日本に帰国する度に、弟が車で色んな所に連れて行ってくれます。
「どこに行きたいの?ディズニーランド、水族館?」とか聞いてくれて、弟が優しい(暇だけかも)のをいいことに、今回も思い切り甘えて、行きたい所に連れて行ってもらいました。



ちなみに、弟は全くアウトドアじゃない私と違って、趣味は「山登り」と「沢登り」なんだそうです。
「じゃあ、ディズニーランドは混んでいるから、私とニコをどこかの山に連れて行って!」と言ったら、「ん〜、このコンビは榛名山ぐらいしか登れないだろう」と言われました。榛名山は群馬県にある山で、湖もあってロープウェイで登れば3分。そこをロープウェイを使わず歩こうとなりました。
弟、いわく「僕にとっては、散歩にもならないようなコース」との事です。

あと、榛名山の近くに有名な「榛名神社」という神社があるのです。デンマークに住むゆうちゃんが、前回、行って感激していたスポットだったのです。ゆうちゃんが、榛名神社ですごいエネルギーを感じたって写真を見せてくれて
さらに「榛名神社には、願いが叶ったり、宝くじが当たってしまう赤い饅頭があるよ!」って言っていたのを思い出しました。

山も登りたいけれど、ついでにその赤い饅頭をゲットしたい気持ちがムクムクと湧いて来ました。


東京から2時間ほどで、群馬県の榛名神社に着きました。
はじめて来た群馬県は山が綺麗で、少し北イタリアの山地帯に似ていました。
ニコが「ここ、イタリア?」って言ったのです。山の風景は似ているけれど、周りの植物
は全く違いました。








巨大な岩と100年を超える杉、清らかな川の水、自然のパワーがすごい場所でした。そこに神様が加わって、とても神秘的な雰囲気です。




ここに来て思い出したんです。前日に夢で
青い龍を見たことを‥‥‥。弟に話したら「相変わらずスピリチュアル」って笑われたけれど、この神社は本当に龍神がいるって確信しました。


ここにも龍が絡みついています。2匹が柱にグルグルと巻き付いていました。


これは、すごい!御姿岩というらしいです。
落ちそうで落ちない岩。自然なのか、古代の人が作った説もあるようで、謎です。
本殿が岩にはまっているのも驚きです。



おおー、大吉です。



赤い梅饅頭を手に入れました。店主の方にこの饅頭についてインタビューして見ました。
宝くじが当たったり(しかも連続で)、大病が治った人も本当に沢山、いるとのこと。
聞いた所によると、この饅頭が凄いのではなく榛名神社のパワーが凄いので、饅頭にそのパワーが入ってしまうのではという事でした。


パワーの事はわからないけれど、お饅頭自体が甘い梅が入っていて美味しかったです。

榛名神社だけで、記事が終わってしまったのですがその後、榛名山に登って、湖を見ながら温泉にも入って来ました。日帰り遠足、すごく楽しかったです。

ドイツに帰って来て日常の生活がはじまっています。ニコも毎日、ドイツのシュタイナー幼稚園に通っています。数日前のことですが幼稚園の隣に建っている、福祉の作業所を方をチラリと見たら、


夏だからか、移動式カフェが見えました。
作業所オリジナル移動式カフェだそうです。
お昼休みは、作業所もお昼休み。コーヒーを皆さん、飲みながら和気あいあいとしているのが見えました。

何年か前から、この作業所ではコーヒー焙煎
をはじめて、カフェが出来たり色々と新しい動きがあるのです。

ニコをお迎えに行った帰りに、バスが来るまで時間があったので、コーヒーでも飲もうと思いました。
聞いたら、移動式コーヒーはもう今日はおしまいという事なので、建物の中のカフェに入ってみました。


イタリア風のカプチーノやら、エスプレッソ、ラッテマキァートなど飲めます。

後ろでは、働いている人も見えました。


コーヒー焙煎の発想から作業所の内装まで素敵です。天井からコーヒーの袋がぶら下がっているのがナイス!
東京にこんな場があったら、人がいっぱい来そうなのに、ガランとしています。
コーヒー、やっぱり新鮮で美味しいです!

ニコはコーヒーが飲めないので「Bionade ビオナーデ」という炭酸飲料水を飲んでいます。これは、有機発酵させた飲み物で、種類も色々あるのですが、この赤い色のエルダーベリー(Holunder)がおすすめです。

そして、作業所といえば、日本に帰った時も
日本の福祉作業センターに遊びに行ったのです。

最近、私の母が作業センターで週に1回、物作りのボランティアをはじめたらしく、一緒について行きました。

実家は東京の中野区なのですが、訪ねた所はここです。


「ハッピースマイル 中野区東部福祉作業センター(ここをクリック!)

作業センターには、織り機が沢山あって、マフラーやストールなど作っていました。


昔、喫茶店だった部分もあって、レトロな雰囲気。織り機だけではなく、フェルトやその他、色んな物に挑戦しています。

優しくてかっこいい職員のSさんが作業所のことや自分の事を色々とお話をしてくれました。そして、皆さんの作品を沢山、見せてくれました。


母は今、プラバンアクセサリーを作ろうと模索中‥‥。ニコも、お手伝いしていました。
なんと母は作業所で唯一のボランティア員。
たまたま作業センターを通った時に、フェルトのボールを見て「フェルトボールを使ってもっと素敵なアクセサリー作れるかも」と口走ったのがはじまりだそうです。

物作りが好きな方は、Sさんや母と一緒に作ってみるのはどうでしょうか。障がいあろうが、無かろうがみんなで楽しく作っていくことで、本当にそこからハッピースマイルになるのではと思いました。



しまいおばあちゃんのお誕生日会の次の日、従姉ファミリーが「仙台市八木山動物公園」に連れて行ってくれました。

私にとっては懐かしい動物公園です。私がまだ小さな頃、35年ほど前に訪ねた時、夏休みで暑かったのでしょう。ぐったりしたホッキョクグマがいました。そして、あの頃は少し古い感じの動物公園というイメージでした。
でも、今回、久しぶりに行ってみてびっくりです。


すごくピカピカ、新しい八木山動物公園になっていました。


あっ、ホッキョクグマです!ヒロお兄ちゃんに抱かれて、ニコもホッキョクグマを見ました。


水に入ってバシャバシャと遊ぶクマさん。
このホッキョクグマ、昔と違って元気過ぎる……。

間近に見れて、大満足でした。


こんな珍しいことも……。ゾウの餌やりです。棒に指したりんごや野菜をあげる事が出来ました。これは、お昼ぐらいだけにできる動物公園の特別企画です。


ニコがあげているのは、丸ごとパプリカです。ゾウにとっては一口にもならない量だろうなぁ。

この他にも、動物達に触れ合えたり、スペクタクルな鳥のショーも見れました。他にも動物についてお話し会とかも日にちによってあるみたいです。

仙台の八木山動物公園、アイデアが沢山あって、それを実践していて凄いです。

ヨーロッパの動物園、入場料も高くて一家で気軽に行けないのですが、値段も良心的でした。地元の子供達は、もっと気軽に行けるような工夫がしてあるみたいです。

従姉のお姉ちゃん、地元で学校の先生をしていて、学校行事で度々、来ているらしく、効率よく色々と見れる事ができました。

今回、仙台滞在では、従姉ファミリーには、最後の最後まで、お世話になりました。駅まで送ってくれました。

小さい頃から憧れだった従姉のお姉ちゃん、可愛すぎる子供たちと、優しい旦那さま、あたたかいファミリーに会えてとても嬉しかったです。

従姉のお姉ちゃんからも、お土産を沢山、頂いたのですが、嬉しいお土産のひとつ。


学校の子供たちが作った、こんな素敵な手作りの鍋敷きとコースター!
どうしたらこんなに綺麗にタイルを並べる事が出来るのでしょうか……。


とても気に入っています!このコースターでコーヒーを飲むのが楽しみです。


さっき母に東北のおばあちゃんとおじいちゃんが作っていた「烏骨鶏の薬」の記事が分かり辛いと指摘をされました。

文章を読み直したら、本当に分かり辛いです。それに、大事な事を書くのを忘れていました。薬の成分は烏骨鶏自体ではなく「烏骨鶏の卵」です。

おばあちゃんがお鍋で煮詰めていたのは、烏骨鶏の卵たち。これは匂いも含めてなかなか大変な作業でしたが、出来上がった物をカプセルに入れて、欲しい方にあげていました。特に心臓の悪い方にこの卵はよく効いたそうです。

最初は一羽だけだったので、チャボという鶏とかけ合わせた卵だったのですが、この卵の薬を喜んでくれた方が、新しい烏骨鶏をプレゼントしてくれたそうです。それから純粋な烏骨鶏の卵が手に入る事ができました。

東北のおばあちゃんの事を読んでくれた、ルイちゃんが「私のおばあちゃんも魔女みたいだった。西の魔女が死んだという本(梨木香歩)のイメージだよ」とコメントをくれたので、全国各地にそんなおばあちゃんが沢山いるのかなと思いました。魔女と言っても、グリム童話の魔女ではなく、田舎に住む本当に普通のおばあちゃん。でも、子供から見ると不思議なことがいっぱいです。


小さな頃、おばあちゃんとお散歩してはじめてみた牛や、空を飛ぶ流れ星、
畑でとれたてのトウモロコシ、軒にぶら下がった干し柿や五右衛門風呂など東京に住んでいた私には別世界のように感じて、今、思えば本当に良い思い出となりました。


しまいおばあちゃんの写真をもう1枚。
これが、私達が仙台の駅ビルで買ったプレゼント。ストール、おばあちゃんに似合っています。ドイツで買ったプレゼントを失くしたのは、残念だったけれど、かわりにもっと素敵な物を見つけたのでとても前向きです。

あと、しまいおばあちゃんの長生きの秘訣を聞き出しました。「しゃれ気、色気、食い気」の3つだそうです。食い気しかない私には、なかなか難しい秘訣です。



仙台の勝子叔母さんの家の居間には、昔と変わらず東北の伝統工芸の「こけし」が沢山、並んでいました。

私も小さい頃、このこけしに囲まれピアノを弾いていました。
今では、従姉の可愛い子供たちがこのピアノを弾いているようです。みゆきちゃんがショパンの「子犬のワルツ」を弾いてくれました。


こけしの博物館が出来そうなくらいです。こけしだけでなく、勝子叔母さんは郷土の雛まつりのお人形も集めていて全てが愛らしくって素敵でした。

そして、勝子叔母さんから今回、お土産に色々な物を頂いたのですが、こけしもいただきました。おんなじこけしが2つだったので、


ドイツに帰ってから、老人ホームに行って、ヨハナお祖母ちゃんにこけしをひとつ渡しました。
スマートホンで送った仙台に住む親戚の写真をすでに現像してたみたいで大きな写真を引き伸ばして持っていました。写真を見ながら日本での思い出話が止まりません。


可愛いです。こけしの人形、とても喜んでくれました。

ドイツのヨハナおばあちゃんも元気にしています。


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