大好きなかっこちゃん(山元加津子さん)が今、イギリスに来て講演会をしています。出来ることなら、飛行機に乗って会いに行きたかった…
でも、子ども達と愛犬クッキーが家にいて、更に夫がいない週末、ロンドンに行くというのはやっぱり無理があって、結局、あきらめました。

かっこちゃんにラインで、素直にこの気持ちを伝えると「いつも側にいる気がするよ」と言ってくれて、あいかわらず、かっこちゃんはいつも優しいです。

魔女になりたかったかっこちゃん。前にお会いした時に、スーツケースから、読みかけだったらしいのに魔法使いが出てくる「ガンプ」という題のイギリスの方が書かれた児童書を取り出して、突然、私に譲ってくれました。その後、かっこちゃんに代わって夢中になってその本を読んだのでした。
実は、いまだにイギリスには行ったことがないけれども、イギリスにはファンタジーあふれた素晴らしい児童書が沢山あります。魔法使いや魔女だって、霧の濃い森の中に何人も住んでいるイメージです。

かっこちゃんに出会えて、そういえば私も小さな頃に魔女になりたくて、魔法の本を書いたり、公園で魔女修行をしていたなぁってある時、思い出したのです。

そして、ここからまた不思議な話しになりますが、そんな小さな頃に一度だけ、魔法使いらしき人を見かけたことがありました。

小学校に入って、親が離婚をして、はじめに母と住んだ所がいかにも昭和時代のレトロ感あふれるお化け屋敷のような家でした。

木造で雨漏りとベランダも傾いていて、ボロボロでしたが、児童公園の隣だったので、自分の庭のように公園で遊べたのはラッキーでした。

そして、夕方、いつものように公園から帰って来たときです。家の玄関の前に、
ヨーロッパの絵本から飛び出て来たような格好をした魔法使いがひとりで立っていたのです。そして、紫色の透き通ったキラキラと光る大きな石も持って来たらしく、玄関の前に置いてありました。

その魔法使いをひと目みて、心臓が飛び出す位、驚いて、こわくなって、ダッシュで公園に戻りました。どのぐらい、時間が経ったのでしょうか。恐る恐る戻ったら、その魔法使いは消えていなくなっていました。

小さな頃だったので、ただの子どもの見るファンタジーだったのかもしれません。でも、最近、この話しを今はデンマークに住むおさな馴染みのゆうちゃんに話したら、面白いことを教えてくれました。

ゆうちゃんと私は、昔、同じ地区に住むご近所さん同士でした。

ある日、ゆうちゃんのお母さんが玄関の下に見かけない石が転がっていたのを見つけました。手のひらサイズの大きさの紫色の石だったそうです。ゆうちゃんのお母さんは、この見慣れない紫色の石を拾って、何の石なのかわからないので、近所の方に見せました。
そして、「これはアメジストという石よ」と言われたそうです。

アメジスト……。あの魔法使いが持っていた紫色の石も確かにアメジストでした。「ゆうちゃんの家にも、あの魔法使いが来て石を置いて行ったの?」

アメジストの石を持って、当時、日本にまで魔法使いが来ていたと思うとワクワクします。


最近は、シュタイナー学校の玄関で大きなアメジストの石を見ます。アメジストの石が壁に埋め込まれるなんてめずらしい学校です。

シュタイナーはアメジストを「大きな愛」と言ったとか(まだ自分で本で確認していませんが)……。
そうだとしたら、きっと子ども達や学校を静かだけれども大きな愛で見守っているのかもしれません。

あの昔、見かけた魔法使いは、そんな素敵な石を運んでくるなんて、きっと良い魔法使いだったので、お話しすれば良かったなって思います。

あと、かっこちゃんはかっこちゃん自体が、優しいアメジストのような方。お話ししているといつの間にか心に触れて、泣きたくなってしまう……。やっぱり、沢山の愛を日本だけではなく、世界中に伝える魔女さんでした。

  • 2020.02.22 Saturday |
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