このあいだの動物園にて。

白い手袋をペンギンにみせると魚と勘違いして寄ってくるらしい。なるほど・・・・。確かに私のグレーの手袋じゃペンギンは見向きもしないのだった。



ペンギンといっても色々な種類があるのね。こちらのキングペンギン達はほとんど不動でした。あま君、白い手袋作戦にもびくともしない。首がないところがかわいいです。



狼の遠吠えに聞きほれてしまった。一匹がほえると次々と吠え出して大合唱。



ドイツではホッキョクグマが大人気。写真を撮りにいいカメラ持った大人達がけっこう来ていました。

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左手しかあいかわらず使えないけれど器用に遊んでいる。
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雨まで降ってやることがなかったのであまくんと映画館にはじめて一緒に行ってきた。我が家からバスで15分もかからないところに映画館があるのは知っていたけれどまだ行ったことがなかったので興味がてら。いつもマニアックな作品ばかりが上映されているし、場所も町の中心ではないので小さいホールみたいなところかなぁと思っていたら、青を基調にした綺麗で広い映画館で驚いてしまった。

あまくんと一緒だったので「かいじゅうたちのいるところ」という子供向けの映画を観ることにした。日本では結構宣伝されているようだけれど、こっちではそうでもなく観客は広いホールにかかわらず20人ほど。(一日に1回でしかも週末だけしが上映されていないのに)

観画館の真ん中の席をキープしてアイス食べたりチャイを飲んだりとまったりとしてデート気分。(とはいえ横のあまくんは映画がはじまってもなにやらうるさいので「シー」と言ってばかりいましたが)
この映画、人にはおすすめするほどではないのですが、このかいじゅうたちが自分のこころの中にも確かにいることに気がついてけっこう後から考えさせられた。(私も夢の中でマックスみたいに荒れてはちゃめちゃしていることもある)。実は奥深い作品?おかあさんと息子のもやもやした感じ、でもお母さんが一番すきって感じも個人的に参考になったし。
そうそう、かいじゅうさんたちはかわいくってけっこう忘れられません。絵本を買おうかな。

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 ドイツに来てこんなに寒さが続く冬ってはじめてかもしれない。寒さって体が慣れてしまうのか最近の寒いの基準は私のまわりでは「マイナス10度」くらいみたい。0度ぐらいなら「今日は寒くないね〜」と言い合っています(ご近所さんや夫と)。

我が家の今週のニュースはハナちゃん、ベットから落ちて鎖骨を骨折!です。
寝る前にあま君とハナちゃん、ベットで抱き合いながらゴロゴロと転がって「わはは」とか笑って楽しそうに遊んでいたのだけれど、そのまま抱き合いながら、ベットから落ちてあま君の下敷きになってしまったよう。

まぁ、うちの子はベットから落ちたり、椅子から転げ落ちたりけっこうあるのだけれど、今回は絨毯の上に落ちたというのに本当に痛そうだった。普通だったらちょっと泣く位なのに、今回は、尋常ない泣き方をして、少しでも動かすと「痛い、痛い」とわめいたので正直言って救急車を呼ぼうと思ったくらい。結局、その夜は様子を見て、早朝に病院に運んでレントゲンを撮って骨折と判明。

私もその夜は当然、眠れなかったし、気持ちが焦ってしまっていてあたふたしている間に絶妙なタイミングで大事な物を無くしてしまった(日本でいう母子手帳などを)というのに、どの医者も「子供の鎖骨の骨折はたいした事がなくよくあることで、包帯で手を固定したまま2週間で治るので大丈夫」と余裕の笑顔。

というわけでほっとしたのだけれど、右手使えないハナちゃんは結構不便そうで、お絵かきやコップも持つことやソリに乗るのはちょっと難しそう。片手でバランスが悪くてまた転んでしまったりもあってけっこう気を使う日々です。

子供がちょっと骨折するだけで、ここまで心が動揺して心配してしまうのだと実感したのですが、同じ頃にハイチの大地震を知って大勢の子供達までも生き埋めになったニュースがショックで仕方がなく、さらにはその子供の親の気持ちまでが頭にグルグルと駆け巡ってしまうのです。子供を持つってこういうことなのね。


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話しは変わって、今日は雪の中の動物園に家族で行ってきました。冬の動物園というのにはじめて行ってみたのだけれど思いのほか楽しめました。何が良かったの?と言われればちょっと説明が難しいのだけれど、雪景色に動物があるといつもより動物が美しくみえるのです。さらに人もほとんどいなくて、夏だったら元気な子供達がいっぱいでそっちに目がいってしまうのに、今回はしんみりと「静」の中で動物達の方が元気そう。

そもそも最近、興味があるのが寒いところに住む動物。北極クマやペンギンや幻といわれる雪豹(これはるいちゃんからもらった本で知ったのですが)に会えるだけで嬉しいのです。これもなんで興味があるかというと弟からもらった「アース」というノンフィクションの自然の動物を撮った映画を観てから。これは何回も観て、さらに近所の図書館で似たような動物映画がいっぱい置いてあるので子供のために借りるふりしてコソコソと自分で夜中に観て楽しむこの頃。気になる動物はさらにネットで調べてメモして、一人で感激して、動物について語っては呆れられています。
動物といっても、特に厳しい気候条件で生きている動物や絶滅の危機にある動物に惹かれているので、(最近の地球環境状態のためか このテーマの映画の多いこと)冬の動物園はこれらの動物をみるに適しています。

それにしてもヒマラヤの幻である雪豹(ユキヒョウ)にこうもあっさり動物園ではご対面できると拍子抜けしたけれど、会えて嬉しかったです。


なんだか女の子っておもしろい。ハナちゃん、母が日本から送ってくれたキティ−ちゃんの童謡の本にはまってからキティーちゃんのファンになってしまったよう。「キティーちゃん、キティーちゃん」って結構うるさいのです。それで見渡してみれば、ドイツでもキティーちゃんがはやっているみたいでこっちでも色々な商品が売られているのよ、これが。
まぁ、めったに買わないのですが、キティーちゃんのマフィンセットをスーパーに行ったときに見つけて「買って、買って」というので「一緒に作ってみよう」と買ってみました。嬉しかったらしくその後、大喜びしながら張り切ってマフィン作りをしてくれました。

「ふふ、なんだかハナちゃんってかわいい」と思った私。そして、次の日にスーパーに行ったらワゴンの中にまたキティーちゃんの物を見つけてしまったのです。キティーちゃんののランニングシャツ。「下着くらいならいいかなぁ」とまた買っちゃいました。ランニングシャツのブルーとピンクで2枚セット。家に帰ってみせたらまたまた大喜びなハナちゃん。
ピンクとブルーのどっちも着たいから、2枚重ねて着たいとのこと。それから、2枚重ねて着ています。しかも、脱ぎたくないとその状態で3日間。冬だから汗はかいていないようだけれどね。

実は自分は小さい頃からキャラクターが苦手で更にちょっと前まで「キャラクターのものを着せる親ってやだよね〜」なんて友達と喋っていたのに、そんな親に自分がなっていました。

ちなみに、アマ君は反対でそもそもお皿やコップに少しでも絵が描いてあると駄目でキャラクターのものに反応したことなし。無地が一番なようです。



これがそのときのキティーちゃんのマフィン。ピンク、ピンクなハナちゃんでした。

 とうとう2010年のスタート。去年は引越しのおかげで環境が変わり、新しい人達とのつながりを感じることができた1年でした。
ここには詳しくは書かなかったのですが、あま君がこの新しい町で週に3回もセラピーに行けるようになり、私自身も色々な問題を抱えた子供やお母さん方やセラピストさんとお話しできる機会が多く持てました。
そしてさらに去年、ラッキーだったのは子供達がシュタイナー幼稚園に行けるようになったこと。(ハナちゃんは週に1回ですが)あま君なんて前の町では1日に2,3時間しか幼稚園に行っていなかったのに、今では毎日、8,9時間も通うことができてずいぶん心も穏やかになってきたみたい。

そのほかの出会いといえば引越したばかりの頃、「この町に日本人の方が住んでいらっしゃるならお知り合いになりたいなぁ」なんて思っていたら、本当に何人かの方と知り合うことができました。一番驚いたの菓子職人のNさん。なんと東京の同じ区が出身でさらに聞いてみたら、ご近所で同じ小学校の先輩だったです。ありえないでしょう。

そうそう、去年の目標は「整理整頓」でしたよね。ある日夫が図書館で面白い本をみつけてきたのです。訳すると「シンプルな生活」という本で、要に物事や頭の中を整理し片付けすればシンプルな幸福が待っているという攻略本。とにかく細かく整理する方法が段階に分かれて書いてあるのですが、まずは身の回りの整理整頓からと書いてあったので、とりあえずでがんばりました。

でも、片付けられない2人ががんばると喧嘩になっちゃうのです。さらに散らかす子供達もいて、なかなか笑顔でシンプルな生活にはほど遠いような・・・・・。でも確かに人生で一番片付けた年だったかも。(今は次々とツリーから降りかかってくるモミの木の葉っぱと格闘してます)

去年も目標があったし、今年の目標は??とここ何日か考えて見た結果、子育てでもなく、整理整頓でもなくて「自分探し」を目標にしてみました。これにはいくつか理由があります。産まれたと思っていたハナちゃんもこの夏から幼稚園。ということは私の時間が一気に増えそうな予感。自分自身が今年で35歳になること(40歳に確実に向かっている)。最近、アルケミストを書いたパウロ・コエーリョにちょっとはまっていることなどです。

と目標を(むりやりに)立ててみたものの実際は、みんなが健康でニコニコしていればいつでもそれで良しですよね〜。

今年もよろしくおねがいします。



こっちも雪のお正月です。恒例のカウントダウンの花火は今年は一人寂しく見たのです。なぜならあま君に「起こしてね」といわれたので、起こそうとしたのに全然、起きてくれなかったです。ほっぺをベチベチ叩いたのに・・・・。



おまけ。雪だるまにベレー帽を被せてみたよ。
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