発達援助センターでふたたびサイホン君のお母さんと話すきっかけがあって、あまちゃんの扁桃腺のことを話したら彼女も偶然にも去年、扁桃腺の手術を受けていたことがわかった。「どの耳鼻咽喉科の先生が手術をしたの?」聞いたら、私達も行ったことのある耳鼻咽喉科の先生でしかも噂で「手術好き」と言われている先生だった。私がその先生の元にあまちゃんと行った時、すぐさま「手術してください」と言われてブルーになった記憶が・・・。

でもさすがその手術好きな先生は腕もいいらしくサイホン君のお母さんはいまではアイスも食べられるようになって手術を受けてよかったとのこと。「あれ〜、アマデウスはアイスだけは扁桃腺が腫れてもガツガツ食べているよ」と言ったら、サイホン君のお母さんは大笑いしていた。

その後、パパさんも来たので一緒にパパさんの洋服を買いにデパートに行ったが、試着している間、子どもたちが元気良すぎて疲れた。ハナルナが嬉しそうに歩いたり、ハイハイするのはかわいいが綺麗にたたんである売り物の洋服をひっぱって落としてまわって、それをあまちゃんが真似してまた洋服を落としたり、かくれんぼしたり。見ると知らない子どももかくれんぼに参加してすごいことになっていた。「あんたたち、ここはね公園じゃないのよ」と叫んでいたら、他のお客に苦笑された。

さらにスーパーではちょっとした隙に卵を取って割るハナルナ。ぬるぬるした卵を手のひらに乗せて店員さんにあやまった(しかし、ドイツのスーパーの店員さんはいつでも優しいので感謝。この間、ベビーカーが壊れてよりにもよってオリーブオイルを落としてしまったことも)。

ベビーカーには乗りたがらない、抱っこも大騒ぎして嫌がる。最近の彼女はひたすら歩いて、触りたい。好奇心でらんらんとしている。そんな時期らしいけれど対策を練らないとこっちはぐったりだぁ。

明日、日本の友達が8年ぶりに遊びに来てくれることに。日本にいたときよりデブになった私に驚くでしょう。でも楽しみ!



今年もホルンダーの時期。



我が家は最近、インドのナッツで洗濯。リタ実というらしい。


あまちゃん、いつものように風邪。もともとは扁桃腺の手術の相談のため小児科に行ったのだけれど風邪もひいているので抗生物質(ペニシリン)を処方してもらった。のどの中にバクテリアがいるかテストしたらポジティブと反応してまったのだ。幼稚園は何日かお休み。あれだけ手術に反対していた先生が、今回は「扁桃腺を取った方がいい」とアドバイスしてきた。夏休みは母子共に1週間の入院になる方向。色々と心配だなぁ。
実は医大生エリックが薦めるアントロポゾフィー医学の小児科の先生との面談も6月に予約したので、その後に手術をするか最終決定する予定。

抗生物質の薬の箱を開けると説明書が入っていて、長々と抗生物質とは?ペニシリンは誰が発見したのか?誰がノーベル賞をもらったとか、天然のもあるとか書いてあった。「小さなお子さんに抗生物質を与えることは心配だと思いますが、医者がそれでも早く病気が治るように全ての知識がある上で、これを処方したので信頼しましょう」とも。確かにこれを読んで納得できた。



「風邪をうつさないでよ」と言われながらちゃっかりぺトラに髪を切ってもらう。



イケアにも行ってきた。クッションなどを買った。レストランではホワイトアスパラガス
が食べれた。
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ガビ叔母さんとヴォルフガング叔父さんの銀婚式だったので親戚が集まってまたまたバーベキューパーティー。



本日の驚いたこと四つ。一つ目はヴォルフガング叔父さんが器用で色々なものをトンテントンテンと手作りで作れること。子どものおもちゃも手作りでなんでも作ってしまう。

たとえば



ピエロの板にボールを当てるとその板が倒れて、前に並べているボールが飛び出してくるおもちゃとか



これは未完成だけど、グミキャンディーを紐に結んでくるくる回して、手を使わず食べる
おもちゃなど。そのほかにも自転車の車輪を改造したルーレットやら、自転車の空気入れを使ったコルク飛ばしのおもちゃもある。作ったものを次から次へと出してきて子ども達が大喜びしていた。

二つ目はガビ叔母さんが突然、「ちょっと抱きしめていい?」とぎゅっと抱きしめてきて「あなたがここの家族に来てくれて本当に嬉しい!」と言ってくれたこと。なんでこんなに喜んでくれるのかいまいち分からないが、そんなことしてくれるとこっちも嬉しい。

三つ目は彼らの息子、フローリアンの車。



日本円で2万円だそう・・・。上に乗ってもオーケー。

四つ目は彼らの娘であるマイケが前はクールな子だなぁと思っっていたのだけれど実はかなりの子ども好きなこと。幼稚園の先生をしているのであまちゃんの事も色々と相談しちゃってます。



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発達援助センターにてあまちゃんと似たような子に出会う。4さいのサイホン君。サイホン君のお父さんもお母さんはアフリカ人。そんなこともあって彼もあまちゃんのように言葉はゆっくりめ。さらに幼稚園ではマイペースすぎて他の友達と遊ぶのが苦手とのこと。いつの間にか孤立してしまうらしい。

あまちゃんの方も今日は幼稚園にお迎えに行ったら女の子と陽気に肩組んでいたからびっくりしたのだけれど、普段は機嫌が悪いとお友達を叩いたり、「アマデウス!」と声をかけてくれる子達を無視したりしてまだまだお友達ときちんと遊んだりコミュニケーションを取るが難しい。幼稚園に行くと女の子達が「今日もアマデウスにぶたれた」とか「アマデウスはいい子じゃない」とか私に言ってくる。

そんなあまちゃんとサイホン君。彼らは今日からこのセンターの一室で一緒に指導を受けることになった。指導といっても1時間、ゲームや運動をするので、一緒に遊ぶと言ったほうがいいかもしれない。
ドアの外で「何をやっているのかなぁ」と待っていたけれど、絶えず2人の大きな笑い声が聞こえてきた。けっこう楽しくやっているみたい。

外で待っているあいだ、私はサイホン君のおかあさんと話していた。彼女は7年前に薬学を学びにドイツに来たとのこと。フランス語がバリバリなアフリカ人なのにわざわざドイツで学ぶなんて素晴らしいな。

1時間後、疲れて眠そうなサイホン君と、大興奮してハイテンションのあまちゃんがドアから出てきた。なんだかバンバンとうるさかったので相当動いたみたい。

ちなみにあまちゃんはここが発達援助センターとはまったく気がついてなくて、単に遊ぶ所だと思っている。担当のお姉さんのマイケが大好きで前日から行きたくてワクワクしている。

「今日はセンターで誰と遊んだの?」と後から聞いたら「マイケとザイフェ君!」だって。ザイフェってドイツ語で石鹸という意味だから、笑えた。サイホン君なんだけどな。



その後も懲りずに公園で遊び続けた。タンポポ発見。



そろそろ疲れてきた様子。もう夜の7時だもん。鼻の下にあるかさぶたは先週、階段の上に顔から転んだもの。今日もおでこに新しいタンコブがあるし。



横ではハナルナちゃんが遠い馬に向かってバイバイしていた。
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火曜日はハナマリーちゃんとハナルナちゃんが一緒に遊ぶ日。2人しか赤ちゃんはいないけれどこの赤ちゃんサークルはただ赤ちゃんを会わせて遊ぶだけでなく久子ママが指導してくれている。久子ママは日本では保育の仕事をしていたみたいだし、シュタイナー教育をずっと取り組んでいた方。私もなるほど〜と毎回、感心させられる。今日は毛糸で手作業などをした。

ハナマリーちゃんはいつもこの時間にパパのエリックと一緒に来る。ママは医大生の6年生でドクターになるために最終的な論文を書いているので忙しいのだ。パパも医大生だけれどまだ3年生で、ママに代わって1年間休学して育児をしている。いまやママ友でなく、パパ友。「晴れたら、一緒にお散歩に行きましょうね!」なんて話している。
そして2人のハナちゃん達はどことなく似ている。嬉しかったのがかなりの人見知りのハナマリーちゃんが私が抱っこしても今日、泣かなかったこと。ハナマリーちゃんのママも日本人だからやっぱりどことなくママに似ているのでしょう。



そういえば先週はエリックとリサの結婚式だったのです。この日、夏のように太陽がキラキラしていて2人も輝いていた。
                       *

「あまちゃんって変わっている子なのよ〜」と言ったからか、母から黒柳徹子さんの「窓ぎわのトットちゃん」という本をもらった。私が小さい頃、小学校の図書館にあった本なのに読んでなかったなぁと思いながら読んでみた。
面白かった。トットちゃん(黒柳徹子)が小学校の1年生で退学されて、トモエ学園という風変わりな学校に入学することになるのだけれど、そこの学校が本当に個性的。だって校舎から電車の車両なんて面白い。そしてなんと言っても校長先生が最高。トットちゃんがいつも「小林先生は、大好きだ」と思う気持ちわかるなぁ。
あとトットちゃんって変わった子かもしれなかったけれど、とても優しい子だから「なんでこういう子に育ったのだろう」と思ったらトットちゃんのお母さんがやはりとてもトットちゃん思いのとても理解のある優しい方だったことに気がついた。   

                 

私も優しいお母さんになりたい!
                       
 
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