夫のお友達のマライレが朝食を一緒に食べようと言ってくれて、会いに行きました。また、あの渡し船に乗って川を渡って、すぐの所にマライレは住んでいました。

60代半ばのマライレ。すごくチャーミングで素敵な方。公立の小学校の先生をずっとやっていたのと、ロマと呼ばれるジプシーの家族がドイツには少なからずいるのですが、そのジプシーのためにずっと活動していました。

シリアからなどのドイツの移民問題がここ何年、ニュースとかになっていますが、実はジプシーの方達も沢山、住んでいるドイツです。


マライレ、日本の書道もやった事があると見せてくれました。はじめてなのに上手!

ところで、マライレはいつも布を頭に巻き付けヘアーバンドにしているのがトレードマーク。おじいさんがエジプト人でターバンが欠かせななかったとか。
とにかく、学校の子供たちが描いた絵のマライレも全てカラフルなヘアーバンドが描かれていてすごく可愛いなと思いました。

我が家の子たち、屋根のロフト部分に行ってはしゃいでいます。


懐かしい感じのシャープの計算機を見つけ興味津々……。







マライレとその後も、ブレーメンの町に行ったり、川沿いを歩いたりしました。

マライレのおかげで、私もブレーメンが大好きになり、夫はブレーメンに何年間後、引っ越したいとかも本気で言い出していました。これから、私達はどうなるのでしょうか……。

ここからは観光客があまりいないディープなブレーメンになります。

夫が若かりし頃、ブレーメンに住んでいたというので、その住んでいた地区を案内してもらいました。


そこは日本語で訳すると「ヤギ広場」と言われる所でした。その目の前に夫がかつて住んでいたシェアハウスがありました。

この辺り、個性的な面白いお店や、安い食堂、カルチャーな人達、学生達が住んでいそうな雰囲気です。東京で言ったら、高円寺と下北沢を足して二で割ったような……。

ヤギ広場というだけあって、ヤギの像が建っています。そのヤギは舌を出してすごくお馬鹿な顔をしていました。
ふふふ、ブレーメンの音楽隊の像より面白いかも。。


さすがヤギ広場だけあって、カフェ・ビストロの名前も「ヤギ」でした。ちなみにドイツ語でヤギは「Ziege」と言います。
インパクトあるカフェの名前に惹かれました。後から、少し調べたらすごくこのカフェ朝食とか美味しそうです。次回、ぜひ行ってみたいです。

この辺り、安く色んな国のご飯が食べれるそうです。私たちも、ヴェーガン料理のファラッフェルという中東料理屋さんへ行きました。


ファラッフェルというのはひよこ豆のコロッケです。こんな一皿と薄いパンもいっぱい付いて5.5ユーロでした。しかも、フレッシュで美味しい!


このコーラはドイツのコーラです。フリッツコーラ。本当のコーラチップという植物が入っているそう。材料と味のこだわりが感じられます。何でかはわからないけれど
アメリカのコカ・コーラより確かに美味しい……。


こんなブレーメンで作られている炭酸飲料水もありました。「Papa Shisha」という飲み物で不思議な飲み物。自然な物を使って作っている飲み物で、瓶もフェアトレードだったりするようです。

宗教上なのか、このお店にはドイツなのにアルコールはありませんでした。


二軒隣はメキシコだけの物が売られて入お店だったり、珍しいもの発見できそうな地区です。


夫が昔、通っていたディスコ。いまだにあるなんて……。夫の昔の生活が楽しかったのが想像できました。

この地区は落書きもカルチャーの一部なのかよく見ました。


それにしてもこの「Tofu」って何だろう……。

ブレーメンには今までに何度か来たことがあったけれど、いつもお友達の家に遊びに行くか、冬のカーニバルに参加するかでちゃんとブレーメンの町を見た事はなかったです。
この夏にかっこちゃん達がドイツに来てブレーメンも旅行して、メルマガを読んでいたら観光客として私も行ってみたくなりました。

ところでブレーメンの町のカーニバルはすごく楽しいです。
町全体で仮装の課題が毎年出て、例えば「宇宙」だったらそれに合わせて、宇宙人やら宇宙飛行士などに町中の人が仮装します。
そして、ここはブラジルか?っていう勢いで皆なでサンバの音楽で練り歩きます。

今回も太鼓でサンバ音楽を練習している音が川沿いなどから聞こえて来ました。おおっ、夏から練習しているんだ。すごいなぁって思いました。夫もブレーメンに住んでいたときはサンバの太鼓を習っていました(笑)。結構、リズムが難しいのです。 

駐車場に車を止めて、町の真ん中のマルクト広場にまで行きました。観光客が1番、訪れる所です。


大きな教会が見えました。


あっ、これがブレーメンの音楽隊の像です。
青銅で出来ています。ロバの足を触ると願いが叶うとか言われていて、みんなが触るのでそこだけピカピカと金色です。




ローランド像も発見!やっぱり大きいです。
中世文学「ローランの歌」に登場する英雄ローランド。1404年に作られてから、町の「自由と独立」の象徴として今まで大切にされていました。
今、ブレーメンに住んでいる人にはわからないぐらい大切にされていた時期とかもあって、第二次世界大戦は壊れないようにシェルターに隠していたたそうです。


有名なチョコレート店の「HACHEZ」
も見つけました。可愛いチョコレートがいっぱいです。
でも、この日も30℃ぐらいです。

もう少し涼しくなったら、かっこちゃん達にチョコレート送ろうっと……。

ブレーメンの旅から帰って来ました。ブレーメンの旅で私の印象に残ったことを思いつくままに書きます。

まずは行きの高速道路で起こったことから。
我が家からブレーメンの町までは北に向かって車で3時間ほどです。

行きのアウトバーン(高速道路)の上を走っている時に、ふと心配になって夫に言いました。

「この車はもうすぐ売るんだから、最後まで絶対に車の事故は起こさないでね。いつもすごいタイミングでありえない事が起こるからなんか心配なんだよね」

子供達にも「パパは今まで実は、言ってなかったけれど車の事故も色々とあってね……。」なんて思わず言ってしまいました。そしたらニコが「でも、今、パパはちゃんと生きているよ。生きてるよーー」が思いっきり大声でフォローするのでみんなで笑いました。

「そう、パパには守護天使がいっぱい付いているから大丈夫なのよ」。
ドイツでは、このように守護天使という言葉を日常でよく使います。

そして、この他愛のない話しから10分間も経たないぐらいに、やっぱりとんでもない事が起こりました。

私達の前を走っていた車がいきなり急ブレーキをかけて止まりました。「うわわ、何で〜」と思ったら、もう1台前の軽トラックの荷台から大きなソファーが落ちたようなのです。
どうやら新しいソファーを買って、ちゃんと荷台にちゃんと固定しなかったみたいです。
道路の真ん中にオブジェのように白いソファーがぼんっと落ちました。

落ちたソファーは大きくて、案の定、そのまま車を前に進めることは出来ませんでした。急ブレーキがかかるは、車線も変えなくてはいけなくて、はっきり言ってむちゃくちゃ危なくて、怖い状態でした。

私たち、ソファーを落とした運転手に追い越しながら、手で後ろを指して「ソファーを落としましたよ」って伝えました。運転手の方は気付いてはいるようで、焦った顔に見えました。

それから、落としたソファーがどうなったかはわからないけれど、あんな大きな物を落とすと大事故につながる事もあるはずです。家を出てから1時間も経ってないのに衝撃的でした。

うーん、落としたソファーも回避できて、やっぱり夫には守護天使がいるのかもしれません。でも、何もないのが本当は1番です。


ブレーメンの空はうろこ雲……

ハルツ地方で休暇用の家を借りていた時のこと。

ある日、子どもたちが「ねえ、この家にはママと同じ名前のエリカおばあさんって言う人が住んでいたんだって」と教えてくれました。



この家の小さな歴史が冊子となって、机の上に置いてあったのです。当時の生活や家族の事、家の設計図まで文と絵と写真で描かれてありました。

家族の写真では真ん中に写っていて、野原では花束を作って遊んでいたのがエリカおばあさんの小さかった頃。


昔は、羊も沢山、飼っていました。。。

エリカおばあさんはこの田舎の一軒家に生まれた時から、ずっと住んでいました。お話が上手で話題も広く、色んな事を後の家族に伝えていったようです。

去年、エリカおばあさんは亡くなって、この家は、エリカおばあさんのの思いと共に開放され今は、旅行者が利用するようになりました。

冊子の最後の方に小さなポエムが書かれていました。手元に無いのではっきりとは思い出せないけれど、こんな事が書かれていました。

「人生は沢山の人との出会いと別れがある。時間は過ぎ去るが、思い出だけが残る」

エリカおばあさんの家で沢山の思い出ができました。エリカおばあさんの事も知ることができてよかったです。どうもありがとう……。


ナナカマドの木と、下には香りの強いハーブ。静かな朝の光景。


家の横には、馬が飼われていました。金髪で美しい馬。


水滴の付いた、蜘蛛の巣は白く光るレースのよう。小さな自然が輝いて見えました。


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