アーヘンからケルンのカーニバルに移動した私達。雪が降っていて寒かったので私は帰りたかったが、楽しむことには妥協しないパパはケルンの大きなパレードが見たいと主張。

大聖堂から少し離れたところに駐車した私達は町の中心部に向かってとりあえず歩いてみた。カーニバルに出会えなかったら美術館でも入って温まろうという作戦だ。そっちの方がいいかも。

が、ちょっと歩くと巨大カーニバルに遭遇。ケルンのカーニバルはこれまでになく大きい。観光客のはんぱないほどいる。仮装している人もかなりいる。なぜだか歯磨き粉のチューブに変装している人やキリストになっている人もこの寒さなのにいる。でっかいアフロのカツラをかぶってお腹に赤ちゃんを抱えているパパもいる。
チャップリンは私だけと思ってたのに、チャップリンもいてお互い「あなたもチャップリン?」と言い合った。(心の中で私の
チャップリンが勝ちね・・・と思ったが向こうもそうだっただろう。)

ところでカーニバルのパレードには掛け声があってケルンでは「アラーフ」と言う。叫ぶとお菓子が頭に降りかかってくる。
こういう時だけ私達は真剣だ。



ケルンのパレード。



よくよく見るとおサルさんだ。



これがケルンの大聖堂だ!

駅の構内がすごいことになっていた。どこかの音楽バンドがジャズ、ドイツ人なら誰でも知っているポップ音楽など吹いたらそこらへんにいたみんなが歌い出し、踊りだし異様な光景だった。盛りあがり過ぎ。それは言っとくが小さい輪ではなくライブハウスぐらいは人が集まっていた。ビールもかなり昼間なのにみなさん飲んでいるし・・・・。最後は警察が来た。それに合わせてトランペットが「ピーポーピーポー」と吹きだし笑えた。恐るべしジャーマンな人々。
パパもいい年なのに女装でのりのりだった。私はベビーカーを持って呆然としていた。その前を日本人の観光客が頭をさげながら謙虚に通り過ぎた。こんな寒さの中、気が狂ったような人々を見に日本から来たなんてすごい。

私達は子供がいるから夜は活動しないが、生まれる前はいつもパレードを見た後、ドイツの居酒屋に行って地元のビールを飲みながら、カーニバルの音楽に合わせて踊りまくっていた。最後は知らない人とムカデみたいに腰に手をあて20人ぐらいでつながって踊るのだ。

カーニバル。本来、面白いのか?わからなくなったが、帰りの車で「来年は何に仮装するか?」を語る私達は来年もきっと行くんだろうな。



最後はこれで。後ろはケルン大聖堂です。この男(女)は次の日もケルンに行ってチョコの詰め合わせを4つももらってきた。今、それを食べている私です。

ちょっとひとこと。ドイツにも鳥インフルエンザが到来。それを意味する鳥が頭に付いています。ここまで小道具を使う私の夫は教師です。

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