この間、ヴッパータールという町の動物園に家族で行ってきた。どうやら動物園の敷地全体が斜面上にあるらしく坂道を上りながら動物がみれるという不思議な園。ベビーカーを押す手に力が入る。坂を上った最後に住んでいるのはライオン。草原風のライオンの棲かの方は広くて肝心のライオンが見えないなと思ったら、室内にガラス張りのスペースもあって真近にライオンが見れるようになっていた。そこでは子ども達がガラス越しにワイワイとやっていて、ライオンの方も気になるのでガラスに手を付けてたり吠えてみたり。あまちゃんなんてガラスがなかったのならパクリと食べられていたに違いない。ガラス一枚で息子が食べられなかったのはありがたいが、ライオンの方はガラス張りでは気の毒だ。

ところで動物園でむきになって写真を撮っているおじさん達を今までもよく見かけたけれど、今回気持ちがよくわかった。私の安コンパクトカメラでは動く動物はボケボケになってしまうからこそタイミングを見計らって「今!」っていう感じ。撮りたいのに後ろに隠れているペンギンが前に出てくれると嬉しくなったりしちゃって、ついでにペンギンの声まで録音してしまった。

ちなみに私がかっこいいと思った動物はヤギ座のヤギのアイベックス。岩山からすくっと
姿を見せたときはドキドキした。


















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久しぶりの更新。実は電話線の調子がおかしくてインターネットに接続できない状態が1週間ほど続いていた。これを機会にブログも書かずに深夜にアイロンでもするぞと思いきや子どもを寝かしつけながら自分も寝てしまってばかり。このまま冬眠できそうないきおい。

しかし、冬眠なんて言っていられない。憂鬱な11月が過ぎて12月になると、ドイツではどこの家庭でもクリスマスの準備などで本格的に忙しくなってくる。親戚などのプレゼントを選んだり、部屋の飾りつけ、クッキーを焼いたりと楽しいながらもそわそわとしてしまう。

それにしてもあいかわらず我が家は中途半端だなぁ。今年もツリーもないし、クリスマスリースも去年のをひっぱり出してみたり。本当はもみの木でリースを作ろうともみの木の枝は散乱している状態だけれど。

昨日はドイツでは聖ニコラウスの日でつまりサンタ・クロースの日だった。私もこっそりと靴下を幼稚園の先生に渡しておいた。赤い服に白い髭をしたニコラウスが靴下にお菓子やピーナッツを入れて子供達に渡してくれたようだ。あまちゃんはどの子供達よりもニコラウスの姿に感激して喜んだらしい。幼稚園の先生達に笑われながら言われた。

帰り道の新聞屋の前ではニコラウスの格好をしたおじさんが子供達にこの時期によくドイツで食べる人の形をしたStutenkerlと呼ばれるパンを渡していた。我が家の子ども達も早速もらった。



こんなものをニコラウスからもらいました。なんでパイプを持っているのかは謎です。
でもこのパンはもともとは司教を表しているらしい。



7ヶ月のハナルナの方が、張り切ってガツガツと食べていた。赤ちゃんがこんなに食べちゃっていいのかな?あまちゃんはあいかわらず目の干しぶどうをほじくったりして実はそんなに興味がないよう。
たまたま来ていたRちゃんが作ってくれたチリコンカルネとお土産のイチゴポッキーのほうがおいしかったらしい。ごちそうさまでした。

私も真っ赤な靴下にお菓子を詰めてあまちゃんの枕元に置いておいた。あまちゃん、我が家にもニコラウスが来たんだよ。


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でっかい水槽におたまじゃくし4匹を入れたのはいいけど、水槽が大きすぎてなかなかおたまじゃくしを見つけるのが難しいこのごろ。「まだ生きているのかね〜?」と毎日、きになる。

水草を買うのをケチって、近くの川に入って草を取ってきて水槽に入れてみたパパとあまちゃん。怖いのがその草に小さいナメクジみたいのやら1センチくらいのザリガニみたいのやら生き物が100匹くらいくっ付いていたこと。水槽に入れてからそのことに気がついたけどはっきり言って、じっと見ると気持ち悪い。なんせ私は水槽と同じ部屋で寝ているのだから。

ドイツ語でおたまじゃくしは「Kaulquappe」という。(これを知っている人はかなりドイツ語において上級者だと思う。)そんなことからおたまじゃくしの名前は1匹目と2匹目は「カオリー」と「クヴァッピー」に決定。3匹目と4匹目は「おたまじゃくし」から「オタマ」と「ジャクシー」に決定。
あまちゃんとパパは「カオリー」「カオリー」とか水槽にむかって呼びかけているけど
私にはさっぱり4匹の違いがわからない。パパに聞いたら彼も違いがわからないとのこと。なーんだ。



「カオリー」???おたまじゃくしって目があるんだぁ。



これが新しい水槽。砂やら拾ってきた石や草が入っていてなんかすでに汚い。なぜだかカットグラスや、やしの木や石で彫られた大黒様みたいなのも入っている。貝殻も入っているけど海のものだからいれてはいけないらしい。

長い長い夏休み。2日に1回はプールに行ったり、あいかわらず夏祭りに行ったりとして過ごしている。朝、起きたら「今日は何をする?」で私達の会話がはじまって、天気予報を見て何をするか決める。本当は家で一人でおいしいものを食べながらゴロゴロとしていたいけど、動きたくてたまらない2才3ヶ月を過ぎたあまちゃんと、お出かけ大好きな夫がいるのでみんなで家に一日中いると「負のエネルギー」が我が家を充満させるのだ。

本日は天気予報を観たら「晴れときどき雨とかみなり」だった。ということで、プール行きはやめて、なぜだか動物園に決定!
というのも、朝ごはんを食べていたら、あまちゃんが牛乳のパックとバターの箱に描かれていた牛を「お馬、お馬」と言っていたのだ。こうなったら動物園で動物を見せるしかない。


ドルトムントの動物園にお昼ごろ到着。入場料6ユーロ。上野動物より全然高いなんて思いながら入ると、目前にヤギと牛とブタとにわとりの柵があった。これって、動物園というより農場じゃない?

もちろん、その奥には動物園らしいサルやライオンなどの動物がいた。それにしても、あまちゃんと3ヶ月ぶりに動物園に来たが、いつの間にか成長していたのか、今回はけっこう動物を見て楽しめるようになっていた。(前回は無関心だった)

案の定、新しい言葉も覚えた。「フィッシュ、パパガイ、サイ」は初めて言えるようになった。といってもまさにオウムのように真似して言えるようになっただけだけど。「フィッシュ」なんて30回は連発して言っていたし、あのカラフルパパガイに「パパガイ、バイバイ!」なんて早口言葉のように口走っていた。少しずつ喋れるようになってきたあまちゃん。ただし、私は日本語で動物の名前を教えようとするし、パパはドイツ語で教えようとする。これはけっこう悩み。私が「これはね、サイよ」というと欠かさず横で「Nashornだよ」って感じで。

さんざん動物を見た後で、あまちゃんも乳母車で寝てしまったし、疲れたので隣の植物園に移動。そこで見たのが緑の中をぴょんぴょんと跳ねているウサギと波のように走り抜けるリスを何匹も・・・。飼われてない自然な動物達。そこで私は見過ごさなかった。葉っぱの下にうずくまっていた手のひらに乗るくらいの小さな小さなウサギちゃん。こっそりしゃがんでみつめた。
今、思えば、本日見た動物でそのウサギの赤ちゃんが一番かわいかったような気がする。




にわとりがいる動物園。



フィッシュって言えるようになったよ。



私が観察し続けた動物。オラウータン。

ところで、昨日の日本対オーストラリア戦はちょとショック。まさか最後の6分で3点も取られるなんて・・・・・。こういうことってやっぱりあるんだぁ。観ているあいだ胸がドキドキしまくっていた。

その後、負けた悔しさと共にプールにあまちゃんを連れて行った。芝生もあって、子供プールもある広い屋外のプール。先週からドイツの方は外は30度ぐらいある。すごい数の人が泳ぎに来ていた。しかし私は油断していて、ノーメイク(負けて少し泣いたので目が腫れていた)に誰にも見せれないビキニ姿・・・・。こういう時に知り合いの男性どもに会ってしまうのはどうしてでしょうか?

あまちゃんはクルクルとトンネルをまわる恐ろしい滑り台をパパの膝の上に乗りながら滑った。滑った人は最後にザブーンと水しぶきが来て一瞬、水の中にすっぽり体ごと入ってしまうのに、2才のあまちゃんはまったく恐れてなかった。水を口からペッっと吐くと嬉しそうな顔して「もう一回」と催促。この子には恐いという文字はない。人見知りも動物見知りもないし・・・、私が小さかった頃はまったく反対でびぃびぃ泣く子でした。今回もわたくしは下で見守るのみ。

こっちは寒い期間が長すぎて、誰も日焼けを止めようとしている人はいないよう。おっぱい丸出しにしているおねえさんとかもいる。見て見ぬふりでした。




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