前回はかっこちゃん(山元加津子さん)の新刊「リト」のことを書きました。

この「リト」を本当に、「星の王子さま」のように、世界で愛される本にしたいというかっこちゃんの夢を聞いて、私はできるだけ応援することを決めました。

それには、まずは日本語の「リト」をドイツ語に翻訳しなくてはなりません。

ドイツに住んでいるけれども、ドイツ語をきちんと勉強した事も、翻訳なんてしたこともない私です。
そんな大仕事なんて出来ないと思ったのですが、ありがたいことに、この夢を応援してくれる友人もいてくれて、勇気をくれました。「ひとりじゃ無理だけれども、グループになってみんなで協力すれば、できるよ」ということになりました。ひとりじゃないって嬉しい。すぐに私達は「リトの会」を立ち上げました。

まずは、お友達の久子さんが、ドイツ人でデュッセルドルフ大学で、日本語を学んでいるラウラさんを紹介してくれました。

ラウラさん、何度も日本に行った事があって、大学ヘ留学もしたことがあるそうです。

お会いしたこともないし、作者のかっこちゃんをまだ「リト」を読む前だったのに、「全力で頑張ります!」とメッセージが来て、すごく心強くなりました。

そして、ラウラさん、オンラインを通して知り合ったのだけれど、素直で優しい本当に素敵な大学生でした。日本語もとても上手で、日本語で普通に会話もできるのです。
「ラウラさん、素敵でかわいすぎる!まだ翻訳も始まっていないけれども、ラウラさんに出会っただけでリトの会を立ち上げて良かった。…」思わず、そう思ってしまいました。

「この本を星の王子さまみたいにしたいです」と言ったら、ラウラさんは星の王子さまの本も引っ張り出して、読み直してくれたようです。

そんなこんなで始まった翻訳作業。ペースもだいたいわかって来て、ゆっくりですが進み始めました。
本を訳するって簡単なことではないのです。素敵な本ほど、訳するのは難しい……。ひとつの単語でも、時にはずっと考えてしまったり、何度も見直しをしなくてはならないので、大変な作業です。
私には、お門違いな仕事ですが、日本語が読めるラウラさんや、文法を直してくれる夫もいるし、笑顔で明るい久子さんも助けてくれます。すごくドイツ語の勉強になるのがありがたく、日本とドイツ人の共同グループで、和気あいあいと楽しくやっています。

はじめたのなら、絶対に最後までやって、「リト」をドイツに、世界に羽ばたかせますね。

リトは実は背中に茶色の天使の羽のような模様があるのです。リトは羽があるのだから、きっと世界中を飛んでいけるはずです。

このブログでも度々、登場してくれているかっこちゃん(山元加津子さん)。

かっこちゃんがなんと自分で出版社を作り、文章のみならず、絵も描いたという新しい本が出来上がりました。

本のタイトルは「リト」。実はかっこちゃんが今、飼っている子犬の名前もリト君と言います。リトは星の王子さま(英語だとリトルプリンス)から名付けられたそうです。

そんな小さな子犬のリトが冒険をしながら、かけがえのない仲間と出会い、また流行り病も起こっていく中、リトもまわりの人たちも大切なことに気が付いていくという内容で深いメッセージが込められた本です。

このかっこちゃんの新刊「リト」が先週の9月2日に全国に発売日だったのです。そして、全国だけでなく、同時にドイツにも発送していただいたので、今、楽しみに本が届くのを待っています。

まだ手元に、本はないのですが、私はオンラインでのかっこちゃんのチャリティーお話し会に参加したので、PDFという形で「リト」を読むことが出来ました。


待ちにまったかっこちゃんの新刊だったので直ぐに、パソコンを開いて読みました。

最初に可愛い子犬のリトの絵が描かれていました。これは優しい子どもの本なのかと思いきや、そんなことはないです。

養護学校時代の色々な経験と世界中を駆け回って沢山の人を見てきたかっこちゃんだからこそ書ける深い想いや気付きが沢山、書かれていました。

最近、私のまわりで天地がひっくり返るようなことが起こって、もう人が信じられないくらいな気持ちだったのですが、それを励ますようなことが、本の中に書かれていました。
「いらないものは何ひとつなく、起こることも出会うことも存在することも、みんな必要で起きている……」

涙が出る。。。大丈夫、大丈夫。全てが必要だから、ここに今、私がいるんだと思ったら、身体の奥からあたたかいものを感じました。

そして「かけがえのないもの」という言葉が、この本には何度も出て来ます。「かけがえのないもの」ということはどういう事でしょう。リトもまた、本の中でかけがえのない仲間たちに出会いました。これまた涙なしでは読めません。

そして、この本では、科学者の村上和雄先生の文章も出て来ます。村上先生の書かれていることもとても心に響きました。

かけがえのない仲間を大切にして、人間も動物も植物も、この地球でひとつの大きな命となって生きていくというのは、今ここに生きている私達の大きな課題なのだと思います。

ぜひ、可愛い子犬のリトとワクワクしながら一緒に冒険できる「リト」を手にとって読んでみてください。(ここをクリック!)

そして最後に。私にとって、大切な1冊となった「リト」の本。それは、本当にタイトル通りに「星の王子さま」のような本でした。
星の王子さまのように「リト」が世界に羽ばたいて、沢山の人に読まれる本になることが、かっこちゃんの心からのお願いです。泣き虫のかっこちゃん、お話し会でもポロポロと泣きながらその熱い想いを語ってくれました。

かっこちゃん、私も自分の出来る限りで、応援していきたいと思います。


金色に輝く麦畑からはじまり、同じく金色の麦畑で終わる物語。最後は、金色の麦畑が、心の中であたたかく輝きます。。。

金曜日は毎週、楽しみにしている音楽学校に行く日です。音楽学校は、町の中心部にあるので、少なくとも週に1回は、私は人通りの多いにぎやかな場所に行きます。

そして、今日はそんな金曜日。音楽学校で授業があったので、帰り道、町中を歩いていました。
そうしたら、突然、道端を歩いていた女性から声をかけられました。その女性は、ある病院を探していて、たまたま目の前にいた私に道を聞くために声をかけたのでした。

私は、マスク越しに見えるその方の目や、声を聞いた後に、「あっ!この方、知っている」って思いました。
私達は、以前にもこうやって出会って、お話しした事があるという事を……。

「私達、前に駅で知り合って、電車の中でお話ししたことがなかったですか?」
って聞きました。もう9ヶ月も前に、出会って電車でずいぶんお話ししたのに、名前を聞くのさえ忘れたあのエクアドルの女性の方(このブログの1月15日に書いてあります)だって気がついたのです。

http://amadeus.jugem.jp/?eid=1616


「ああっー、あの時の……」
それから、お互いにマスクをとって、顔を確認して、またこんな風に出会えたことの奇跡と喜びをお互いに感じました。

「こんな風にふたたび出会えるなんて、なんて世界は狭いのだろうね」

私達は、また会えるなんてこれは不思議だし、嬉しいので、お友達になろうということになりました。
そして、やっと自分たちの名前と電話番号を交換しました。彼女の名前はスザーナと言いました。「スザーナ。素敵な名前だね」そして、私の名前も教えました。
「あなたの名前はエリカって言うのね。私のエクアドルのファミリーにもエリカっているのよ」

「南米のエクアドルにも私と同じ名前の人がいるの?」
「そうよ。エクアドルにも、エリカという人はいるの」なんだか、遠くて想像もつかないエクアドルの国がすごく近くに感じました。

そして、スザーナがバックをガサゴソして、お友達になった記念に、手作りマスクをあげたいと言われ、新品のマスクを手渡してくれました。身体が強くない彼女が考えて作ったちゃんとフィルターも縫われた本格的なマスクです。スザーナは縫い物が得意で、マスクは30個も作ったそうです。

「すごく嬉しい。ありがとう!」

きっとまたこれからも、私達は会ってお話ししたりすることになるでしょう。

やっぱり会える人には、どんなに人がいっぱいいても、宇宙の計らいによってまた会えるんだなぁってびっくりしました。


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