今年も残りわずかとなってしまった。
2010年は私たち家族にとって、なかなか平和で良かった年だったと思う。

我が家の長男、アマデウス。今年から日本で言う小学生に。軽度の発達障害が見られるため学校選びはけっこう大変だったけれど、最終的には勉強面や感情面になんらかの問題がある子のためのシュタイナー学校が近くにあったのでそこに通えることになった。担任の先生はベテランの先生と評判のある先生でとにかく授業はゆっくりペース。シュタイナー学校なので進路のことや成績で悩むこともないので親も子供も安心して生活できるのが嬉しい。来年からセラピーを学校で受けられるように校医さんや担任の先生は話を進めてくれているみたいだし、いいお医者さん達にも恵まれた。
発達障害を持って生まれてきてしまった息子だけれど、息子に感じることは何やかんや言っても強運の持ち主。来年も明るく楽しく学校に行けますように。

我が家の娘のハナルナ。こちらも幼稚園に入園。問題なく楽しく幼稚園に通っている。しかし送り迎えがパパということや、幼稚園に行っているからか「ここはドイツでしょ。だからドイツ語を話すよ。日本に行ったら日本語で話すから」と90パーセントはドイツ語で家でも話すようになってしまった。理屈も言えるようになって賢いな。自分の見えないところで娘がどんどんと成長している感じ。
歌を歌ったり絵を描くことが大好きな最近。パパと週に一回、教会に行ってコーラスをしている。来年はダンスも習うとか。来年ものびのびと好きな事をやってください。


パパさん、私も穏やかな年だった。考えてもなかったけれど私もパパさんの働く学校で少しながらも働けるようになった今年。経済面でも精神面でもありがたかった。
それ以外は息子の学校の図書館で仕事を手伝うようになって、色々なお母さん方や生徒と出会いがあった。みんなから色んな事を教えてもらって、小さな事でも色んな発見や学びがあった年だったような気がする。



では、来年もよろしく!




 なんともまぁ、車は壊れるし、雪が沢山降って車の運転が恐い親戚達の意見により今年のクリスマス会は中止。とはいえ一人で暮らすヨハナおばあちゃんの所には行かなくては。
私たちとおばあちゃんのしんみりクリスマス会をしてきた。



これはイヴの日。我が家です。チョコレートの袋をもらって嬉しい子供達。



気になるおやつはこんな物が入っています。この時期のドライフルーツの入ったシュトレンケーキ
やマジパンなど。ドイツの普通のお菓子たち。



車が壊れて大きなツリーが買えなかったけれど、小さなツリーをゲット。それはそれでかわいい。



日本のおばあちゃんからと私たちからだけでも十分なプレゼント達。



クリスマスクッキーを作っているところ。



クリスマス。おばあちゃんの家にて。雪がひどくて外に出れないというので、買い物もできないだろうと思い、ドイツ料理を作って持っていきました。
「えりか、日本人なのにドイツ料理が上手」と褒められちゃった。



昔の写真を見てなにやらお話しているところ。

ヨハナおばあちゃんからもプレゼントをもらって嬉しい2人。なんだか地味なクリスマスだったけれど
おばあちゃんに会えて良かった、良かった。

 あま君を学校へ送ろうとしたけれど、道路が凍結しているのかまともにバスが通っていないようだったので残念だけど諦める。車が故障したせいで、おチビちゃんの方も幼稚園に行けず。

雪と故障した車のおかげで食料品もあんまりストックされていなかったけれど、バナナ4本をみつけたので、2本でバナナシェークを作って、余った2本でキャラメルバナナケーキを作った。バナナを切ったり、混ぜたりするところは子供達に手伝ってもらったからか子供達も出来上がりに満足。「おいしい!おいしい!」とぺろりと食べてしまった。

なるほど、色々と自分達でやるっていうことが大事なんだなと思う。バナナ4本で楽しむ方法。



ちょっと前はこんな物を作ってみた。激安ショップで子供に紛れて買ってみた魔女のおうちセット。たったの1.5ユーロ。お家だけ爪楊枝で組み立ててデコは2人にやってもらった。途中、味見が多い。



なんだか不恰好だけれどできました。部屋に飾ることにしたけれど、毎日デコレーションが減っている。誰かこっそり食べているのかな?


先日、我が家のあま君は近所の行ったことがない美容院に行ったら、おじさんが出てきてなんと坊主プラスモヒカンにされてしまった。「ドイツの美容院って・・・・パンクはないだろう」と子供のパンクスタイルを見てショックだったのだけれど、今は帽子を被っているので髪の毛はぺちゃんこ状態。
そんな坊主君が一日中、グレーのスエットズボンとトレーナ着てゴロゴロしている姿はもう子供でなくて、ごろついたお兄さんって感じ。でも3歳のハナちゃんと精神年齢は一緒なのか、意味不明な事を言い合ってゲラゲラ笑ってよく喧嘩している。結局、家が一番楽しいそう。このまま出不精一家になってしまう勢い。


 外を歩く子供達のランドセルをみてもナイロン素材が主流と言う中、我が家のあま君は今どき皮で作られた手作りランドセル。ランドセルを買ったのは幼稚園の横にある障害者の方が働く皮工房で。当然、オーダーメイドで水筒を入れる部分のポケットを付けたり、「AMADEUS」と名前まで皮の上に特別に押してもらってどこからどうみても自慢のランドセル。はじめて工房で出来上がったランドセルを背負った日、工房内の障害者の方が一斉に拍手とこれからの学校生活のエールをあま君に送ってくれたという。

そんなランドセル、いつかカメラに収め、ブログ上で披露してみようとか思っていたのに・・・・・、週末にすごいことになってしまった。

なんと我が家の愛猫のミカがランドセルの上に思い切りおしっこをしてしまったのだった。「馬鹿猫め〜」と叫んで、慌ててお風呂場でランドセルを洗ってみても、おしっこ臭さと染みは取れるわけがない。臭いランドセルを手に「どうしよう〜もう買い換えるしかないな」と嘆いていたら、夫の「洗濯機に入れてみれば」とか言うので最終手段だと思って、洗濯機の中に放り込んで30分。

それでも、猫のおしっこって取れない!!

月曜日からあま君は、私のお友達がもう使わないからと譲ってくれたナイロンのショルダーバックで学校に行くことになった。担任の先生にこのことを話したら「えっっ!」と驚いていたけれど、驚いたのは洗濯機にランドセルを入れて洗ってしまったことらしい。

12年使う予定だったランドセルの寿命は短かった。それにしても、猫のおしっこには気はつけましょう。




本当の悲劇はランドセルでなくて、また寒さと疲労で我が家の車がぶっ壊れたこと。
この雪でバスもまともに通っていなし、さらに娘は膝を故障。
今日は私に歩かされて「寒い、寒い」子供達が泣くのでタクシー使って帰ってきた。
子供を学校に連れていくだけでこんな大変な思いしているのに生徒がクラスに3人しか来ていない
ため授業は進まないらしい。明日は家にいようかなぁ。


今日も雪が大量に降った。防寒具をきちんとすれば雪は嫌いじゃないなぁ。不思議なのはドイツの小さい子供達は防寒がきちんとしていて、タイツに帽子、マフラー、手袋はかかせないのに大人たちは結構薄着なこと。何がなんでも帽子を被らない人とか結構いるのは謎。
私としては子供は薄着で大人は冷え対策に暖かくするのが常識だと思っていた。それにしてもおじさん達のズボンの下の防寒はどうなっているのだろうと思って「ドイツ人はステテコみたいなものは履かないのかな」と思って聞いても笑われるばかり。多分、大人のセクシーさ?に欠けるアイテムと思われているみたい。「こんなのだから日本人は夫婦で寝る回数が少ないのだよ」まで言われてしまった。
でもマイナスの温度が続くのにジーンズの下がすぐパンツって寒いよね。ロシア、ポーランドでもそうなのかなと気になりつつもまだ調査不足。ちなみにあま君は最近、パジャマの上にズボンを履いて学校に行っている。ズボンを脱いだらすぐベットに寝れるって便利。

「雪が降っているので、明日は学級閉鎖です」とクラスの先生から電話がかかってきた。子供達と家に閉じこもっているのも辛い。今日は目を離している間に子供達が地震ごっこをしていた。
部屋のものをひっくり返して「地震だぁ、地震だぁ」と盛り上がっていたけれど、その後、片付けられなくて泣いたり怒ったりして大変だった。片付けられないのだから最初で最後の地震こっごを約束をした。
すべては単にかわいい子犬の物語と思って、何日か前に「マリと子犬の物語」という映画を子供達と見たから。地震がテーマという前知識ゼロで。



フェルト作りを子供達と・・・



サンタさんと小人の出来上がり








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