昨日は、母のお誕生日で、母が70歳になりました。前回に書いた村上春樹さんと同年代です。

そういえば、村上春樹さんの本を初めて読んだのも、母の本箱から「ノルウェイの森」やら「風の歌を聴け」という本を読んだのがきっかけです。
本の感想を当時、母に聞いたら「同年代」すぎて読むのが辛いと言っていたし、確かに、母の昔の親友が「ノルウェイの森」の直子にそっくりな気がしてならならなかったです。

そんな母の過去のこと、無意識に背負ってしまった娘の心知らず、最近、聞いたら「そんな事を言ったっけ?」と明るく言われました。

お誕生日だったので、さっそく日本に住む母に電話してみました。家には、実習がお休みというアマデウスがいたので、電話に代わってくれました。
たどたどしい日本語で、アマデウスが「お誕生日おめでとう」を伝えていました。

でも、普通はおばあちゃんと言う所を「茶色のおばあちゃん」と我が家の子ども達は言うのは知っていたのですが(髪が茶色だったから?!)、最後は、母に向かって「かおる〜」って、下の名前を呼びつけて言うのが可笑しかったです。名前を覚えてくれるのは嬉しいけれども……。そんなアマデウス。照れてずっと、ニヤニヤしていて可愛いかったです。

母は苦手なものは「育児と料理」とずっと言っていたのですが、そんな事は私はどうでも良くて、小さなころから、人間として、もっと本質的な所がとても好きでした。

そして、今日はかっこちゃん(山元加津子さん)もお誕生日です。60歳を超えても、いくつになっても可愛い女の子のようなかっこちゃん。いつも優しいかっこちゃん。出会えて嬉しいです。今、かっこちゃんはニューヨークに講演会で行っています。毎日、アメリカ滞在日記をメルマガで読むのが楽しみです。



アマデウスが作った不細工な熊さん

ハナルナが作った、不細工どころか立てないライオン


夫がイギリスから来た、「Voces8」と言うアカペラのグループのコンサートに行って感激して帰って来ました。

だったら私も、次のコンサートに行こうとコートを着たところで、コンサートの日を間違えている事に気が付きました。

明日の水曜日に夜の7時半から、エッセンという町のEssen Domでコンサートがあるそうです。

日本語では、ヴォーチェス8と言って、You Tube Musik でも聞けます。
本当に美しく歌声で、聞くと目の前にイギリスの荒野が広がります。

村上春樹の小説もエッセイも好きです。

久しぶりにまた「ノルウェイの森」も読み直しています。
死と喪失感という重いテーマの中、ワタナベ君とミドリの会話が度々、出てくるのですがウイットに富んでいて、クスッと笑ってしまいます。


「君が大好きだよ、ミドリ」
「どのくらい好き?」
「春の熊くらい好きだよ」
「春の熊?」と緑がまた顔を上げた。「それ何よ、春の熊って?」
「春の野原を君が一人で歩いているとね、向こうからビロードみたいな毛なみの目のくりっとした可愛い小熊がやってくるんだ。そうして君にこう言うんだよ。『今日は、お嬢さん、僕と一緒に転がりっこしませんか』って言うんだ。そして君と小熊で抱き合ってクローバーの茂った丘の斜面をころころと転がって一日中遊ぶんだ。そういうのって素敵だろ?」
「すごく素敵」
「そのくらい君のことが好きだ」


        *


「どのくらい私のこと好き?」と緑が訊いた。
「世界中のジャングルの虎がみんな溶けてバターになってしまうくらい好きだと」と僕は言った。
 



ジャングルの虎がバターになった絵。何度も読んだ「ちびくろ・さんぼ」。

「ノルウェイの森」ワタナベ君の返答がなんだか意味不明だけど、可愛くて、面白いと思って、私もミドリと同じ質問を夫とニコに、どんな答えが返って来るか聞いてみたんです。

「どのくらい私のこと好き?答えて!」

夫は、その質問、面倒くさいし困ったという顔をしました。
「どのくらいって言われても。。。。どのくらいかというと、君の体の大きさと体重くらいだね。」
「それは………、ずいぶんと重い愛ってことでしょうか(笑)。『好き』って体の大きさと一緒だったんだね」

なるほど。私の外側には私という存在はいないものね。素直に頷いていたら、それを聞いていたニコがまっすぐにこっちを見て

「ママ、僕は何億×何億も……宇宙の果てまでママが好きだよ。だって、愛はね、境界線がないんだよ!」と答えました。

おおっ〜、ニコの答えが愛がいっぱいすぎて凄すぎます。

それにしても、村上春樹も夫も、タジタジするくらいストレートな表現を、こんな小さい子どもが言うなんて驚きです。


我が家の子ども達、ドイツ生まれのドイツ育ちなのにパンがあまり好きではないようです。それだけじゃなくて、男の子達はチーズ、サラミ、ハム、ジャム、バター嫌い。これでは、パンに付けるものがほとんどありません。

ということもあって最近、おにぎりブーム。ハナルナも今日はおにぎりを学校に持って行きました。
ニコも夜に、おにぎりを3つとか食べてしまいます。ふりかけおにぎりがいいとのこと。

私は梅干しおにぎり。去年、かっこちゃんのツアーに来ていた方達から手作りの梅干しなどを頂いて、それがとても美味しくて、気がついたら「梅干しおにぎり」が大好きになってしまいました(日本からのお土産、本当にありがとうございました)。

実はドイツにも、ビオのお店に梅干しが
売られているんです。


瓶の中に、ビオの梅干し。でも瓶の大きさ間違えたのってくらいしか量が入っていないし、値段は梅干しがちょっとで9ユーロぐらい。高級。。。


ちなみに蕎麦は200グラムで6ユーロほど。うわわ、こっちも値段は高いです。
「この夏、思いきり蕎麦を食べてもらいたい」と美味しい蕎麦を日本から送ってくれる母にもう、泣きそうです。。。

結局、お醤油と豆腐しか買えなかったけれども(それでも1000円はしてる)、やっぱりお豆腐のお味噌汁とか食べるとしみじみと落ち着く美味しさです。


昨日は、学校の会議用にこんな物を作りました。夏野菜のラザニアと、アスパラのサラダとチェリーのティラミス風デザート。
特にデザートが、好評だったみたいで、あっという間になくなったそう。
このデザートは、私が考えたレシピなんです。

泡立てた生クリーム1パック、シュマントというチーズ1パック(小)、マスカルポーネチーズ1パック(250グラム)、固さ調節のためミルク少々、卵1個(メレンゲにした卵白と黄身を分ける)と粉砂糖(大さじ4くらい?)を適当に混ぜると「ええっ」と思うくらい美味しいクリームになリます。

ティラミスに使うビスケットをコーヒーに浸して、ティラミス風でもいいのだけど、チェリーの瓶を買って、コーヒーの代わりに瓶の中のチェリーのジュースを使ってみました。クリームと浸したビスケットの層になっています。
上にはチェリーとダークチョコレートを削ってかけてます。

季節のイチゴを潰してピューレにしても、すごく美味しいと思うので次回、イチゴ版やってみたいです。

今日は久しぶりに午前中、ひとりになってホッとしています。「お腹空いたーー。何か食べたい〜」と騒ぐ子どもたちがいないので(笑)……。


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