ドイツにもようやく「借りぐらしのアリエッティ」が来た。友人から本をもらっていたので、どうせなら映画を観たいと思っていたら、デュッセルドルフの小さな映画館で最近、ひっそりと上映されていた。
友達も誘っていざ映画館へ・・・・・。
土曜日なのに全員で20人も観客がいないくらい。あいかわらず私達の観る映画はガラガラだな。ちなみにチケットは2人分で13ユーロと日本に比べてとっても安い。映画館は日本に比べるとシートがゆったり。一番後ろにはテーブルのある席まであった。テーブルがあるとコーヒーを飲みながらまったりできるので次回は後ろに座りたいな。そうそう、子供は少しでも目線を高くするために座布団が借りられます。
本題の映画の方。さすがジブリの映画だけあって、絵が美しかったのが一番の印象。特に雨の場面の水滴のキラキラ感とか、植物が風に揺られるシーンとか「さすがだなぁ」と思った。小人視線から見る人間世界の描かれかたも理屈ぬきで素晴らしい。
ストーリーはちょっと地味で結局、小人が引越しする場面で終わってしまう。翔君と小人の行方が気になってしまう。でも考えてみたらただのハッピィーエンドではなく、ちょっとした刹那さと希望を感じさせられるあの終わり方で良かったと思う。
映画館の後はスターバックスでお茶したり、日本の雑貨屋さんに行ったりしてゆっくりとできた。雨が降った週末だったけれど、楽しく過ごせました。
- 2011.06.29 Wednesday |
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