今週の話。幼稚園では子供がおもらしや洋服が汚くなってしまった時のために各自着替えを家から持ってきて置いてあるのだけれどなんと私はハナちゃんの下着の代わりになんでか、自分の下着を幼稚園に余裕で持って行ってしまったみたい。
久しぶりにハナちゃんがおもらしをして、幼稚園の先生が着替えを探していて発覚。

お迎えに行ったらそのパンツを見せられて「これって、おかあさんのパンツだよね。がはは・・・」なんて言われてしまった。穴があったら入りたいほど恥ずかしい!

そんな幼稚園で今日はバザー。と言っても私達は何もしなかったのだけれどお客として参加。たいしたものは買っていないけれどお母さん方の手作りケーキを食べるのが楽しみ。

近くの教会でも子供の服や」おもちゃのバザー(この時期はバザーばっかり)があったので、ついでに
行ってみた。

かわいいズボンがあったので見ていたら、突然「これは日本で買ったのよ!」と言われて「えっっ」と
言ったら、そのズボンを売っていたお母さんは名古屋に3年間住んでいたらしい。なんだか話もはずんでしまった。名古屋生活は食べ物がおいしくて最高だったのこと。でも夏は暑いからドイツに戻っていたんだって。ドイツ人には日本の夏は耐えられないだろうな。

帰りは小雨が降っていたけれど、小さな森に入って散歩。黄金に輝く葉っぱが美しくって幸せな気分。

家ではさっそくバザーで買ってきたおもちゃで遊んだ。海賊をテーマしたゲームでけっこう家族で盛り上がった。最近、家族や友達とテーブルの上でゲームして遊べるおもちゃというのに夫と興味を持っていて、イベントに行ったり色々と買ってみているのだけどこの国には色々とそんなおもちゃがあるみたい。ちなみに先週は本屋で「花札Hanahuda」を見つけて「おっ」と思って購入。どうやって遊ぶのかさっぱり忘れてしまっているのだけれど札が綺麗で眺めて満足。



おばあちゃんの家に行ったときの写真。あいかわらず動物に囲まれるあま君。




ここには書いていなかったけれど、毎週金曜日だけ夫の働くシュタイナー学校でアルバイトを9月からはじめている。シュタイナー学校ではオイリュトミーという運動芸術の科目があるのだけれど、その授業でピアノの伴奏が私の役目。ピアノなら小さい頃からコツコツとやってきたから何とかなるかなぁと思って・・・。

あま君の学校の裏の小さな駅から電車とバスを使って35分で、隣町の夫のシュタイナー学校に到着する。ちょっと電車を乗っただけなのに、車窓から紅葉された山や牛の群れなどが見れて一気に田舎気分。


私の担当は2年生、4年生、7年生のための伴奏なのに突然、「今日は4年生だけでいいからね」と言われて働いたのはたったの1時間。オイリュトミーでアルファベットのLの形を
子供達が体の動きを使って練習しているのだけれど、この動きをオーラの見えるデンマークのみえちゃんに見せたら「黄色でふちの所が金に見える」と言っていたので、そんな事を思い出しながら・・・・。


1時間で終ってしまってやることがないと思ったので、思いつきで夫の授業にむりやり参加。1年生の音楽の授業を見学。

「パパさん、どんな授業をしているのかね」と思っていたけれど、授業の最初からおもしろかった。オープニングはあの日本語の「いとまきまき」。しかもドイツの子供達なのに日本語の発音が上手なことに感心。一斉に手を巻き巻きして「いーとまきまき」と歌いながら私の方をちらりと見る生徒をかわいいなぁと思ってしまった。あいかわらず、机と椅子がなくて座布団とベンチだけっていうのは驚かされる。
寺子屋みたい。

                           *

あま君をお友達の家にお迎えした帰り道、お友達の家のそばでロシアのスーパーマーケットを大発見。そこのロシアのスーパーの前では串にさされた豚肉が屋台のようなところで売られていて、炭で焼いてくれるのだけれど、それを見たあま君。「おなかすいたー」というので私も好奇心でフラフラと近寄って串焼きを注文してみた。
で、食べてみたけれどおいしかった。串を焼いているカザフスタン人おじさんも親切で色々と話しちゃったしね。スーパーの中も恐々入ってみたけれど、ロシアのお菓子に書かれている絵が思いもせずレトロな感じでかわいくて買ってしまった。またこっそり行ってみよう。

デンマークから帰って来てブログに向かうにも色々と楽しすぎて何を書けばいいのやら・・・。みんなで疲れてヘトヘトになりながらも話して笑ったこの小さな同窓会は忘れられない日々になるだろうな。




友達のゆうちゃんと娘のみえちゃん。そしてコペンハーゲンの港。
デンマークはドイツに比べてゆっくりとしていて豊かな国というのが町を歩いて感じる印象。
そして男の人だけでなく女の人も大きい人が多い。おっかなびっくり見上げてみるとちょっとシャイでニコニコしている人が多し。
なんだかこの国には色んな意味で「ゆとり」というものがあるみたい。

「ゆとり」と言えばゆうちゃんが学校の先生なので聞いてみたら、デンマークの学校教育にびっくり。公立の学校でも6年生まで成績表はなし。デンマークでは勉強は一人でするものではないらしく、レポートを書くときもいつもグループでやるとのこと。人間一人で生きているのではないので大事なのはハーモニーだそう。なるほど・・・・。それにしてもここには落ちこぼれと悩む子供はいないかもしれない。

ゆうちゃんの働く自閉症という障害を持った子が通う学校に行ったのだけれど、そこもカルチャーショック。一クラス14人の生徒で、先生が7人。午後には先生が入れ替わるとのことで、さらに先生が午後に7人。ようにそれって一クラスに先生が14人ってことでしょう。ここにも「ゆとり」が・・・・・。



デンマークはユーロじゃなくて、クローネだった。紙幣や小銭も素敵で思わず写真。でも、物価が
ドイツに比べると倍?って言うくらい高かった。買い物しても、そのうち税金が50パーセント。
びっくり。ドイツでコーヒーなんて200円から300円としたら、デンマークではきっと600円はするみたい。でも、インテリアや洋服はドイツより断然お洒落なものが・・・・。ちなみに私達はアウトレットのお店に行って本気で買い物。



デンマークの「ヤンマー」と呼ばれているスーパーのこのマークがかわいい。

(追記 ヤンマーではなくて正しくは「イヤマ」だそうです)



ゆうちゃんがデンマークの伝統料理を作ってくれた。豚肉が柔らかくておいしい。作り方をみてきた
のでいつか作ってみよう。デンマークは人口よりも豚の方が多いらしく、豚肉をよく食べるみたい。
牛はミルクのためにいるとのこと。たしかに家に帰ってデンマークのハンバーグの作り方をみてみたら豚肉のひき肉を使うと書いてあった。



みえちゃん、かわいかった。かわいいだけでなく、オーラが見えたり、大人でも言えない様な
美術鑑賞の感想を言うので心底びっくりしたよ。どんな大人になるのか今から楽しみ。

明るいゆうちゃんとパートナーのミケルのほのぼのとした優しさ、スピリチュアルなみえちゃんに沢山パワーをもらってこっちも元気になった。そして、東京生活からは考えられないくらい広くてインテリアの映えるお部屋を見てデンマークの人達が家を快適にすることを大事にしているということが伝わってきたよ。美しくって暖かい家庭が素晴らしい。

とにかく色々と楽しいサイコーな日々。また絶対会おうね。どうもありがとう!

 子供達が2日間いなかったのでコツコツと子供部屋を整理して絵本の仕分け作業、お風呂の壁をカビキラーで一気に掃除したり自分ではがんばったつもりなのに誰も気がついてくれなかったのがちょっぴり残念。掃除はわかる所からやろう!
それにしても、家を片付けながら普段見過ごしていたり、見て見ぬふりしている事がたくさんあることに気が付いた。掃除しなきゃいけないところや穴の開いた衣類やアイロンしなきゃいけないものに。
昔は一つの好きなことだけをやって生きていく人に憧れたけれど、子供ができて生活してみるとごはんを食べることや掃除、洗濯などの日々の細々とした地味〜な事がとても大事なことに気が付く。人類がはじまったときから、歴史の教科書にも載っていなくともこれの繰り返しで人間は今にいるんだものね。

                               
子供達がつくづく愉快な人たちだと感心しながら呆れてみつめてしまう。こんなにはしゃぐ声と笑い声がでかいのはウチの子以上に見たことがなく、最後は赤いカバンを頭から被って一家で「赤頭巾ちゃん」をいつものように演じていたら、下のおばあちゃんに「うるさくてテレビも観れない」と怒られた。まぁ、声と一緒に足音もうるさいのだろうけど、多動っぽい子もいるし、陽気に小走りする子もいるのでなかなか難しいところだな。もっと寒くなって外で遊べなくなった時の対策を練らなくては。一軒家が買うのが一番なんて言われそう。

                                 *

明日からデンマークのコペンハーゲンに私の一番古い(保育園で知り合った)お友達のYちゃんの家に遊びにいくことになった。しかも共通のお友達のRちゃんも一緒に・・・。3人とも同じ小学校の同級生。どうやら日本では小学校の同窓会があるらしいのに私達は参加できないので、小さくコペンハーゲンで同窓会をしようなんて言っている。

偶然にもYちゃんもRちゃんも障害を持った子供達の教師として働いていて、今回はYちゃんの働くデンマークの学校の様子を見れるそうなのでちょっと訪れてみたいと思っている。デンマークの福祉とはどんな感じなのか、自閉症の子の教育など個人的に興味があるところ。

あま君に軽度発達障害が見られてから、このテーマに一人で取り組んでいるというか取り組まざるえないの時にまわりを見たら障害者学校で働いている人がけっこういたのは不思議。理解してくれるし、すごく心強い。

なんて書いているけれど、学校も見ないでいつものようにくだらないおしゃべりして終わっちゃうのかもしれないけれど。会えるだけで嬉しい。



結構前だけど、ハナちゃん、どこかのお城のこどもみたいでしょ。
これは町の演劇のフェステバルに行った時、衣装を着て写真を撮ってくれるコーナーがあって
そこで着替えたのです。本人はお姫様になりたかったけれど小さいサイズがなくて、男の子みたいに
なってしまったのです。これもブカブカだし・・・。



地方新聞のカメラマンにも撮影してもらったのでした。それで次の日、キヨスクで張り切って新聞買ったけれどハナちゃんは載っていなかったのでした。でも新聞のホームページには大きく写っていたのでラッキー。

 秋休みがはじまってずっと晴れていたのだけれど、やっぱりずっと晴れるわけがなく曇りのち雨の今日このごろ。昨日は家ですることもなくなって、「IKEA」に行こう!と思い立ちみんなでとなり町のIKEAへ。なんせレストランは安いし子供も3才からプレイルームみたいなところで楽しく遊べるからね・・。
それにしてもドイツ人を見て思うことは、衣食住の中でダントツに「住」に力を注いでいるなーってこと。夫の行動も例外じゃないなと思った。IKEAで「金欠だから今日のIKEAはごはん食べるだけね〜」と私が言っていたのにもかかわらず次々とカゴに私は買わないような不思議な雑貨やベットカバー、カーペットを入れ満足そうな顔をして大人買い?!
家に帰って来てからは突然、私の本箱と廊下の本箱を交換する大仕事がはじまりそれを終わらせるとまたもや満足顔。でも、それだけじゃなかった。次は「部屋の色が良くない。ペンキ塗りしたい」と行って地下室からガサゴソとペンキ用品を一式持って来ているし。

他のドイツ人達もそんな感じなんだと思う。親戚の叔父さん家はホテルみたいにピカピカとかっこいいし、さらに庭に陰陽をモチーフにした噴水を自分作っている最中。そもそもドイツのおじいちゃんなんてあのレンガの家を自分で建てたとのこと。信じられない・・・・。

ちなみに夫はペンキ道具を部屋に置いたまま、実家に子供達と一緒に遊びに行ってしまった。
「ペンキ塗り、よろしく〜」だって。中途半端。

                              *

朝、寝起きざまに子供達と将来何になりたいか話した。あま君の方は医者になって手術室に入って緑の服を着てみんなの病気を治したいとのこと。ちょっと前までは夢は修理が出来るから建物の管理人だったのに・・・・。ハナちゃんの方は「妖精」だそう。魔法を使うとハムがピンクになるとか(不味そう)。小さい頃から女の子と男の子の言っていることが全然違うのが面白いな。



日本でなおしたにもかかわらずカメラが壊れてしまった。日本で修理に出したときにお店の人
が「ごめんなさい」と私に謝ったのがカルチャーショックだったのを思い出した。「また、壊れちゃったよー」と言いたい。


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