この夏も子供達と夫はフランスのブルターニュ地方でキャンプをした。サンマロという町にて。



砂浜で見つけた亀達。



人形劇にされちゃっているし・・・



毎日、海で遊んでいたらしい。



海賊気分。



海辺のかもめ。



さっきまでずいぶん前に友達がくれた「なつのひかり」という本を読んでいた。やっと終了。

「おばさんが、屋台の下から、折りたたみ式の椅子ももう一脚だしてひろげてくれた。私たちは三人ならんでそこにすわる。あいかわらず小屋の外はあかるくて、人生の善いこと、美しいこと、輝かしいことはすべて、すぐそこを流れているような気がした。」(33ページ)

確かに幸せな夏の日ってこんな感じだと思う。私が口で表現できないことがさっぱりと書かれてあったので驚く。

 学校も幼稚園も休みという我が家はまだまだ夏休み。最初はキャンプの後にイタリア方面に家族旅行に行こうとか思っていたのだけれど、お金もないし、長旅の気力もないのでみんなで家でゴロゴロとしている。
ゴロゴロと言っても毎日が外出、遠足状態なのでけっこうアクティヴな日々。最近、我が家ではやっているのが自転車こぎが大好きなパパさんに連れられて家族でサイクリング。他のドイツ人達が本気でビュンビュンと自転車を漕いでいる中、我が家はゆるゆると・・・・というかよれよれと。なんていっても私の自転車なんて折りたたみのミニ自転車。結構、笑われるのだけれど足が短いからぴったり。
とにかくサイクリングをすることでドイツの美しくて今まで見たことのなかった風景に出合えて本当に楽しいです。



昨日はボン近郊のアール(Ahr)川沿いをサイクリング。あま君は私より自転車が漕げます。



アーブリュック(Ahrbueck)の駅に車を置いて、バートノイエンアール アールバイラー
(Bad Neuenahr  Ahrweiler)の駅まで川沿いのサイクリングコースの矢印を見ながら自転車でひたすら走った。このあたりは赤ワインで有名でぶどう畑が永遠と広がっている。その他にも不思議な岩山や教会や修道院が点々とあって見事な景観。自転車に熱中していて写真を撮るのを忘れていたけれど本当に美しいの一言。
途中にワインで有名な町があるのでワインを飲みながらレストランで食事と休憩は忘れずに。



どこだかわからないけれど途中にロープウェイが見えてきたので、あま君と山の上まで行ってきた。
ロープウェイに乗ったとたんなんだか落ちそうで後悔したけれどなんとか上に行ったので記念撮影。
お天気だったので下はよく見えた。



目的の駅まで着いたら、電車で駐車しているとろこまで戻った。週末は自転車はただで電車に乗り入れてオーケー。ちなみにこの方も2kmほどペダルのない自転車で走ったのでした。
でも私たちは20kmよー。この距離が私の限界です。






 

 パパさんが子供達とフランスの海岸でキャンプしている間、本当に一人で家でゆっくりできた。慢性疲労からインフルエンザになって熱を出したら体も心もすっきり。
 病気の後は友達と会って、おいしいものを食べたり、本を読んだり、映画を観たり、とにかく好きなことをして楽しんだ。

 一人と言っても、我が家には猫のミカがいる。当然、残った私たちは仲良し。うるさい子供達がいないからかミカも日々のストレスから解放されて、ごろごろと言いながら寝る時は昔のように私と一緒にベットで寝るようになった。

子供達とはたまにキャンプ場の公衆電話を使ってお話した。一生懸命、久しぶりの日本語で話そうとしている二人。「ママ好き!!」「ママがいないと死ぬ〜」と国境を越えたラブコール。そんなことは自分の子供しか言ってくれないので、嬉しいかぎり。声だけ聞いていたら溶けそうだぁ。

なんてぼっーとしていたら、どうやらもう車でドイツに向かっているよう。帰って来る前に全部の部屋の掃除機をかけようと思ったけれど、どうせみんなで砂まみれで帰ってくるに違いないと持ってやめた。綺麗な部屋もあっという間に汚くなる現実はもうすぐ。

まだまだ、夏休みが三週間あるなんて・・・・。外はセーターを着ないと寒いドイツなのに。



公園の子供祭りでタマゴ競争した。うちの子は二人とも競争心がないので余裕の笑顔で
びりです。



「これ買って・・・・」とねだられた。近くのH&Mにて。



先月は生まれてはじめて財布をすられて警察にお世話になったり、あれほど「これからは子供のやけどに気をつけましょう」と言いながら自分がアイロンでやけどをしたり(みんなにはあきれられている)さんざんだった。それにもかかわらず今週は私だけインフルエンザに罹ってしまったなんて本当についていない。

四日前の日曜日の朝。子供達と夫がフランスのキャンプ場に行くというのを玄関で見送った途端、理由もわからず体が急変。頭がガンガンと痛くなって絶えられなくなりベットに直行。熱も出てきたみたいでもはや立ち上がるのも困難ほど。その日は朝食の片付けもしないでそのまま一日中うなされながらアイスノンを片手に寝込んでいた。

翌日、半泣き状態でホームドクターの所へ。「頭が本当にガンガンと痛い、熱がある、体が痛い・・・」などと症状を言ったら今年の夏のインフルエンザとのこと。

処方してくれた薬が一番軽い解熱剤と、ホメオパシーとだけ。そのときは「辛いよ〜インフルエンザですよ。もっと強い薬をちょうだい・・・」と内心、思ったけれど、自分の力で治すと体の回復が早いというどうやら本当ぽいな。苦しかったピークは一日目と二日目だけだった。

電話で話した夫によると、キャンプ場にいる子供達はピンピンと元気ということなので安心した。キャンプ場全体がインフルエンザになっていることを一人想像して心配していた。今ごろ、子供達はボンジュールとかクロワッサンとか言いながら楽しくやっていることでしょう。

ということで今年もフランスのキャンプに行かなかった私は子育てからも解放されて、自由時間だけという贅沢な時間を過ごす予定。今のところは闘病生活って感じですが。



「孫の写真は?」と聞く母のために最近の写真を探したのだけれど、最近は忙しかったからか撮って
いなかったのです。だからちょっと前の写真です。シュタイナー学校の「手仕事のフェスティバル」
でこっそりこんなコーナー発見。船を早く巻けた人が勝ちというゲーム。船に乗る小人がかわいい。



フェルトでお花を作りました。あと、このネックレスも。ハナちゃんはアメジストを選びました。




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