,3日で転院になったり色々と大変だったな。痛み止めの薬を飲んだら車いすに乗ってでも赤ちゃんの顔を見に行っていました。

 ニコ君、生まれてはじめての検診。生まれたときはまさか頭の中が出血しているとは誰も気が付きませんでした。ハーフのはずなのにお地蔵さんにそっくり。


NICU(新生児集中治療室)にて。


脳波の検査中だったので、こうやってそっとミルクを飲ませていました。


NICUに来てくれたガビ叔母さん。


お気に入りの一枚。新生児なのに大人顔。


 ドクターハナルナ。


毎日、お見舞いに来てくれてました。退屈な2人のためにNICU内に、2人のお絵かきコーナーまで作ってもらってたな。

3ヶ月の今は後遺症が気になりますが体重も倍になって、よく飲んで寝る元気な赤ちゃんになりました。首もすわってきたし、名前を呼ぶとニカッ〜と笑ってくれます。
 

昨年の夏からずっと書いていなかったブログですが、心を新たにまた復活させたいと思います。
今まで、ブログを覗いてくれて心配してくれた方々、どうもありがとうございました。
我が家のニコ君、ちゃんと去年の9月に生まれてきました。とはいえ、誕生してから2日目に「頭蓋内出血」をしていることが判明し、親子ともども、大学病院での5週間の入院生活が待ち受けていました。
乳児の手術、集中治療室での介護など考えてもなかった現実が目の前に来て苦しいこともあったけれど、同時に難病を持った子供達、そしてその家族、大学病院の先生達のなどの出会いがあり自分自身にとっても人生の転機になるくらい意味深いものがありました。




おかげさまでニコ君、手術は成功して元気に成長しています。生まれてきてくれてありがとう!その言葉が自然にできます。2013年も素晴らしい年になりますように・・・・・・。


 

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