お〜い、アマデウス。どこまで登る気なんでしょう。
木登り、子供たちに大人気。


バティック染めを体験できるコーナー。手袋をして、自分の選んだ物を染めることができます。Tシャツをゴムで部分的に縛って、好きな色に染めていくと・・・・・・


自分だけのオリジナルTシャツが出来ました。染めたTシャツを最初に広げた時が一番、楽しい。


大工道具が置いてあって、子供たちがやりたいように家を作っていいコーナー。


版画のコーナーです。皮を小さな子供用の工具で彫っています。


こんなかわいらしい版画ができちゃうのでした。


水風呂?に入る子供たち。なんせ外は暑い、暑い。こんな記録的に暑いフェスは25年ではじめてです。と市長さんも言っていましたよ。


静かに釘を打ち続けています。やった〜、日陰。


一応、バックミュージックもあるし・・・・。


パレードもあって、会場を盛り上げてくれます。


笑える人形劇もありました。


最後はカーテンの迷路屋敷にて。

こんなに子供が楽しめる野外の音フェスも珍しい!!でも、肝心のコンサートをけっこう聞き逃してしまっている・・。まぁ、楽しければオーケーと自分に言い聞かせるのでした。

ちょっとドキドキしながら、久しぶりに子連れでコンサートに行くことになった。なんせ動くのが楽しくてたまらない1才と10ヶ月になるちびくんを連れて行くのだから覚悟がいる。「ぎゃあ、ぎゃあ」言ったらどうしよう。
パパはいつでも余裕。「シュタイナー学校でのファミリーコンサートだから平気。平気。モーツァルトをテーマにしたコンサートなんだよ。もう実はチケット予約したから。」という。

雪の降る中、車でミュンスターのシュタイナー学校に到着。学校に着くと、パパの言うとおりファミリーコンサートなので子供たちがすでにいっぱい。そして子供たちの保護者達もぞろり。雪の中、子供たちはみんな色とりどりの長クツを履いてホールに向かっている。

予約していたチケットを受け取って中に入る。
学校のホールといっても素晴らしい空間。私の小学校の時代の体育館とか公民館とは比べものにならない。舞台のふちには、木の薄むらさき色の彫刻が施され、四角の形をしていない空間設計。照明のつくり方、2階席もある本格的なホールだ。何百とある席は全て満席。ポスターには「チケット売り切れ」と上から張られていた。

そしてコンサートがはじまった。司会者の音大の教授のおじいちゃんのトークがこれまたウマイ。彼が喋ったとたん観客はみんな引き込まれていた。子供にもモーツァルトの知ってもらおうと、スライドを使って伝記をはなしたり、ポストホルンというめずらしい楽器などをソロで紹介。おじいちゃん、とってもユーモアを交えて話すので、会場の笑いがたえない。オーケストラの人達もなんだかとっても楽しそうに音を奏でている。

ドイツの子供にも驚いた。司会者がたとえば「モーツァルトのお父さんはなんて名前か知っているかな?」というと何人も手をあげるし、知っている曲が来ると一緒に歌いだす。
女の子のグループは曲にあわせてダンスを学校でならってたらしく、舞台の上で披露。
そして、鳥の格好をしたオペラ「魔笛」のパパゲーノも舞台に突然、登場して笛を吹きながらオペラを紹介。会場を歌いながら歩きだした。
どこかの赤ちゃんが騒ぐと「あれあれ、もうどこかで音楽がはじまってますね〜」と司会者が言うので観客たちが赤ちゃんに向かって、笑いながら、また拍手喝采。

とにかく、観客とオーケストラと司会者が一体となってアットホームなコンサートを作っていた。

何か、すごいなぁと思う。こういうコンサート観れるドイツの子供は本当に恵まれいる。モーツァルトの音楽だっていつも身近にある。

ちょっと、なんでかわからないけど明るい長調の音楽たちと楽しそうな人々をみながら胸がツーンとして涙ぐんだ今日なのであった。

私の唯一の贅沢。それは2週間に一回、ピアノを習っています。しかもその先生がものすごいピアノが上手。なんていったてコンサートマイスターだもん。なんとかコネで見つけた先生。
クラース先生をはじめて見た時、はっきり言って農業でもしているのかと思った。手はゴツゴツしているし、体格もがっちりでピアニストには見えなかった。先生、ごめんなさい。でもいったんピアノを弾くと・・・すごい!ラフマニノフだろうがリストだろうが難曲をことなく弾きこなし、技術もただ者ではないのだ。ただし、自分のコンサートやらなにやらで何回か授業すっぽかされたりもされた。
 私の方も下手な上に、小さい子供を持つママ。練習する時間がない。子供が寝ると遅くてピアノ弾けないし・・・・・こんな事なら若かったあの頃、遊んでないで練習していればよかった。
 
 そんなこんなですが、今日はちゃんと時間どうりにクラース先生来てくれました。
 課題はドビュッシーの曲達。やっとドイツ人のベートーベンやらシューマンを脱出。フランスの作曲家。
 授業はおもしろかった。
「ドビュッシーを弾くのには香水を嗅ぎ分けるようなセンスが必要。」なんて言ってクラース先生は不思議な和音を何回も弾いて耳で聞き分けていた。「和音っていうのは色々な野菜が入ったスープみたいなもので、煮過ぎてもいけないし、バランスが必要で・・・ほら、この音はべっとと煮過ぎちゃっただろう。」
なんて言っている事が面白いけど、繊細な作業すぎて私にはできそうもないな。でも、トライすることにしよう。
 今ではクラース先生のファンでコンサートにも足を向けている私。でも今日わかった。なんで先生いつもいい匂いのする香水をつけているのかを。


 

久しぶりにあまちゃんを置いてPAPAとライブに行った。マダガスカルから来た2人組みのバンド。Regis Giyavo& David mirandonという名。一人は歌とアコーディオン。もう一人は打楽器。マダガスカルのトランス音楽と彼独自のブルースを混ぜたちょっと風変わりな音楽。今までこんなにアコーディオンを弾きこなす人を見ただろうか。どんな音でも出せる。彼の目は遠くをを見ているのに、手は正確に自由自在にアコーディオンを弾いていて、もう楽器が体の一部のようだった。そして、その人の声を聞いたとき、私の好きな声と思った。一見、控えめではずかしがり屋さんっぽいのに歌を歌うと声がのびるのびる。堂々としている。
 当然、会場は熱狂に包まれていた。あかちゃんからおばあちゃんまで手と足を叩いて皆な独自で音楽にのっていた。
 歌詞は何を言っているかわからなかったが、「どんなにつらくても大変でも前に進むっていうことが大事・・・」っていうようなメッセージを歌っているらしい。曲の力でエネルギー復活の私達は自然に踊って歌っていた。
 帰りの車の中では「マダガスカルに行こう!」といつものように盛り上がる二人なのであった。

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