町のマーケットに行って来ました。一緒について来てくれたのは娘のハナルナ。
ハナルナと2人っきりでお出かけは珍しいので、嬉しくて2人で手を繋いでルンルンです。


もうすっかり秋色のマーケット。こんなに色んなカボチャが店先に出ていました。
これは、飾り用のカボチャで、食べても美味しくないです。日本にいた時は、カボチャを家に飾るっていうことはしたことが無かったです。ちなみに値段はひとつ、1ユーロ。

今年はどのカボチャを飾ろうかな……。


秋色のリースも素敵です。
季節ごとに、お花屋さんも、色んな植物を揃えてあって見ているだけで楽しい!

特別にこの日はフランスのマーケットが開催されていました。フランスから来たチーズや色んな味のサラミ、ココナッツとハチミツを固めたお菓子やクレープなどもありました。

お店の人はフランス語しか喋れないのか「ボンジュール!」って言って来ます。私達が「ボンジュール!」って言ったら、目を大きくして喜んでくれて、試食を沢山くれました。私がハナルナに「フランス語で美味しいって何て言うんだっけ?確か、セボンだっけ?」と言ったら「わからない、わからない。そのセボンがうんちとか全く違う意味だったら、恥ずかしいよね」とか言うので、おかしかったです。フランス語を学校で習っているはずなのに全く使えないハナルナでした。


フランスのチーズって値段が高いことが判明。いつも来ているオランダのチーズ屋さんの方が値段が半分ぐらいだったので、オランダのチーズを買いました。


こんな風にオランダのチーズはタイヤみたいに丸いです。そしてタイヤのように大きいです。

トマトが入ったチーズを買ったけど、美味しくて次の日、ペロリと全部食べてしまいました。


最後はマーケットでよく屋台のコーヒーを飲みます。コーヒーはオーガニックコーヒー。これがなかなか美味しいのです。

コーヒーを飲みながら、町の人と少しお喋りも、おもしろいです。

どこの国に行ってもマーケットは興味津々です。


うわぁ、うれしいな。
ニコの通う幼稚園でも、朝食の時間に5歳のお誕生日をお祝いをしてもらいました。
幼稚園では、子供たちのひとりひとりお誕生日をお祝いします。ちなみに先生のお誕生日も、同じようにお祝いします。


ドイツでは、お誕生日は自分達が幼稚園や学校、職場にケーキを持って行くのが普通です。

私が用意したのは、天板に大きく焼いたケーキと、甘い物を食べない子どもたちのためにパンやチーズなどです。

ケーキは、日本語で「ドナウの波(Donauwelle)」と言うケーキです。さくらんぼとカカオ味のスポンジ、バタークリームが入っていて上にはチョコレートがかかっています。天板が大きすぎて思ったより高さが無いし、肝心の波も無いので「どうしよう。あれれれ?」って感じだったのだけれど、味は良かったみたいで、好評でした。みんなレシピを欲しがっているよ、なんて言われました。なんちゃってドナウの波ケーキ、頑張って夜中に焼いた甲斐がありました。


パンは幼稚園の横の障がいを持った方達が働く、作業所内の「パン工房」で注文したパンです。

注文するために2、3日前にパン工房まで行って来ました。ちょうど、その時、作業所が休み時間で、パン屋さんのレジの前はみんなが列を作っていました。

私の前にはすごくジェントルマンなダウン症の男の子が立っていました。
目が合った時、手がサッと出て、笑顔で場所を交代して私を前に並ばせてくれました。「前に行っていいの?」って聞いたら、更にニコニコ顔で「どうぞ、どうぞ」って言ってくれました。朝から人の優しさに嬉しくなりました。

そんなこんなで、注文したパンは味も特別に美味しいです。


先生達から、素敵なプレゼントをいただきました。


手作りの青い船です。
フェルトを切って、縫って…。わざわざ、こんな手間のかかる物を作ってくれたと思うと、胸がいっぱいです。

中には、子供用のお風呂の入浴剤などが入っています。



カタツムリ組だから、カタツムリが付いていました。先生、どうもありがとう!



お誕生日パーティーもあって、ニコは疲れてしまったみたい。お昼ごはんの後は、先生のおひざの上で寝てしまいました。


お誕生日おめでとう!ニコが週末に5歳になりました。

生まれた時から、優しい子どもだなと感じていたけれども、喋るようになってからもニコは優しい子でした。

泣き顔の真似をすると、焦った顔をして何処からでも飛んできて、「なんでいつも泣いちゃうんだろう」って言いながらみんなをなぐさめてくれます。
だから嬉しくなっちゃて、みんなでまた泣き顔をしてしまうのでした。

そんな、ニコのお誕生日、動物園か有料の大きな公園に行こうと思って、マフィンまで焼いたけれど、天気予報を見たら午後から雨。

という事で予定変更。ちょうど、近くで年に一度の「石のマーケット」をやっていたので行って来ました。


ニコには日本語のもうひとつの名前があります。その名前には、「透明のかがやく石」という意味を持つ漢字が入っています。こうなったら、お誕生日だし、石を探しに行くしかない!

ニコ、まんざらでもなさそう。石探しに夢中!
誕生日と言ったら、おじさんが特別に大きな石をプレゼントしてくれました。

会場は石のマーケットだけあって、石だらけ。世界中の色んな石が売られていて、おもしろいです。

これは、ウルグアイから来たアメジスト。。。ひとつ買っちゃいました。



動物の形をした石を見つけては買う夫。学校の子どものプレゼント用。南米から来た物が多いです。



ヨハナおばあちゃんの老人ホームにも行って来ました。老人ホーム、美味しいケーキやカップケーキがあって、みんなでまたお祝いしました。

プレゼントもいっぱいもらって(車ばかり……)嬉しいニコ。ヨハナおばあちゃんともいいコンビでした。

ニコもヨハナおばあちゃんもみんなみんな、きらりと輝く石のような日々が過ごせますように……。


昨夜、見た夢の話し。
道路を歩いていたら何処からともなくガマガエルがぴょんぴょんと100匹以上、飛んできて歩けなくなりました。「助けて〜助けて〜、ガマガエルが……」と叫んでいたら、最後は通行人の欧米人の男性が助けに来てくれるというシーンで、冷や汗をかきながら目が覚めました。

時計を見るとまだ午前2時半です。なんだろう、まるでグリム童話の「カエルの王様」みたいな夢……。

強烈なガマガエル達で眠れなくなって、夢の事をぼんやりと考えました。

「そもそも、なんで夢の中に滅多に見たことも考えたこともないガマガエルが出て来るんだろう」と不思議に思いました。
思えば、今年の初夢は、海ガメと黒いなまずのような魚とイルカをみました。これも、あんまり自分に縁がないような動物達です。

ジッと眠れず考えた結果、やっぱり縁が無いと思っていても、無意識のプールの深い所では、そんな動物達とも実は心はつながっていたんだって思いました。

そしたら、すごく温かい気持ちになってまた寝ることができました。



心の深い所で思っている以上に人間はどんな動物とも、きっと仲良しでお互いにつながっているーーー。

これは、日本でも有名な絵本です。ガマガエル君も出て来ます。


あと、昔、ひょんなことから一緒に旅をする事になった哲学博士のクリューガー先生の本が本箱から出てきたので読んでいたら、アマデウスの学校の名前にもなっているクリスティアン・モルゲンシュテルンの詩が出てきました。「洗足」という題です。題から、心にぐっと来ました。

沈黙の石よ 私はあなたに感謝します
そして あなたに向かっておじぎをします

私が植物へと発展できたのは あなたのおかげだからです

大地よ 草よ 私は深く感謝します
そして 心をこめておじぎをします
私が動物へと発展できたのは あなた方が助けてくれたからです

石よ 草よ 動物よ 私はみんなに感謝をします

そして みんなに向かっておじぎをします
みんながひとつになって 私を助けてくれました

人間の子 神なる子よ 私たちはあなたに感謝します
そして祈る気持ちであなたにひざまずきます
あなたがいるからこそ、私たちが存在するからです

すべての神的存在がひとつになり そして多様になりながら
私たち人間に感謝をします

そして感謝の中で 存在すべてがひとつになるのです



肺結核で苦しんでいた詩人クリスティアン・モルゲンシュテルン。まさに笑いと涙の人生でした。滑稽な詩と共にこのような詩も作っていたかと思うと彼の心の深さを知って泣けます。
生きているすべてに「ありがとう」の気持ち
が溢れてくる詩です。

幼稚園で年長さんになったニコ。ドイツの幼稚園は日本と違ってクラスは縦割りです。ニコの通うかたつむり組にも、まだおむつをしているような可愛い小さな子どもたちが入園して来ました。小さな子どもたちを見ていると、やっぱりこの2年間でずいぶん、ニコも大きくなったなぁと思います。

親にとって、子どもが年長さんになって嬉しいのが、保育料が最後の年ということで無料になった事です。ニコの通うシュタイナー幼稚園は公立だったけれど、これまでの2年間は市で決められた保育料を払っていました(収入に応じた保育料。市によってシステムが違う)。これからは、月に50ユーロの給食代と10ユーロの朝食代を払えばいいことになりました。

ニコにとっても嬉しいのが、幼稚園でのお昼寝タイムがなくなった事です。前からお昼寝が嫌だ〜って言っていたので、幼稚園で寝なくていいのは本人にはラッキーでした。家でも夜、早く寝てくれるから、お昼寝がなくなったのは親としてもありがたいです。

その時間、年長さんだけ、お昼寝をしない代わりに、これからは先生と色んな物を工作するそうです。


お昼休みにはじめて先生と作った物を持って来てくれました。
折り紙のボートのモビールです。10舟の虹色のボートがゆらゆらと揺れてとても可愛いです。
先生が作ってくれた物とかをたまにブログに写真を載せているよって言ったら、先生も喜んでくれました。
先生が色んな物を作るのが上手なので親子で習いたいくらいです。。。


今、ニコの就学を1年間、遅らせようと色々と奔走中。療法士さんや医者にまた発達をみてもらって意見をもらっている段階です。
かかりつけの医者も幼稚園も学校も「ゆっくりなタイプなんだから、学校を1年、遅らせるのいいね」と言ってくれても、最終的には、市の医者の判断になります。

幼稚園の先生は、ニコが2回、年長さんになるのは全然、大丈夫だし、もしそうなったらニコの成長にとって良い事をいっぱいするねと言ってくれました。



 ニコはこれからどんな色のボートに乗って人生を漕ぎ出すのかな。でも、どのボートに乗っても大丈夫。。。。。
そんな気がします。


あっ、でも寝ちゃっている……。


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