お腹のほうも回復、回復。昨日から恐る恐る、幼稚園のバザーなどに顔を出して外出している。園長先生いわく園児の半分は病気だったとのこと。子ども経由でこんな目になってさんざんだったなぁ。

今日は友達のデボラママの誕生日でみんなで一緒に朝ごはんを食べようと言われたので花束を持って遊びにいった。我が家の子どもたちを連れて行きたかったけれど、まだ完璧に病気が治っていないので家に置いていった。他の子どもがたくさん来るので慎重に。

それにしても人の赤ちゃんを見ていると全ての赤ちゃんに共通している可愛さを感じて、「私も家にこういうかわいい赤ちゃんがいるんだよなぁ」と突然、自分の子どもが恋しくなる。不思議な感覚。
家にいるときは正直言って子どもを可愛いと思うが、大変さがちょっと勝っているかもしれない。私よ、今しかない育児を楽しむのだ。

デボラママは話せは話すほど面白い人だ。チェコのプラハの大学で演劇を勉強していたらしく、演劇の本を引っ張りだしてきて説明してくれた。
私も7年くらい前に一人でミラン・クンデラという作家が好きというだけでチェコを旅行をしたことがある。演劇も観た。ひとりぽっち、しかも最前列で。しかし隣の人が観客と思ったら役者だったりすごいトリック劇だったので面白くて楽しかったことを思い出した。懐かしい、もう一人でこのような旅をすることはないだろうな。



デボラの息子のヨハネス。



もう一人ママ仲間のマーガレットと5ヶ月のエミリーちゃん。3人目にして女の子でこっちも嬉しい。ものすごいいい子で床に転がしても全然、泣かず笑顔。ママが2人のわんぱく坊や(4歳と2歳)で大変と分かっていい子で産まれてきたのかなぁ。驚いた。



バレンタインデーの次の日あたりにプレゼントしてくれた花束がウイルスに侵された我が家でずっと枯れずに元気でいてくれた。ちょっと嬉しかった。ということで、デボラへのお花もここの花屋で買いました(この写真はウチの花のほうです。ね、まだ元気そうでしょ?)。

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子育ての大変さを分かち合えるパパさんが1週間の勉強会から帰ってきて「やった〜」と思ったのも束の間、我が家はもっと悲惨な状態に・・・。

風邪だけなら良かったのに、更に苦しいウイルス性胃腸炎に一家で罹って大変なことに。はっきり言って、今回は修行かと思うくらい色々と厳しかった。

まず子ども達。彼らはところかまわず吐く。ベットの上で吐かれたときはシーツからなにやら交換。さらに下痢がひどくオムツだけでおさまらないので、もれちゃった時は全ての服を取り替えさせシャワーに直行。子どもはお腹が壊れても熱があっても不思議と寝ない。不機嫌で泣いたり騒ぐのみ。世話する方も病気なんです。しんどい。

そして今回、一番辛そうだったのはパパさん。最初は「みんなの介護をするよ」なんて言っていたのに突然、事態は急変。日曜の夜には便器とお友達状態になって何十回もトイレに。そして這いつくばってベットに戻り、戻れないときはトイレから一番近い子ども用のベットに死んだようになっていた。体中の水分が全てなくなったようになっていて哀れだった。月曜から学校を休んでいて、今日は学校の入り口まで行ったら「みんなにうつす前に帰ってくれ〜」と追い出されるように同僚に言われ結局1週間、休むことになった。

元気に活動しているのは洗濯機のみ。子どもの吐いた後の汚い衣類と寝具のためフル活動。それにしてもそういうのを乾かしたり、アイロンする気力がないんだよなぁ。

食欲はみんななくて食べたら吐いちゃうのだけれど、なんか口に入れないといけないから
缶詰のスープ、一缶を四人で分けたり・・・食生活も最悪。3日ぶりに今日、まともにスープとうどんを作った。そして、ドイツ人はお腹を壊したらコーラを飲むといいと信じているので1年ぶりにコーラをボトルで買った。

夜の方は子どもに何十回も起こされて(熱があって辛かったんだと思う。お腹も痛いし)こっちもフラフラ、イライラ。

とにかく、こんな感じだったわけです。

あと、10分だけ我が家でお茶を飲んでしまったI夫妻もさっきの電話によると感染してしまって、一日中ベットで寝込んでいる状態だという。それにしても恐ろしい我が家の感染力だぁ。

明日はウイルス対策として床拭きしよう。


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バレンタインデー。ドイツでは男性が女性にお花を贈る日らしいのに、パパさんは一週間の泊り込みで物理のお勉強会。でも、実は行く前にさりげなくアピールしておいた。「2月14日って何の日か知っている?」と聞いてみたら「知らないな」と答えるので「バレンタインデーだよ。お花でも贈られてきたら惚れ直しそう」と言ったのに・・・・・、やっぱり何も贈られてこなかった。でも、さっきフォローの電話があった。「本当は花束を持って今日、内緒で帰ろうと思ってたけどどうしても明日にしか帰れない」と。気を使って、偉いぞ。

というわけで、今週はパパさんなしだったわけですが、あまちゃんは風邪を引いているし、こっちも心臓の検査ということで病院通いで大変だった。

私の心臓の検査に子ども2人と一緒は無理だろうと思って風邪を引いているあまちゃんを無理矢理、幼稚園の先生に預けて診療所へ。

ドアを開けたとたんあいかわらず気性の激しい若い看護婦さんが「私はね、神様じゃないんだっちゅ〜の」と書類をカウンターに投げつけていて恐い形相中。しかし、ハナルナを見たとたんに豹変して「かわいい!!名前は何?」と笑顔になり、最後は片手でハナルナを抱っこしながら受付で仕事(赤ちゃんを抱っこしながら電話など)をしてくれてなんとか24時間監視できる心電図の装置を胸に付けることができた。さらに子どものお土産に種類の違う注射器まで診療所にてゲット。

恐い看護婦さんや幼稚園の先生に感謝。車がないので必要以上に歩いたり、子どもに夜中に10回以上起こされたり、色々とイライラして心電図の結果の方は心配ですがなんとかシングルマザーやっています。



待合室で隣のおじいちゃんが「ブーッ」っと大きな音で鼻をかんだ後に静かだったハナルナが突然、「ブーッ」と言ったので笑えた。偶然?

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幼稚園で前代未聞の日本人ママの私。ちょっと幼稚園の中で浮いているのかもしれない。
そして私は日本で育ったのでドイツ語は下手だが愛想がいい。いつでも笑顔でスタンバイだし。なにが言いたいのかというと今まで幼稚園の送り迎えの際に他のお母さん方に会ったら挨拶するのが普通と思っていたら、ここの国ではそうでもない事がわかった。公立の幼稚園だから階級の層というのも嫌でも見えてくるし。最初は色々なことが疑問で夫に「挨拶をしてくれないのよ。なぜ?」とか質問していたけれど最近は色々と慣れてきてしまった。ひとつ言えるのはここは基本的に個人主義の国ということ。

と書きながらもドイツの幼稚園、思ったよりいいです。先生ともいい関係が作れています。
あまちゃん、朝ぐずぐずしていても「イルミー先生やローズィー先生に会いたい?」というと「行く、行く」と言ってくれます。しかも私にとって幼稚園が家のすぐ近くなことと午後も子どもを預かってくれるのでありがたい。



幼稚園の「お母さんとこどもの遊ぶ会」に参加。最後はイルミー先生のお手製のケーキを食べれて嬉しいあまちゃん。

ちょっと関係ないけど私にとって面白かったのは、その会で幼稚園の新しい若い実習生と話していて「私は日本から来たんだ」と言ったら突然、大声で「クーーーール!!」と言われたこと。「なんで?」と聞き返したら、日本のアニメ・マンガは格好いいからとのこと。日本のマンガ文化がここでは若い子にかなり人気みたい。その実習生、日本に行くためにお金をためているんだって。



あとハナルナを連れて行ったら子どもたちがハイハイしながら追いかけていた。
赤ちゃん、大人気。

今まで灰色空だったのに突然、青空が広がって小春日和だったこの週末。外に出たらもう春の匂いがした。嬉しいのとちょっと寂しいのと半々。
だって今年の冬、雪が少なくてそりの出番はたったの一回。森で子どもといっぱい雪遊びがしたかったのに。

これはこの冬、一回だけ雪遊びが出来た日の貴重な記録。



そりに乗れて嬉しい息子。



はじめてのそりに無理やり乗せられて怯える娘。



ちょっと森の奥に入ります。



ここで休憩。



雪だるまも作った。その後、散歩していた犬に壊される。



道路に残るわずかな雪で雪合戦をしている子。

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