バルセロナまで車で一時間半。ガイドブックには駐車は困難であると書いてあったのに日曜日だったためにラッキーにも路上に駐車できた私達。そのときは知らなかった、そこに駐車したためにひどい目に遭うということを。
とはいえまずは夫の意見で歩いてランブラス通りに行くことに。

「世界で一番美しい通り」といわれているためか観光客が沢山いる。おもしろいのはストリートフォーマンスの人達。



こんな人とか、



光る水晶玉をあやつる人などを見れる。



広場では気持ちよくランチを食べた。カタロニア名物の魚のサラダやらスペインオムレツなど。




その後、メトロに乗って行きたかったサクラダファミリアへ。



おおっ、やっと着いた。



サクラダファミリアの内部。幾何学模様がおもしろい。2ユーロを払うとエレベーターで上まで登れるという。エレベーターで一気に上に登った。ちなみによりにもよってエレベーターでハナルナかあまちゃんのどっちかがうんちをしたのか匂いが充満してバツが悪かった思い出あり。



12人の使徒のうちの3人を表現しているらしい。残りの9人はまだできあがっていないとのこと。



螺旋階段の窓からバルセロナの町が覗けた。大きい町だなぁ・・・・。

サクラダファミリアを出てからこの勢いでガウディがデザインしたグエル公園に行こうということになったが、エスカレターが壊れているのでメトロの出口を違うところから出た故に公園の反対に出てしまい子連れでものすごい歩くことになってしまった。なんとか公園に着いたときは、もう外は暗くなってしまっていた。疲れるは見えないし、がっくり。

疲れながらもメトロに乗ったり、歩いたりして車に戻ってきたら再びショック。

せっかく借りたレンタカーが思いっきり当て逃げされていた。タイヤは壊れているし、ボコッとへこんでいた。疲れていたし赤ちゃんはいるし、ありえなすぎてここまでくると笑いが出てきた。目撃者が携帯電話の番号を親切に車に貼り付けてくれたので、彼を居酒屋に呼び出して詳しく話しを聞いたり、警察沙汰に。



スペインの警察は親切でした。呆然としている私。それに、夜中になってしまったんです。




私達の滞在したエンプリアブラハには海につながる小さな運河が網の目のように流れている。そこに住んでいるフランス人やドイツ人は自家用のボートやフェリーを持って日々を楽しんでようだが我が家だけ持参したゴムボートで海まで漕ぐことに。



私とハナルナちゃんは近所にお散歩。白い家々、海、フランス語だけを喋るおみやげ屋さん、ドイツのパン屋、フリーマーケットなどを見た。



このあたりの典型的な家。



その後、お庭に置かれたゴムボート。どんな素敵な家に泊まっても我が家風になってしまうのが悲しい。

午後から少し有名な修道院に行こうということになった。山の上をうねうねと車に乗って、標高500メートルのところでやっと修道院に到着。



修道院の中はガランとしていた。それにしても中世の時代に山の上で石を使って、この修道院を作るのは大変だっただろうなぁと感心した。



柱には中世時代の顔が今も残っていた。



修道院に暮らしている猫。山の上の修道院から下を見ると海が見えた。とても美しい光景。車で海まで行くと、漁師の住む小さな海岸ぞいの町に着いた。夕日が綺麗だった。



帰りに近所のレストランに行った。目の前の40歳くらいのドレスアップしたドイツ人の女性に手を振ったりウインクし続けていたあまちゃん。しまいには彼女からデザートのアイスのプレゼントが来た。うらやましいかぎり。






車で北に20分ほどで地中海に面したカダケスという海辺の町に着いた。「ここは芸術家とヒッピーから愛された町なんだよ」と夫が説明してくれた。確かにダリや詩人のロルカも愛した場所だったらしい。(町の近くにはダリの家もある)



青い海、白い家と教会が息をのむほど美しかった。海の上にはボートが沢山みえてキラキラと光っていた。まるで宝石みたい。「あ〜、それにしても地中海って綺麗だなぁ」



まずは海の前に座ってカフェオレを飲んだ。画家が何人も座って絵を描いていた。覗きこんで見てみたけどみなさん上手だった。こうやってダリやピカソもここで絵を描いたと思うと感激。



ちょっと歩くと本当にヒッピー風のおじさんに遭遇。



ヒッピー風のおじさんの犬がかわいくてはしゃぐ。



海沿いの散歩がとても気持ち良かったし、美しいのです。このようにボートが海岸のいたるところに置かれている。



路地を歩いていたら、猫と犬がうなりあっていた。



路地は狭くてお庭にはオリーブの木などが植えられていた。むかし訪れたイタリアのシチリア島の雰囲気に似ていた。



恐いまなざしで海を見つめるハナルナ。海辺にはかわいいフランス人の家族がいてそこの子供達とあまちゃんは海の前の公園でずいぶん遊んでいた。



町の上の教会から下を見るとこんな感じ。天気も良かったし、カダケスは訪れてよかった。ダリの家には行くことができなかったのだれど、もしここを旅行するかたはぜひ行ってみてください。とてもおもしろそう。次回は行けたらいいな。またここに来れますように・・・・。

ようやくフランスを抜けてスペインに。フランスの国境沿いからギローナあたりまでの地中海に面した地域をコスタブラハとよばれている。その中で高級リゾート地として有名なエンプリアブラハという場所に私達が泊まる家があった。近所には似たような白い家々がたくさん建てられている。お金を持ったフランス人やドイツ人がここに家を買って休暇や老後に住んでいるらしく、「ここはまさにドイツ人の植民地じゃん」と夫はぼやいていた。家から海は歩いていける距離。



海岸に行ったら海が見えたが、とても風が強くて近寄れないほど。



ということで、突然だがフィゲラスという町に素晴らしいダリの劇場美術館があるというので行くことにした。車でここから20分くらいであっという間にフィゲラスに。



美術館を裏から見たところ。タマゴみたいなものが建物の上に乗っていた。壁にはパンのオブジェがたくさんくっ付いて模様となっていた。



入り口からすぐにこんなものが。ちなみに美術館ではおんぶ紐を借りることが出来るので赤ちゃんと一緒に観ることができる。



Raining Cadillacと呼ばれる作品だったと思う。車の中には雨のしづく。この下にダリのお墓があると聞いた。



メイウエストの部屋と呼ばれていてくちびるソファーなどこれだけみてもおもしろいが、
階段を登るとレンズがあって覗くとちゃんとした顔に見れるという仕掛けがある。レンズ見たさに長蛇の列。



ダリのお部屋の天井を見るとこんな素敵な天井画が見られる。右側の人はちょび髭ダリだと思うのだけれど。

このほか、ダリの作品がたくさんあって、さほどダリに興味がなかった私だか最後は感動
してもっとダリを知りたいと思った。観て行くと気付くが、ダリの奥さんはガラといって彼女をモデルに沢山の作品があった。本当に奥さんを愛していたんだな。後で聞いたことには奥さんが死んだあと、ダリはひどい鬱になって引きこもってしまったらしい。彼の作品を見ているとそれに納得できた。



こんな素敵な家に泊まれることになった。なぜだか、あまちゃんはすぐさま玄関前の掃除をしはじめた。



一時間後、玄関をみたら裸になってまだ掃除していた。ただ棒を振り回すのが楽しいだけらしい。

南フランスのニームという町で休憩をすることに。



町の風景。



町の風景2。



フランスの警察。あまちゃんのために撮る。



とことこ歩いて行ったら、なんとローマ時代の円形闘技場が見えた。そう、ニームはローマ時代の建築物があることで有名。他には橋や門など色々とある。私達はこの保存状態が最高と言われている円形闘技場にさっそく入ってみた。



中はこんな感じ。



ガイダンスを電話と勘違いしている息子。



「ハロー、おばあちゃん!」とかひたすら喋り続けていた。闘技場の一番上は思ったより
高くてクラクラと眩暈しかけた。こんなところで闘牛なんてみたら興奮してたおれちゃうかもなーと思った。



下を見たらこんな感じ。


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