帰り道に、ブルゴーニュ地方で1番、大きいディジョン(Dijon)という町に寄りました。

期待していた以上に古い町並みが素敵でした。



広場のメリーゴーランドが、古くて可愛いかったです。ニコが乗りました。


ディジョンのノートルダム教会はこの町で1番、有名な教会。
ガーゴイルと呼ばれる、怪物みたいな彫刻がいっぱい付いています。

見上げてみると面白いです。


大きな丸いステンドグラスが左右に2枚あって、とても美しかったです。
パリのノートルダム大聖堂のステンドグラスもすごく綺麗だったけれども無事なのかな……。

やっぱり、マスタードが有名なんだそう。試食もさせてもらえます。



子どもたちはマスタードより、パン屋さんで好きなパンを選ぶ方が嬉しいです。それにしてもなんでフランスのバゲットは皮がパリパリして、とっても美味しいのでしょうか。ドイツのとは違うのです。


ずっと昔、大学生の頃にはじめて、憧れのパリに1人で行ってみたことを思い出しました。母が昔の同級生で、パリで会社を経営しているというおじさんを紹介してくれました。おじさんが私が1人だからと、心配してくれて毎晩、レストランに連れて行ってくれたり、ケーキ職人の方とお友達になったので、パリ中の美味しいお菓子を食べました。

でも、昼間はほとんど1人でした。だからひとりで有名な美術館やノートルダム大聖堂に行ってみたりしました。
お腹はいつもいっぱいだったけれど、1人旅で大聖堂のステンドグラスを見ても、絵画を見ても「きれいだね」と言える人がいなく、少しだけ寂しく感じたこと。

今回は反対で、フランスの田舎で、自分で作ったサンドイッチをかじりながら、ガリア人の住んでいた森を歩いたり、犬とか牛とかコウモリとか子どもたちに囲まれて、毎日、ワイワイと賑やかでした。


どちらにせよ、フランスは建物も自然も芸術もいつも美しいし、美味しい物や可愛い物もいっぱいあって、いつも心が踊ってしまいます。

また、来ようっと……。


Au revoir オーヴォワー!

フランスのブルゴーニュ地方、ローマ帝国時代の支配下になる前は、ガリア人がこの地に住んでいました(フランスに先住していたケルト人と言った方が分かりやすいかも)。

休暇用の家の周りは、ローマ帝国時代の遺跡も沢山あったのだけれども、ガリア人の遺跡が発掘されるという場所が車で30分ほどで近かったので行ってみました。

標高700メートルぐらいのブーヴレ山(Mont Beuvray)一帯がガリア人の遺跡が発掘される所で、ビブラクテ(Bibracte)と呼ばれています。 かっこいい近代的な博物館も建っていました。
歴史と地理の勉強にもなるし、ハイキングも出来るからか、フランスの子どもたちが遠足でいっぱい来ていました。








ガリア人って森に住んでいる原始人?みたいなイメージがあるけれども、農耕民族だったみたいです。石を積み上げたちゃんとした小さな都市みたいな住まいにも住んでいました。

レストランでは、ガリア人のご飯も食べれます。レストランの中を見たら、みんな、お豆とお肉をビビンバみたいな石の器で食べていました。あとは剥いていないそのままのフルーツ。お弁当にもしてくれるとか?私達はピクニックのサンドイッチを作って持って来たので食べませんでした。


博物館から、地図をもらって、小さな山を登ります。小さい山と言っても、疲れるくらい歩きました(疲れるのは私だけだったけれど…)。




遺跡発掘の場所が出てきました。
ちょうど発掘調査していたよ。


もっと先は、こんな絶景が見られます。
昔のガリア人が見ていた風景…。

お天気も良かったので、気持ちの良い遠足になりました!

ちなみに、昨日の夜にドイツに帰って来ました。でも、もう少しフランス旅行の事を書こうと思います。


もう一回、ガリア戦記を読んでみようかな?
そして、今日はイースターの日曜日。子どもたちはうさぎのチョコをもらって元気にしています。

私達が今、滞在している休暇用の家から1番近い町がAutun オータン(ここをClick!)という町です。車で10分ぐらいです。

ガイドブックには、ほとんど情報が載っていないような小さな町ですが、とても気に入りました。

 



やはり町で1番、インパクトがあるのが聖ラザール大聖堂と呼ばれるゴシック様式の大聖堂。


後から知ったけれども、入り口の「最後の審判」という彫刻は貴重な物らしいです。私も見たとき「おおっ」って思ったので写真を撮って置きました。



古い町並みもとても素敵です。


古い物が売られているお店や、地元の人達で賑わっているガレット屋さん……

ここは、ロラン美術館。ローマ帝国時代の物も陳列されていました。




美術館だけでなくて、町の周りはローマ帝国時代の遺跡がゴロゴロしています。


ローマ帝国時代の城壁かな。2000年前くらいのが、いまだに残っているって凄いと思います。よく見ると、小さな風が通るような小さな穴も作られていました。

向こうに見えるのが、ローマ帝国時代のピラミッド型のお墓です。



不思議すぎる。。。中世辺りに入り口を開けたらしいのですが中は空っぽだったそうです。謎がいっぱいです。


ピラミッドから見た大聖堂の姿です。

今日は写真ばかりを載せて、何のことやらって感じですが、色んな時代の色んな物がのどかな田舎町に、ゴロゴロとあるのが面白いです。

フランスを体の部分に例えたら、ブルゴーニュ地方は心臓の部分と言われています。

なだらかな緑の丘や山が続く、フランスの素朴で美しい田舎。パリとはまた違ったフランスの風景と人達に出会えます。



白い牛や羊が沢山いて、とても可愛いです。しかも、子牛の時期なのか生まれたばかりのような小さな牛も群れの中に必ずいて、思わず見とれてしまいます。

そして、朝、霧深い日は、昼間とは違う風景が見られました。




石造りの家、静かな植物を霧が覆って、少し不気味で神秘的な雰囲気です。


何よりも、、地下の扉をそっと開けたら、コウモリがいて地下室をバタバタと飛んでいたこと。
こんなに生きていて、コウモリと同じ家で寝たのは、はじめての経験でした。


我が家のコウモリ君。。。。
今、夜の3時なのに私達だけ起きてしまったのです。火事で燃えたパリのノートルダム大聖堂の事を考えて眠れないとか。本当に800年の歴史のある大聖堂が、あっという間に、どんどんと燃えてしまう姿は唖然とするしかなく、フランス人でない私達もショックでした。

フランスにいると、この国の歴史の深さとそれをとても大事にしている人達をすごく感じます。そんなこの地方の歴史を知る場所を訪ねるそんな今日この頃です。

ブルゴーニュ地方の広大なぶどう畑の中を車を走らせ、ボーヌ(Beaune)という町まで行って来ました。
やはり、世界的にもワインの名産地で、美味しいワインを目当てに来る観光客が沢山ですが、私はあまりワインの美味しさがわからないので、とりあえず1番、有名な歴史のある施療院に行って来ました。今では博物館となっていてオテル・デュー(Hotel ・Dieu)博物館と呼ばれています。


こんな印象深い、瓦屋根が目印です。

中庭には井戸もありました。

すごく長い歴史があって、創立したのは
1443年。この大法官ニコラ・ロランという人です。貧しい人びとのために、無料で治療が行える元祖ホスピスです。1971年まで、実際に施療院として使われていたというのには驚きました。


このニコラ・ロランの奥様がギゴーヌ・ド・サラン。夫婦一体となって、この施療院を一から創立されました。
博物館のオーディオガイドがこの夫婦の対話風に作られていて、面白かったです。子ども用バージョンもあったり、日本語でも聞けるのもありがたかったです。

床には、この2人のイニシャルが木の幹で繋がれたような柄の紋章が見られます。2人の結束がすごい……。


部屋はこんな風にベットが縦に15台並べられてありました。カーテンが付いているけれど、男女混合だったそうです。


修道女兼、看護婦さんは優秀な人が選ばれていました。この方は今でいう看護師の婦長さん。アニエスさんです。前に見えるのが、昔の湯たんぽみたいな器具。寒かったのでこれでベットを温めていました。今と違ってペストの時代。看護する側も命がけです。実際は何人も看護婦さん感染して亡くなったらしいです。


ペストの守護聖人ロクスの像もありました。





面白いものはいっぱいありました。例えば、当時の薬なんて、成分を聞いたらびっくりな物ばかり……。




食事にもこだわりがあって、例えば水っぽいから梨はコンポートじゃないと駄目とか、肉は週に3回。
このお人形が付いたグリル器具が出来て、台所仕事が早くなったらしいです。でも、調理している人達は、鍋をピカピカに磨いて寝るのは夜の十時過ぎだったそうです。

何よりも驚いたのは、さすがワインの地、水よりも患者にワインを飲むようにすすめられていて、いつでも飲めるようになっていた事。みんなアルコール中毒症にならなかったのかな。


外科は床屋さんがやっていました。高血圧や精神疾患を持った人に、脳外科まで…。怖いです。


水さしや浣腸器具。。。。
当時の治療は瀉血、浣腸、食事の3つが主な治療だったそうで、近年の医学の進歩を感じました。

素晴らしい見たこともないような、細かいタペストリーが沢山、飾られていました。治療だけでなく、美術品として、豪華絢爛な物が置かれています。
1番の博物館の目玉は……




この「最後の審判」という祭壇画。ロジェ・ファン・デル・ヴァイデンという画家が8年もかけて描いた精密画。

この絵に画家がこっそり隠れているような(左4人目)……。
とにかく、細かくて、圧倒的です。ちなみに魂の天秤をかけているのが大天使ミカエル。右に行けば地獄、左に行けば天国が描かれていました。

この地域の歴史や宗教、文化、医学を垣間見れ、更に貴重な美術品も見れて、とても面白かったです。

帰りは大型スーパーに寄って、気になる食材やせっかくなので、ブルゴーニュ地方のワインも買いました。
ただのスーパーなのに、ワインの数や種類の多さには感心です。後、この辺りで有名なのがマスタードです。色んな種類のマスタードがありました。ピンクのベリーのマスタード、美味しかったです。


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