ブログを長く休んでごめんなさい。ただいま日本に帰省中。友達にもほとんど連絡せずにのんびりだらだらと過しています。帰ってきて遠出らしい遠出は母と一緒に箱根旅行に行ったくらい。とはいえ東京から箱根までは手頃ですね。都会から電車に揺られて一時間半ほどであっという間に大自然。



新宿から乗ったロマンスカー。春らしい駅弁をゲット。お茶もついています。ドイツでは駅弁を車内で
食べるなんて考えられません。おいしかったです。



芦ノ湖が見えています。ここはロープウェイの中。風が強くて揺れていて落ちそう。
飛行機に乗っているより怖かった。



春だと思ってきたらけっこく寒くてブルブルと震えながら宿に到着。三組までしか泊まれないという小さな宿。この日は私たちを入れて二組だけ。ごはんは囲炉裏料理。囲炉裏で焼いた鮎やお鍋などで
体もほっかほっか。子供は特別にハンバーグ。あま君もおいしかったようです。



お風呂は露天風呂。子供がプールと勘違いしていたのか大騒ぎ。貸切で良かった。
洗面器にお湯を入れてそこらじゅうに撒いて楽しんでいたあま君。「熱い、熱い」と大げさに騒ぐハナちゃん。なんだかうるさかったけれどいいお湯で次の日の朝ごはんの前も入ってしまった。
やっぱり温泉っていいな。



寝る前もやっぱり大騒ぎ。



今回、行きたかった箱根彫刻の森美術館にて。



足湯もあります。ゆず入り。



子供の遊び場がけっこうあって助かるなぁ。





箱根登山鉄道の運転手さんが手を振ってくれました。最後は駅でそっくりな模型のおもちゃを買って
大満足。スイッチバックもできるのです。

あま君が起きてきたので今日はこのあたりまで。また日本の生活をレポートしますね。

 具合が悪いと思っていたら、やっぱり風邪だったよう。引越をしてはじめて自分のために病院に行ってきた。この町で一件しかないアントロポゾフィーの病院。予約もいらないしアットホームな雰囲気がよし。当然、処方してくれる薬がすべてヴェレーダなのに辛かった頭痛が一気になくなって驚く。アスピリン系の薬が効かなかったのにどういうことだろう。これからは我慢しないで病気になったらここの先生のところに通いたい。

しかもここの先生、シュタイナー学校のバザーの時に本を売っていたり、生徒と一緒に糸とつむいでいたりしていた。「あれ、本も売っているんですね」と言ったら「ふふふ、僕のもうひとつの仕事だよ」と
おっしゃっていたけれどちょっと謎。

                              *

昨日、突然友人がやってきたので、すっぴんめがね状態からせめてコンタクトに換えようとあせっていたらコンタクトをなくしてしまった。その後、友人や夫も探すのを手伝ってくれたのに全くみつからなかった。どうせ買うならもうすぐ日本に帰るのでその時に買おうと思ったのだけれどあと一週間ほど日にちがあるのでどうしようと考え、「そうだ、一週間分だけのコンタクトをドイツで買えばいいのだ」と思い立ち今日、コンタクト屋を目指して町へ。

「今日中に買うなんて無理です。検査もあるし、しかも一週間分だけなんて売っていません」と言われる中、二軒のコンタクト屋が「そういう訳ならサンプル用のワンデーコンタクトを探してあげる」と言われ
なんとか四日分のコンタクト(それ以上は在庫がなくて無理)を手に入れた。無料で。
しかも最後のコンタクト屋さんは特に親切で「僕はあなたの手助けをします」と言われ、明日支店の方にいけば足りない分のコンタクトをくれるという。
ドイツ人の店員は不親切と聞くけど、親切すぎてちょっと恐い。

                              *

子供達の喋る日本語が最近、おもしろい。特に二人とも「私」という言葉を使いだした。ハナちゃんは私と言うより「僕」って言うほうが多いけれど。

この間、風邪で吐いて苦しかったときに、「ママもゲロ?あたしもゲロよ」と言うので心の中で大笑い。
5歳児の男の子が「あたし」って言うのかね。新宿二丁目の飲み屋にいる錯覚が・・・・。日本に帰ったら少しは普通の日本語が学べることを期待。



この間の続き。凍ったみずうみ。



かもめか何かの足跡。



薄い氷の上に細い足で上手に乗せていた。かもめの絶妙なバランス。



一気に向こうへ飛んでいってしまった。

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