今日からドイツは三連休で、再来週から学校は秋休みです。秋休みもあるの?って日本の子どもたちからは言われてしまいそうですが、秋は2週間の休みがあります。学校もノンビリとしています。

夏休みの旅行の話しをダラダラと書いていたら、秋になってしまいました。

だから、今日で夏休みの話しはお終いにします。

面白いドイツ人、ノベルトの家に滞在した事を前回、書きました。
去年の大晦日もノベルトと一緒にわたし達は過ごしました。その時は、どこかの国のシャーマンの太鼓とかいう物を持って来て、叩き出して、子どもとバカみたいに、踊っていた変なおじさんでした。

ノベルトの暮しを今回の旅行で、覗くことが出来たのだけれど、シャーマン太鼓を陽気に叩いているだけではない、すごいおじさんという事が判明したんです。

古い農家を改装して、畑を作って、小さな村で子どもも大人も参加できるプロジェクトを沢山して、自然環境の事をいつも考え、それを実行する半端じゃないノベルトおじさんでした。

家の裏の畑には、色んな果物の木を植えていたのですが、畑にノベルト、こんな物を作っていました。 


ドイツではこの時代、なかなか見られない「ぼっとん便所」です。家には、新しいトイレがいっぱいあるのに、あえてこのトイレを使っています。
使う度に、おが屑みたいな物を乗せるから、無臭のトイレでした。トイレットペーパーも自然に還るエコペーパーを使います。
トイレを作っちゃたの〜なんて驚いていたら、もっとすごい物を発見!


ソーラーシャワーです。太陽の光で温めたお湯でシャワーが使えます。これこそ、青空シャワー!
外でシャワー、気持ちいいです。私も使わせてもらいました。
色んな物、作っちゃってすごいな。

大人が働いている間、ここでは小さい子どもたちも自由に楽しそうに遊んでいました。

トランポリンに乗って、飛んだり、


ある時は素足で木の棒を見つけて、ちゃんばらごっこです。
アストリッド・リンドグレーンの「やかまし村」がドイツにあるみたいでした。

大人がいなくても、子ども同士で遊んで、小さな子達が楽しくて、最後は「帰りたくない〜」って泣くのです。 

アストリッド・リンドグレーンが「私は幸せな子どもの日々を過ごせたことが出来て、あの作品達が書けました。親や沢山の大人に見守られながら、一方で自由に遊べた子ども時代。それが大事だと思います」と言っていたらしく、私も子どもたちを見ながら、その言葉を考えさせられました。

ノベルトの所で、子どもたちの心が魔法にかかったように生き生きしているのが、本当に見えたのです。

そんな場所に行けて、本当に良かったです。

我が家のピッピ。

夏休みの旅行の話し、もし読んでくれた方がいたらどうもありがとうございました。
秋休みはゆっくり、したいなぁ。


思いがけず、カヌー体験がこの夏にできた私。ノベルトがカヌーを持っていたので、再び、夫と友人のシュテファンと一緒に、エルベ川でカヌーに乗って、水上ヘ散策をする事にしました。

シュテファンは、高校で生物を教えている先生だからか、小さな生物も見逃しません。散策しながら、「見て!水に上にキラキラと銀に光っているのが見える?あれは小さな魚達だよ」なんて、色々と教えてくれました。

その魚を見ていたら、もっと驚くことを夫が言い出しました。この夏の夫の思い出です。

夫は毎年、北フランスの海岸ヘ、仲間とコーラスの練習のためにキャンプ旅行をします。

実は、今年のはじめ、その仲間の1人のRさんが、病気のために亡くなったのです。本当に素敵な方で、人生はこれからっていう時だったので、みんな悲しくて、惜しくて、たまらなかったのです。

この夏、Rさんを想って、コーラスの仲間で北フランスのいつもの海岸で、お別れ会をしました。美しい歌を、みんなで歌って、キャンドルを灯し、涙を流しながら、綺麗な花を海に流したそうです。

最後に、コーラスのでリーダーが、海を見ながら「Rさんに言いたい事がある人は、いますか?」とその場にいた仲間に聞きました。

その瞬間、信じられない事が起きたそうです。
「あっ〜!」って何人かの人が叫んで、海をみたら、大きなイルカが3匹ほど、ピョーン、ピョーンと飛んだのでした。
みんな、あまりのタイミングの良さとイルカが出た事に驚きを隠せませんでした。
ちなみに、その海では滅多にイルカは見られないので、次の日に新聞に載ったそうです。

夫がこんな話しをカヌーの上でしてくれました。信じられなくて、その後、スキューバダイビングのプロの先生で、海洋学に詳しい方にお会いしたので、聞いてみたら、北フランスの海でもイルカがいるだろうとのことでした。

前日の大きな虹にしろ、イルカにしろ、あまりにタイミングが良すぎて不思議です。
やっぱり空も海も、全てがわたし達を見ていて、ちゃんとつながってくれているんだと、深く気付かされました。


夏休みの旅行の話しの続きです。

この旅行の最後にドイツ北東部エルベ川沿いに住む友人、ノベルトに会いに行きました。
ノベルトは、20年もかけて自分達の家族や仲間と大きなプロジェクトをしています。


古い農家を改装して、沢山の子どもたちが泊まれるハウスを建てたり、カフェを作ったり、セミナー会場を作ったり、エコロジーに暮らす事を徹底していたり、もう色々とやっていて説明できないくらいです。

話しているだけだと、面白すぎるただのおじさんなのに、やっている事がすごくエネルギッシュなんです。

今回、このプロジェクトの20周年記念で楽しいイベントをやるというので、呼ばれていたのでした。


ドイツ各地から、テントを持って来ている人達も入れて200人ぐらい、来ていたと思います。


朝はみんなで青空朝食、昼間はちょうどオリンピックだったので、子どもも大人も一緒に楽しい、オリンピックやったり、夜はライブ、ダンスと盛り沢山でした。農家で採れたての野菜で作った料理も沢山あって、イラクサに漬け込んだ魚を炭で焼いてくれたり、全てがとっても美味しかったです。



びっくりした事がありました。翌日、エルベ川の土手でノベルトやここで働いている人達のお話しや挨拶があるという時に、サッ〜っと雨が降って、

今までに見た事もないほどの綺麗な虹が出たのです。


写真じゃわからないと思うけれど、虹が三重になって、いました。これはなかなか見れない虹です。


あまりにタイミングが良くて、虹がこのプロジェクトを演出しているように見えました。


ちょうど、この日はオリンピックの閉会式の日でした。わたし達はゴールドメダルは持っていないけれど、マンゴールド(ドイツの野菜)の葉っぱをみんなで持って、揺らしました。
誰とも競争しなくて、平和で、笑えるマンゴールドの会はとっても素敵でした。

そして、自然が大好きな人達を虹も空から見て、応援しているんだって思いました。


ノベルトに肩車してもらっているニコ君....。
面白いおじさんで子どもにも大人気です。

北ドイツの海岸、ロストックという港町にフェリーで着いた私達。

天気もいいし、海辺で灯台にのぼったり、手作り市みたいな所でお土産のネックレスを買っていたり、海辺をお散歩していたら、あっという間に夕方になってしまいました。

そこから、車で南に向かったのだけれど、周りがどんどん暗くなってきました。
キャンプ場もスウェーデンと違って、なぜだか見つかりません。キャンプ場を見つけようと、ガソリンスタンドで働く方に聞いてみたら、隣町にキャンプ場があるという事を教えてくれました。

とにかく、言われた通りに先に進んで行ったら、教えてもらった所とは違う場所に、キャンプ場の標識が見えました。

教えてもらった所ではないけれど、キャンプ場だということなので、その標識に沿って、車を走らせました。そうしたら、森の中に入ってしまいました。
どんどん、暗くて、深い森....。大丈夫かな?
外を見ると真っ暗です。不気味な雰囲気でした。でも、さらにその森の中を進んで行くと、やっと暗闇の中にキャンプ場と、色とりどりのランタンと、木でできたレストランが見えてきました。

「ここは、注文の多い料理店みたいだぁ」と宮沢賢治の本を思い出しました。

そのレストランに入ると、おじさんと大きな犬がいました。

おじさんはキャンプ場のオーナーだったのです。おじさんが言うには、わたし達が今日の最後のお客だそうです。
おじさんのおすすめの温かいスープやチキンを注文して、このキャンプ場にも泊まることにしました。

ご飯を食べていたら「本当に何にも、知らないで来たの?明日はここで、年に一度の自然をテーマにしたフェスティバルがあるんだよ。君たち、ラッキーだな。楽しんでね!」とおじさんが横に来て、言いました。

わたし達、確かにいつもフェスティバルばっかり、遭遇します。フェスティバルに引き寄せられているのかな.....。


朝、起きたらこんな所でした。怖いと思った森や湖が綺麗に見えました。


湖では、フェスティバルだから、カヌーに無料で乗れました。確かにカヌーやカヤックに乗ってみたいとスウェーデンでも、思っていたんです。本当にラッキー!


はじめての、家族でのカヌー。みんな溺れず
に帰って来れました。良かった....。


子どもたちは木登りもできました。本当に、高い所まで登らせてくれました。なかなか上まで行くのは、大変そうです。


弓の練習。体が人より、ふらふらしていると思っていたのに、アマデウスが真ん中に大命中!やるじゃん、アマデウス!


こうやって、狙いを定めていたからかな。


銅を使って、不思議な物、作っていたけれどね。


ハナルナはブレスレットを.....。


ストッキングで、こんな工作もしていたな。
家に帰ってから、水をあげたらこんな髪の毛が生えてきました。


ニコ君は、裸になって、水に入っていました。ワイルドだな〜。


えっ?


可愛い...。

まだ、次回に続きます!

なんだか時間があると思っていたのに、あっという間にドイツに帰る日になってしまいました。まだ、ストックホルムにも行っていなかったのに.....。南スウェーデンで色々と見ていたり、ゆっくりしてたら時間がなくなってしまいました。

スウェーデン旅行、楽しかったな。ドイツから旅行している方の中には、本当にスウェーデンが大好きで、家をスウェーデンで自分たちで建てる計画をしていたり、アストリッド・リンドグレーン・ワールドに10回も行っている人達など、スウェーデンファンに沢山、出会いました。
神秘なトロールが出てきそうな森や湖、海など自然がいっぱいで、ノビノビできるのが魅力的でした。


帰りは海を見ながら、フェリーに乗ってドイツへ帰りました。


スウェーデンの港から北ドイツの港まで、フェリーに乗って、約5時間ほどかかりました。


私達は予約しないで、出港のギリギリセーフでフェリーに乗ったのだけれど、オンラインで予約すると、50ユーロは安いので、ぜひフェリーに乗る方は予約してください!
ちなみに家族全員でスウェーデンからドイツまで、フェリーでは、車が込みで250ユーロほどでした。


船内では、子供のためにプログラムもありました。海賊が来て、2時間ほど子どもたちと遊んでくれました。


ドイツは夏休みだったから、子供達もたくさん.....。


前日にたまたま、数年前にるいちゃんがくれた井上靖の「天平の甍」という、13世紀辺りの遣唐使が相当な危険と共に船で仏教を学ぶために中国を渡るという本を読んでいました。
だから、船に乗るのが、なんだか怖くなってしまっていて、救命ボートを見つけてホッとしたのだけれど、実際のフェリーはびくともしなかったです。時代が違うからな....。

海を見たり、船の中で朝食(ブッフェがありました)食べたりしていたらあっという間です。


デンマークなのかな?天気が良くて、景色もはっきり見えました。


ドイツの港に着きました。港では、スウェーデンに向かう人達がもう並んで待っています。


北ドイツ、ロストックという港町です。
ドイツに来たら、とっても暖かくて、人もいっぱい。屋台や手作り市などもあって、嬉しくなりました。


海岸もあって、海水浴もできます。


こんなストライプのボックスが、海岸に並べられています。


さまざまな船やヨットが見れて、面白いです。


灯台があって、上まで階段でのぼれます。


海岸や町の風景がぐるりと見れて、楽しいです。

さあ、これからゆっくり友人の家に寄りながら家に帰ります。

ここからはドイツの旅です。ドイツの旅も思いがけないことが沢山、ありました。

続きます。


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