今日は子供達のリクエストで一緒にあのカステラを作ることになった。
「ハナちゃんも!」と我が家のちびちゃんも手伝ってくれた。フライパンに小麦粉をふるって・・・・。
なんと「ぐりとぐらのカステラ」を作ったのだった。だからなにがなんでもフライパンで焼かなくてならなかったのだが・・・・・・
蓋をして弱火で20分。のん気にピアノを弾いていたら、やっぱり下が焦げてしまった。。。。これじゃ森の動物達も来てくれないね〜(絵本では焼いている匂いで動物がフライパンに集まってくるのだった)。
と言うことで撮影は終わり。残念だったけれど、焦げている他の部分はおいしかったようで子供達が喜んで食べてくれた。卵を6個も使ったのにあっという間にカステラはなくなってしまったよ。
「さぁ、今日はこれから何をしようか?」と食べながら話して、ここに行くことにした。
知る人ぞ知る、ヴッパータールのはずれのお城(Schloss Lüntenbeck)で週末限定のクリスマスマーケット。とっても素敵なのです。今日までしかやっていないようだしそこに行くことに。
あっという間にクリスマスマーケットに着いて最初にやったのがこれ。
なんでしょう?
パン焼きコーナー。かなり原始的な方法がかえって嬉しい。木の棒にパンの生地を巻き付けてくれる。
テントの中のたき火の上でこうやってみんなで輪になって生地を焼くのだった。火加減が難しくて、またもや焦げかけましたが、パンの味はピカイチ。苦労して焼いたしね〜。パンが好きでないハナちゃんも全部食べてしまったのが驚き。
その後は、貝殻に穴を開けてアクセサリーを作るコーナーでちょっと遊んでから、
こんなものを見た。
子供の大好きな人形劇。カゴの中から色々なものが出てきたり、上手なトークにみんな大笑い。
ハナちゃんも最前列で観ていますね〜。
あま君がはまったのは、これ。電球のオブジェ。ボタンがいっぱいあって押すといろんな場所が光るのであった。
電球を見る時、本当に嬉しそうな顔をしてるのよ。
真っ暗になっても「もう一回、行きたい」というのでまた連れて行ったりした。
ここのクリスマスマーケット、売っているものも他のクリスマスマーケットと違って、いわゆる旅行者向けのいかにもドイツっていうものはなくてハンドメイドの小物やフェルトの帽子やアクセサリーやおもちゃなど可愛いものがいっぱいで見ているだけで楽しめます。私達も変な絵本を買ったり、ザリガニの腕人形などを買って大笑い。
お城っていう場所も良く、中ではカフェもあって、疲れたときは一休みできます。ちなみに私達はチョコホンドューという一口大の果物に串をさして熱々のチョコレートをつけて食べるのを注文して、おいしくいただきました。
「あ〜ここにはドイツ生活の幸せが凝縮されているなぁ。来て良かった」なんて思った私でしたが、
帰りの駐車場までの道が凍りつくように寒くて暗くて、その思いは吹っ飛びそうだったわ〜。手袋と帽子は忘れずに。