カレンダーを作ろうと今年撮った写真をもう一度見ているけれど、けっこうおもしろいものがあって一人で「ぷっ」とか笑っています。もう午前の3時を過ぎているのに私ったらこんなことをやっているのです。



今年の6月にあま君が扁桃腺の手術をした直後。

扁桃腺を小さくしたばっかりなのに、出てくる食事がなぜだか食パンばかり。でも、ハナちゃんが全部
食べてくれたのです。サラダはいらないようですけれど・・・。

そうそう、おばあちゃんがなぜだかお見舞いにあま君の好きな電球を持ってきてくれたんだっけ。何がそんなに惹かれるのかは彼しかわからず・・。ちなみに来年もあま君は手術があるかもしれないのです。


 クリスマスが終わってようやくゆったりとしている今日このごろ。時間があったのでクリスマスに撮った写真をさっき見てみたらショックなほどぶれていた。。。。ほとんどこの時期は蝋燭の明かりで過ごしていたってわけだね〜。といってもヨーロッパの人は特にこの時期に「灯り」を大事にしているというのがわかります。この間、ちょっと紹介した「やかまし村のクリスマス」の絵を見ても「灯り」が効果的に描かれているに驚いたのは私だけ?ただ部屋を明るくするのではなくて、神秘で幻想的な雰囲気を蝋燭などで作ってクリスマスの気持ちを高めるのでしょうね。

あま君の幼稚園に朝行くとやっぱり暗い部屋中にたくさんの蝋燭だけが灯されています。さらに、その蝋燭の上にアロマオイルが置いてあったりしてとってもいい匂いがします。




ちょっとクリスマスの時期の写真を紹介。

ここは幼稚園ではなくて近くの児童館みたいなところ。ハナちゃんは週2回も通っています。私も児童館で「ご近所ネットワーク」が作れたことに感謝します。なんせ今年の4月に引越しして次の日に公園で遊んでいたら、この児童館を公園内で発見したのです。すぐさま声をかけて通うようになりました。

今年最後のイベントのクッキー作り。生地は私が作ったのです。しょうがとクローヴとシナモン入りのスパイシーなお味。「えっ、ジンジャー味?」と聞かれながら(ドイツにはないのかしら?)も、最後は みんなにおいしいとコメントをいただきニンマリ。



こっちはアマ君。幼稚園で今年最後のクリスマス会の日。キリスト生誕劇に出るというので「何をやるの?」と聞いたら「ロバだよ」とのことでした。その時は笑ったのですが、見てみるとずっとヨゼフの隣のポジションにいること自体が大役。さらに「イッアー」っとロバの声を出した際には観客が大ウケ。
「アマデウス、いいぞ〜」なんて言われてました。
でも、やっぱり舞台から「ママちゃん〜」って手を振ってくるのにはあせったなぁ。しかもこのシーンってアマ君が産まれる前にみた夢にそっくり(これはいつか書きましたよね)。あの時、予知夢を見ていたのですね。今ごろ納得しました。



ウリ叔父さんとそこで飼っているモルモットの髪の色がそっくり。「カツラにしよう」と子供にモルモットを頭に乗せられているところ。何色かっていうと、渋いグレーです。
クリスマスの日は親戚で集まったのです。



ヨハナおばあちゃん。私の母からのクリスマスプレゼントのネックレスとピアスが似合っていました。
かなり喜んでいましたよ。80歳を過ぎてもハツラツしています。いつまでも元気でいてください。



 ここ何日かはドイツでもここぞとばかりに雪が降っていました。
晴れた空の隙間から突然、パラパラと雪の結晶が降ってきたのが先週の金曜日。人生ではじめて見た雪の結晶はよーく見るとそれまた可愛い六角形で、子供も私も大喜び。「かわいいね〜、かわいいね〜」を雪に向かって連発している私達って通行人がみたら???って感じだったと思う。なんせ前の日に折り紙とはさみで雪の結晶を作った形と同じ形だったのでビックリ。本当に嘘みたいな綺麗な結晶ってあるんですね。しかも目に見えるほど大きいし・・・・。

それから雪の結晶は見えなくなったけれど、じゃんじゃんと降ってくれて、ソリ遊びや氷で遊んだ子供達(その後、ちょっと外で遊びすぎたのか熱を出したりもあったけれどいい体験になったのは確か)。

とはいえこの雪のせいで、嫌な思いもした。日曜日にバスと電車を乗り継いで1時間もかからないという距離のお友達の家に一緒にクッキーを作る企画でお邪魔したのだけれど、帰りに大雪になって、なんと電車がストップ。ホームで1時間で以上待たされたりと踏んだりけったり。なんとか2時間遅れで最寄りの駅に着いたらなんとバスも運休。タクシー会社に電話しても忙しくて来れそうもなかったので、疲れているのに雪の中、歩いて帰るはめに。家に着いて時計も見たら友人宅を出たところから4時間もかかってしまったのであった(子供はいなかったのでそれは良かったけれどね)。

あまりに寒かったし、暗かったので「なんで私はこんな目ばっかりにあうのだろう(前回、一人でクリスマスマーケットに電車で友達と行ったときも人身事故に巻き込まれて予定より2時間遅れて家に着いたのよ)。」とその夜は泣き寝入り。

しかもさっきこんなことがあった。そのときに作った貴重なクッキーを台所に置いていたら何もしらなかった夫にパクパクと食べられしまったのよ〜。恐い顔して「あっ、このクッキーのために4時間もかけて家に帰ってきたのよ!」と言ったら「ごめん・・・似たようなクッキーを職場でもらったので明日持ってくるから」と言われたのだった。はっはっ、もったいなくて自分では食べれなかったのです。



雪の写真を撮るのを忘れていたので、今日は幼稚園の先生が我が家に家庭訪問してくれたときの写真です。ちらりと見える紫のキャンドルはレインボーキャンドルと言って、火がついている時だけキャンドルの色がグルグルと変わるのです。あま君へのお土産だそうです。 この日のために私もクッキーとケーキを作っておいたのです。



今日は子供達のリクエストで一緒にあのカステラを作ることになった。



「ハナちゃんも!」と我が家のちびちゃんも手伝ってくれた。フライパンに小麦粉をふるって・・・・。



なんと「ぐりとぐらのカステラ」を作ったのだった。だからなにがなんでもフライパンで焼かなくてならなかったのだが・・・・・・

蓋をして弱火で20分。のん気にピアノを弾いていたら、やっぱり下が焦げてしまった。。。。これじゃ森の動物達も来てくれないね〜(絵本では焼いている匂いで動物がフライパンに集まってくるのだった)。

と言うことで撮影は終わり。残念だったけれど、焦げている他の部分はおいしかったようで子供達が喜んで食べてくれた。卵を6個も使ったのにあっという間にカステラはなくなってしまったよ。

「さぁ、今日はこれから何をしようか?」と食べながら話して、ここに行くことにした。

知る人ぞ知る、ヴッパータールのはずれのお城(Schloss Lüntenbeck)で週末限定のクリスマスマーケット。とっても素敵なのです。今日までしかやっていないようだしそこに行くことに。



あっという間にクリスマスマーケットに着いて最初にやったのがこれ。
なんでしょう?

パン焼きコーナー。かなり原始的な方法がかえって嬉しい。木の棒にパンの生地を巻き付けてくれる。



テントの中のたき火の上でこうやってみんなで輪になって生地を焼くのだった。火加減が難しくて、またもや焦げかけましたが、パンの味はピカイチ。苦労して焼いたしね〜。パンが好きでないハナちゃんも全部食べてしまったのが驚き。

その後は、貝殻に穴を開けてアクセサリーを作るコーナーでちょっと遊んでから、



こんなものを見た。



子供の大好きな人形劇。カゴの中から色々なものが出てきたり、上手なトークにみんな大笑い。
ハナちゃんも最前列で観ていますね〜。



あま君がはまったのは、これ。電球のオブジェ。ボタンがいっぱいあって押すといろんな場所が光るのであった。



電球を見る時、本当に嬉しそうな顔をしてるのよ。



真っ暗になっても「もう一回、行きたい」というのでまた連れて行ったりした。



ここのクリスマスマーケット、売っているものも他のクリスマスマーケットと違って、いわゆる旅行者向けのいかにもドイツっていうものはなくてハンドメイドの小物やフェルトの帽子やアクセサリーやおもちゃなど可愛いものがいっぱいで見ているだけで楽しめます。私達も変な絵本を買ったり、ザリガニの腕人形などを買って大笑い。

お城っていう場所も良く、中ではカフェもあって、疲れたときは一休みできます。ちなみに私達はチョコホンドューという一口大の果物に串をさして熱々のチョコレートをつけて食べるのを注文して、おいしくいただきました。

「あ〜ここにはドイツ生活の幸せが凝縮されているなぁ。来て良かった」なんて思った私でしたが、
帰りの駐車場までの道が凍りつくように寒くて暗くて、その思いは吹っ飛びそうだったわ〜。手袋と帽子は忘れずに。

 
 


12月6日は「聖ニコラウス」の日。この日の前日に子供達は靴下や長靴を置いて置きます。
朝、起きると聖ニコラウスからのプレゼントが・・・・。
我が家の子供達も靴下を前日に準備して壁に掛けておきました。

朝になってお菓子のたくさん入った靴下を見つけた子供達はさっそく大興奮。ニコラウスの存在を本気で信じていて、「ニコラウスはうちにやっぱり来たんだね」だって。
これにも喜んでくれたけれど、他にも今年はプレゼントがあったのです。

あま君にはアストリッド・リンドグレーンの書いた「やかまし村のクリスマス」の本。ハナちゃんには欲しがっていた小さなキンホルダーとおもちゃ。

あっ、このやまかまし村の本は絵を見ているだけで幸せなクリスマスを味わえる一冊ということで選んでみました。本の全体から家族的な暖かい雰囲気が伝わってきて個人的にとても気に入っています。



お昼ぐらいからは子供達を近くのシュタイナー学校のバザーに連れていきました。これは子供達が自分で作るレープクーヘンのコーナー。
レープクーヘンはシナモンなどの香辛料の入った固めのケーキでドイツではクリスマスの定番。
上に注射器を使って色のお砂糖をかけさらにチョコやキャンディーで飾りつけ。けっこう可愛く仕上がって、パパにお土産にしました。



2人とも焼きソーセージ大好きで「食べたい、食べたい」と今日もリクエスト。ドイツでは焼きソーセージを頼むと小さなパンもくれます。さすがシュタイナー学校はソーセージもビオでした。飲み物はプンシュと呼ばれる暖かいジュース。オレンジとベリーとシナモンの味がします。おまけでクッキーをいただきました。



生徒の演奏するジャズが本当に上手でびっくり。あま君はどうやらジャズが好きなようで、最前列に正座してじっと聞いていました。ちなみに「ジャズカフェ」もあってそこでは薄暗い中で先生らしき人がピアノを弾いていてそこもなかなか良かったです。

日曜日はこんな感じでのんびりと過ごしました。


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