今日は、新しく働くシュタイナー学校でお仕事をしました。

シュタイナー学校には、普通の学校にない科目があって、その1つにオイリュトミーという科目があります。オイリュトミーは体験してもらわないと、説明は難しいです。一見、ダンスのように見えますが、ダンスではないのです。自分自身が、音楽になったり、言葉の本質になって動く、運動芸術です。

私の仕事は、そのオイリュトミーの授業にピアノで音楽をつける仕事です。

先週、オイリュトミーの先生が簡単な曲から、なかなかの曲まで20曲ほどの楽譜を手渡してくれました。半分以上がクラシックのピアノ曲です。
そして、週末に子どもが邪魔をしたり、家事があったりしたけれども、合間にその曲を何とか順番に練習しました。

「あと、はじめての授業なので、最初に自己紹介をしてね」と先生に言われていたので、自己紹介も、朝にお風呂に入りながら考えました。

考えながら気が付いたことがあります。もうピアノを弾くことは無いだろうと長年、閉じていたピアノの蓋を開けてみたのも、ドイツに来たのも、シュタイナー教育に出会ったのも、結婚したのも、全て「たまたま偶然」にいつも何かが起こったという事です

このシュタイナー学校だって、偶然が重なって、何かの流れで働くことになりました。

「たまたま偶然」で起こる事がおもしろいほど、私の人生を左右しています。
そして、きっと、私だけじゃなくて誰しもそうなんだという事にあらためて気が付きました(ちなみに、自己紹介の事は考えるのを忘れていました…)。


そして、学校に行って、5年の子どもたちとはじめて出会うことが出来ました。
障がいを持った子どもたちの通う学校なので、1クラスが小さくて、5年生は7人だけです。何人かは、ダウン症を持っているお子さんや、車椅子に乗っているお子さんもいました。
ひとりひとり、自己紹介をしてくれて、手を握ってもくれました。みんな、すごく可愛かったです。

曲に合わせて、鷲になって優雅に空を飛んだり、ギャロップしたりしました。車椅子の子どもたちはギャロップは出来ませんが、そういう時は付き添っている方が、車椅子を押しながら動いてくれます。

学校では、普通の音楽オイリュトミーだけでなく、治療オイリュトミーも子どもたちは受けられます。音楽オイリュトミーは主にドイツ人の先生で、治療オイリュトミーの先生は、長年ドイツで働く日本人の先生でした。
どちらの先生も、経験が沢山あって優しい先生で、出会えた事が嬉しいです。

まだ、私は学校に来たばかりだけれど、みんなから色んなことを学んだり、体験をしたいなと思いました。



学校の入り口には、大きな石が壁の中に埋まっていました。中は、紫に輝くアメジストと透明な水晶です。大きいです。

  • 2017.10.17 Tuesday |
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Comment
はじめまして。シュタイナー教育に興味があり、たまたま出会ったブログですが、たまに読ませていただいています。
毎日の素敵な暮らしぶり、楽しく読ませていただいています。私が住んでいるのは、日本の南、小笠原諸島です。生まれは本土なので、通年暖かな島に感謝しつつも、四季のある暮らしを懐かしく思います。
小学生の子供が二人いるので、シュタイナー的子育てを、と、少し取り入れています。
私は、ダンスを小学生に教えていますが、オイリュトミーにとても興味があります。自分の子どもたちに手がかからなくなったら、オイリュトミーをマスターしたいと夢描いています。オイリュトミストになるのは6年くらい学校に通わなければならないと聞いていますが、40代の人がオイリュトミストを目指すというのは、おかしな発想でしょうか?
たまたま偶然が重なっているという文章を読み、勇気を出して、コメントしてみました。失礼なコメントでないことを祈りつつ。
  • ono megumi
  • 2017/10/11 16:26
ono megumiさんへ
コメントをありがとうございます!
小笠原諸島に住んでいらっしゃるなんて、羨ましいです。

オイリュトミーのことですが、学ぶのは通常は4年間かかります。去年、オイリュトミーの日本人の学生にお会いしたけれども40代と50代の方達でした。お子さんも連れて、ドイツに来ています。若い学生もいるけれど、子育てが一段落した世代の学生も、少なからずいます。
あと、少しお話したら、ドイツ語にとても苦労していると言っていました。全てドイツ語で日常生活からしなくてはならないので……。最初にドイツ語を勉強した方がいいです。これが、実は1番の壁です。

ドイツで働くならば、その後に大学院に2年行くと学校側にとっては嬉しいです。国からの経済援助が違ってきます。

夢がかなうといいですね。みんないるし、絶対に、大丈夫です!
  • えりか
  • 2017/10/12 12:38
温かいメッセージをありがとうございます。

勇気が湧いてきました。

まずは言葉の壁からなんですね。人生に指標が見えた気がします。ありがとうございました。
  • ono megumi
  • 2017/10/12 14:38





   

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